9時8分時点の日経平均は29,714.84円の72.15円高、TOPIXは1,957.97ポイントの1.16ポイント安。
前日のNYダウは初の3万4,000ドル乗せとなったが、日本では東京五輪の中止リスクや感染拡大が警戒されているため、日経平均は上昇は小幅にとどまり、TOPIXは小幅安となっている。
米国でエヌビディアやAMDが買われた影響で、レーザーテックや東京エレクトロンが反発。
米国の経済指標が良好でNY原油先物が4日続伸となったため、石油関連は高い。
一方、東芝は経営陣が英投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」から受けている買収提案について、反対する方向で調整していると報じられため、売られている。
富士フイルム(4901)は中期経営計画を発表したが、サプライズがないと受け止められ、株価は下落。
昨日上昇の目立った日本郵船を始めとした海運株は反落している。
業種別上昇率上位は鉱業、その他製品、石油、精密、ガラス土石で、下落率上位は海運、鉄鋼、銀行、空運、陸運。