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アカツキ(3932)が3月17日、マザーズに新規上場する。
スマートフォン(スマホ)向けゲーム開発・運営会社。2010年、ディー・エヌ・エー(2432)で広告営業を担当した当時27歳の塩田元規社長と、25歳でアクセンチュアにいた香田哲朗取締役が創業した。
企画から運用、マーケティングまでをすべて自社で手掛けるオリジナルタイトルをこれまで16本リリース。加えて、昨年1月にリリースした「ドラゴンボールZドッカンバトル」のように、アニメやマンガなどで既に高い知名度を持つキャラクター(IP、Intellectual Property、著作権の知的財産)を使用した「他社IP利用タイトル」も手掛ける。
他社IP利用タイトルはオリジナルタイトルよりも収益配分比率は小さい。一方で、イラスト費やプロモ―ション費が低減できるほか、サービス開始直後から一定数のユーザーが確保できるなどのメリットがある。
「ドラゴンボールZドッカンバトル」はバンダイナムコ(7832)との協業。リリース開始からわずか2カ月で1,000万ダウンロード、6カ月で2,000万ダウンロードに到達した人気タイトルだ。今16年3月期の第3四半期時点で同タイトルが全体売上高の51%を占めるなど、同社の稼ぎ頭でもある。
今期でようやく創業6期目。前期までの5期は連続で売り上げ2―4倍増との急成長が続いた。今期業績は16%増収とペースダウンするが、他社IP利用タイトルの成功もあり、経常利益は2倍増を計画している。
[本紙2月24日付2面]
アカツキ(3932)が3月17日、マザーズに新規上場する。
スマートフォン(スマホ)向けゲーム開発・運営会社。2010年、ディー・エヌ・エー(2432)で広告営業を担当した当時27歳の塩田元規社長と、25歳でアクセンチュアにいた香田哲朗取締役が創業した。
企画から運用、マーケティングまでをすべて自社で手掛けるオリジナルタイトルをこれまで16本リリース。加えて、昨年1月にリリースした「ドラゴンボールZドッカンバトル」のように、アニメやマンガなどで既に高い知名度を持つキャラクター(IP、Intellectual Property、著作権の知的財産)を使用した「他社IP利用タイトル」も手掛ける。
他社IP利用タイトルはオリジナルタイトルよりも収益配分比率は小さい。一方で、イラスト費やプロモ―ション費が低減できるほか、サービス開始直後から一定数のユーザーが確保できるなどのメリットがある。
「ドラゴンボールZドッカンバトル」はバンダイナムコ(7832)との協業。リリース開始からわずか2カ月で1,000万ダウンロード、6カ月で2,000万ダウンロードに到達した人気タイトルだ。今16年3月期の第3四半期時点で同タイトルが全体売上高の51%を占めるなど、同社の稼ぎ頭でもある。
今期でようやく創業6期目。前期までの5期は連続で売り上げ2―4倍増との急成長が続いた。今期業績は16%増収とペースダウンするが、他社IP利用タイトルの成功もあり、経常利益は2倍増を計画している。
事業内容 | スマートフォン向けソーシャルゲームの企画・開発・運営 |
---|---|
本社 | 東京都目黒区1-1-5 |
代表者 | 塩田元規 |
設立 | 2010年6月 |
上場前資本金 | 7億93万円 |
発行済株式数(上場時) | 1,347万2,600株(上場時) |
筆頭株主 | 塩田元規(上場前 39.12%) |
公募株式数 | 2,200,000株 |
売出株式数 | 1,100,000株(オーバアロットメント 495,000株) |
初値 | 1,775円(8.0%安) |
公開価格 | 1,930円(3/8) |
ブックビル仮条件 | 1,800〜1,930円(2/26) |
ブックビル期間 | 3月1日〜3月7日 |
引受証券 | 野村(主幹事)、大和、みずほ、いちよし、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、岩井コスモ、SBI、マネックス |
売上高 | 経常利益 | 1株利益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|
2014/3 | 2,136百万円 | 554百万円 | 34.61円 | ー円 |
2015/3 | 4,344百万円 | 593百万円 | 33.05円 | ー円 |
2016/3(予想) | 5,039百万円 | 1,332百万円 | 53.88円 | ー円 |
[本紙2月24日付2面]