在宅が解け出社し始めた友人が、オンライン会議が増え圧倒的に社内の会議室が不足している上に、回線混雑で画面が固まるなど色々不具合が生じているとぼやいていると、もう一人の友人がオンライン会議場所として時間貸しプラットフォームの「スペースマーケット」(スペースマーケット、4487・東マ)を利用していると話し始めました。

ホテル客室や、1時間1コインで利用可能なスペースなど、完全個室、Wi-Fi完備でテレワークに適したスペースが掲載されているそうで、HP上にあるテレワーク特集ページから検索をかけて利用しているとのこと。実際にのぞいてみると東新宿10人着席可能、プロジェクター、スクリーン、ホワイトボードのほかZoom撮影用照明まで完備され1時間890円からや、六本木1人作業用個室、電源・防音完備1時間500円など、用途に合わせて使い分けが出来そうなスペースがずらり。スペースマーケットを利用してからオンライン会議場所不足が解消しただけでなく、社内雑音や社内秘漏洩などの心配もなくなったと教えてくれました。

これまでスペースマーケットにはインドア花見や、プライベートBBQなど、イベント時に利用するサービスという印象が強かったのですが、1万4,000件という多様な掲載スペースを目にし、その利用方法は無限大なのだなと認識を改めました。

貸す側は休眠状態の空きスペースを有料で1時間単位から貸し出せ、借りる側は手間なく希望するスペースを利用することができる、まさにwin―winのマッチングサービスを展開するスペースマーケット。スペース貸しの市場規模は2030年度には3兆5,000億円になると予想される中で、今後更に掲載スペースを増やし市場の雄となることは出来るのか注目しています。