TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反発。ソフトバンクGがスローモーションMBO協議観測で高く、レーザーテックはみずほ証券の格上げを好感。電気自動車関連の日産と東光高岳が上昇
速報・市況2020年12月9日

☆[概況/大引け] 反発。ソフトバンクGがスローモーションMBO協議観測で高く、レーザーテックはみずほ証券の格上げを好感。電気自動車関連の日産と東光高岳が上昇

大引けの日経平均は26,817.94円の350.86円高、TOPIXは1,779.42ポイントの20.61ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,457、値下がり銘柄数は625。出来高は10億9,690万株、売買代金は2兆3,361億円。
米国株上昇と日本の10月の機械受注(船舶・電力を除く民需)が前月比17.1%増となったことを受け、日経平均は4日ぶりに反発した。
ソフトバンクグループ(9984)が少しずつ発行済み株式を買い戻すという新たな戦略「スローモーションMBO」を協議していると報じられ上昇したことも寄与した。
レーザーテックは、みずほ証券がEUV向け受注が2021年前半から再加速すると予想し、投資判断を「中立」→「買い」に引き上げ、野村証券が目標株価を引き上げたことも好感された。
東京都が2030年にガソリン車の販売ゼロを求めたため、電気自動車の販売拡大期待で日産自動車が買われ、電気自動車用急速充電器の東光高岳が急騰した。
一方、日本電産は3日続落となり、東京エレクトロンと再生可能エネルギー関連のレノバが反落し、オンライン診療関連のエムスリーが安い。
水素関連で昨日賑わった岩谷産業は一服となった。
業種別上昇率上位は空運、非鉄、海運、紙パルプ、機械で、下落は証券、石油、電力ガス。

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