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コラム2020年10月6日

【本日のマーケット】10月6日(火)

10月6日(火)のマーケット                                                                   

前日の米国市場は反発。トランプ大統領が退院することを好感。また、9月のISM非製造業景気指数が57.8と前月比0.9ポイント上昇し、市場予想の56.3も上回ったことがポジティブ視された。NYダウは前日比465ドル高(1.68%高)の2万8,148ドル。ナスダックではエヌビディアとAMDが買われ、バイオ医薬品のマイオカーディアはブリストル・マイヤーズ・スクイブが買収すると発表し急騰。ナスダック総合指数は前日比257ポイント高(2.32%高)の1万1,332ポイント。本日の東京市場は、トランプ大統領の退院を好感したものの、昨日の上昇で織り込み済という見方から日経平均は小幅続伸でのスタート。米大統領選においてはトランプ大統領の不利は変わらないとの見方で上値は重くレンジの狭い値動き。しかし、大統領選では、バイデン候補が実はインフラ投資拡大や追加経済対策の大規模化をもたらすという評価も出てきており、大統領と上下両院を民主党が制すると、追加経済対策が拡大されるという思惑も働き確りとした展開。大引けの日経平均は121円高の2万3433円。売買代金は1兆9941億円。

新興市場も続伸。ジャスダック平均は小幅続伸。日本ラッドは東大のSD-WAN技術を利用したVPNシステムを販売開始で大幅高。出前館が買われ、チエルが4日ぶりに反発。対して、まぐまぐ、グラフィコは下落。マザーズ指数も続伸。直近IPOのアクシスが2日連続のストップ高。スマレジは月次登録店舗数の拡大が好感された。一方、直近IPO銘柄のrakumo、I-net、トヨクモは反落。マクアケは4日続落。

本日、新規上場3日目となったタスキ(2987・東マ)は、公開価格の約7.5倍にあたる5,060円で初値形成。この初値倍率は歴代9位となる。寄り後、ストップ高となる6,060円まで上昇。同社は新築投資用IoTレジデンスの開発・1棟販売が主力。「不動産テック」関連の側面も持ち、資金吸収額2億円台の軽量案件。

チャート上では2万3400円台で推移。各移動平均線の上方での株価位置。

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秋相場 銘柄選別「2つの切り口」
日本証券新聞10月7日(水)紙面1面TOP記事掲載

決算&経済対策 関連株、押し目狙い有利

6日の東京株式市場は前日のNYダウ465ドル高を受けて買い優勢でスタート。日経平均は一時、129円高の2万3,441円まで上昇した。大引けは121円高と続伸。根強い物色マインドが続いている。戻り抵抗感のある2万3,600円台前後の水準を突破して、2万4,000円にトライするかどうかが、ここからの焦点となる。秋相場での収穫を狙って銘柄を選別する際、注目したいのが「決算」「経済対策」という2つの切り口。これに関連する銘柄は押し目狙い一貫のスタンスが有効だ。

OSG 決算発表で新局面入りも 受注回復の「先行銘柄」に

株式マーケットは10月後半から、3月期決算企業の第2四半期累計(2Q累計=今年4~9月)の決算発表シーズンに入る。足元では小売りを中心に2月期決算企業の2Q累計決算開示が今月中旬にかけ相次ぐが、この中にあって製造業では9日引け後に安川電機(6506)が決算を発表する。設備投資関連銘柄の先行きを探るフロントランナーとして株式市場の注目度は高い。

株価の位置や方向をも踏まえてマークしたいのが10月9日に今11月期第3四半期累計(3Q累計=昨年12月~今年8月)決算を発表する精密切削工具大手のオーエスジー(OSG、6136)だ。

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今日の市況概況
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10月6日(火)☆[概況/大引け]

続伸。退院したトランプが選挙戦で巻き返すという見方がある一方で、バイデンをインフラ投資拡大や追加経済対策の大規模化で評価する見方も

大引けの日経平均は23,433.73円の121.59円高、TOPIXは1,645.75ポイントの8.50ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,152、値下がり銘柄数は923。出来高は9億8,971億円、売買代金は1兆9,941億円。
トランプ大統領の退院を受けて、日経平均は続伸。
トランプが選挙戦で巻き返すという見方がある一方で、法人税増税で株安要因と見られてきたバイデン大統領が、実はインフラ投資拡大や追加経済対策の大規模化をもたらすという評価も出てきている。

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