2月2日(火)のマーケット
前日の米国株式市場は反発。個人投資家の投機的な買いが銀相場に向かった影響で、株式市場は混乱が軽減されるという見方から2月1日の米国株式市場で主要3指数は反発。NYダウは229ドル高(0.76%高)の30,211ドル。ナスダック総合指数は前日比332ポイント高(2.55%高)の13,403ポイント。
本日の東京市場は、米国市場の反発を受けて続伸でのスタート。日経平均先物がマイナス圏となる時間帯も見られたが、好業績銘柄を中心に確りの展開となった。特に前引けにかけてデンソー(6902)が業績上方修正で買われ、10日に決算発表を予定しているトヨタにも連想買いが入った。大引けの日経平均は271円高の2万8,362円。売買代金は2兆5,772億円。TOPIXは17ポイント高の1,847ポイント。
新興市場も続伸。ジャスダック平均は続伸。ニッポン高度紙は大幅続伸。田中化研は数十億のライセンス収入があったことが親会社の住友化学の決算説明会で判明し物色された。医療施設型ホスピスのアンビスは業績上方修正で急騰。一方でワークマン、サン電子が下落。マザーズ指数も続伸。バルミューダ、BASE、アンジェスが買われ、グランディーズがストップ高。対して、KaizenPFとJTOWERは反落。
チャート上では、ギャップアップでほぼ高値引けの陽線。先日の25日移動平均線回復に続き、5日移動平均線(2万8,189円)も上抜けとなった。
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【「女性活躍」がESG投資のカギに】
日本証券新聞2月3日(水)紙面1面TOP記事掲載
資生堂急伸の“隠れた注目点”!?
米国で生じた“ロビンフッダーの乱”を起点とした前週の波乱局面もいったん収束。日経平均の戻り率は、1月25日高値からの下げ幅(1,158.90円)に対し6割に達してきた。全般堅調展開となった2日の東京市場でも、ひと際目立ったのは資生堂(4911)。一時7.4%高で売買代金も13位浮上だが、手掛かりは好決算だけではない(関連記事)。
資生堂の「隠れた注目点」は・・・
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今日の市況概況
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2月2日(火)☆[概況/大引け]
バイデン大統領がコロナ対策で妥協しない姿勢を強調し、日経平均は続伸。ソニーは音楽配信事業買収で高い。アップルの電気自動車関連の思惑でチタン工業ストップ高
大引けの日経平均は28,362.17円の271.12円高、TOPIXは1,847.02ポイントの17.18ポイント高。値上がり銘柄数は1,730、値下がり銘柄数は379。出来高は11億6,898万株、売買代金は2兆5,772億円。
バイデン大統領が新型コロナウイルス経済対策で、共和党の穏健派議員団と協議したが、妥協しない姿勢を強調したことが好感され、日経平均は続伸となった。
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