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コラム2021年2月16日

【本日のマーケット】2月16日(火)

2月16(火)のマーケット                                                                   

前週末の米国株式市場は大統領記念日の祝日で休場。

本日の東京市場は続伸でのスタート。3万円の大台超えとなっても買いの勢いが継続し、ファースリテイリングが10万円乗せとなる等、指数寄与度の高い値がさ株中心に上昇し日経平均を押し上げ。先物中心に買い進まれ一時は630円高の3万714円まで上昇を見せた。14時30分過ぎに中国が米国国防向けレアアースの輸出制限を検討と伝わり、米中摩擦再燃が懸念され先物から急失速。大引けにかけて持ち直したが急速な上昇と相まって、利益確定売りも見られた。大引けの日経平均は383円高の3万467円。売買代金は3兆252億円。TOPIXは11ポイント高の1,965ポイント。

新興市場はまちまちの展開。ジャスダック平均は小幅に続落。ズームは好決算を受けストップ高。EC総合支援サービスのEストアーは業績上方修正で続騰。フィスコも上昇。一方でニッポン高度紙、シンバイオ製薬やラクオリア創薬は下落。マザーズ指数は小幅に4日続伸。INCLUSIVEは堀江貴文氏に第三者割当増資を行うことでストップ高。QDレーザとKaizenPF、エネチェンジが大幅高。対して、メルカリとココペリは下落。

チャート上では、ギャップアップから上値追いとなりボリンジャーバンドの+3σ(3万674円)にタッチし、頭を抑えられた格好。流石に急ピッチの上昇の調整か。

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日経平均3万円の“裏側” 2銘柄で4,000円押し上げ
日本証券新聞2月17日(水)紙面1面記事掲載

NT倍率上昇時の対処法

止まらない日経平均。16日は一時630.37円高の3万714.52円まで買われ、この一両日で1,000円高を超える場面があった。問答無用の上げ相場ではあるが、ここから強気で臨むにも、あるいは慎重に対処するにも、押さえておきたいポイントがある。

31年ぶりの高値追いに関わらず、東証1部の昨年来高値銘柄が100と意外に少なく、16日は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っている。大型株主導の流を反映したものだ。日経平均上昇寄与度を見ても、ファーストリテイリング(9983)が109円強、ソフトバンクグループ(SBG、9984)が90円弱。コード番号の並んだこの2銘柄だけで199円強押し上げた格好だ。

日経平均は昨春の大底(3月19日)から、3万円乗せした直近15日まで「1万3,531円」上昇しているが、東海東京センター試算によると、この間でファーストリテの寄与度が2,141.2円、SBGも1,589.5円に達し、2銘柄だけで「3,730.7円」押し上げたことになる。

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今日の市況概況
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2月16日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は383円高の30,467円。ファーストリテが初の10万円乗せ。銀行が賑わい、海運と非鉄も高い

大引けの日経平均は30,467.75円の383.60円高、TOPIXは1,965.08ポイントの11.14ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は846、値下がり銘柄数は1,251。出来高は14億970万株、売買代金は3兆252億円。
日経平均は続伸。一時30,714円(630円高)まで上昇したが、終盤、利食い売りにより上げ幅を縮めた。

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