大引けの日経平均は22,529.29円の90.64円高、TOPIXは1,557.24ポイントの0.01ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は594、値下がり銘柄数は1,496。出来高は11億7,582万株、売買代金は2兆2,220億円。
上海株が8日続伸となり、後場の日経平均は上げ幅を拡大したが、都内の感染者が220人以上で1日当たり過去最多と報じられたため、終盤鈍化した。
昨日のナスダックが最高値を更新したことに加えて、中国アリババが傘下の金融会社のアント・フィナンシャルを年内にも香港市場へ上場準備の観測報道で買われたため、ソフトバンクグループは含み益拡大期待で高い。
ソニーや新光電工など電機株も上昇。
ファミリーマートが伊藤忠商事による完全子会社化で上場廃止となるため、代わりに日経平均に採用されるという予想で名前が挙がったカカクコムやスクウェア・エニックス、ZOZO、サントリー食品(2587)が物色人気を集めた。
半面、三井不動産を始めとした不動産株と日本製鉄などの鉄鋼株は売られた。
イオンフィナンシャルは第1四半期が営業赤字で、年間配当計画を23円(前期比45円減配)としたため、急落した。
業種別上昇率上位は情報通信、情報通信、電力ガス、電機、証券、非鉄で、下落率上位は空運、不動産、鉄鋼、金属、海運。