TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 円高進行一服に伴い、小幅高に。ソフトバンクGやNEC、富士通が買われ、リターンリバーサルで不動産株も上昇。ソニーと半導体関連は安い
速報・市況2020年8月19日

☆[概況/大引け] 円高進行一服に伴い、小幅高に。ソフトバンクGやNEC、富士通が買われ、リターンリバーサルで不動産株も上昇。ソニーと半導体関連は安い

大引けの日経平均は23,110.61円の59.53円高、TOPIXは1,613.73ポイントの2.88ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,115、値下がり銘柄数は954。出来高は9億1,533万株、売買代金は1兆6,966億円。
米国ではコロナ追加経済対策を巡る与野党協議が膠着し、景気悪化懸念から長期金利が低下したため、ドル安円高が進んだ。
1ドル=105円台前半の円高を受け、日経平均は下落して始まったが、円高進行一服に伴い、小幅高に持ち直した。
ソフトバンクグループはアマゾンなど米大手IT関連を多数保有と報じられ切り返した。
米国でアマゾンやアップルなどの大型IT関連株が買われた影響で、NECと富士通にも物色が波及した。
その他、リターンリバーサルの観点から三井不動産(8801)や野村不動産も上昇した。
ユーグレナは新型コロナウイルスに対する標準抗体の作製に成功したことで急騰した。
半面、ソニーは物言う株主の離脱で下落。
半導体製造装置の東京エレクトロンやアドバンテスト、半導体製造用マスクブランクスのHOYAも売られた。
業種別上昇率上位は不動産、ノンバンク、空運、ゴム、陸運で、下落率上位は紙パルプ、精密、電機、機械、金属。

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