大引けの日経平均は29,188.17円の679.62円高、TOPIXは1,922.50ポイントの34.32ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,822、値下がり銘柄数は287。出来高は10億8,355万株、売買代金は2兆2,746億円。
日経平均は反発し、2万9,000円を回復した。
米国株反発に加えて、オランダの半導体製造装置メーカーのASMLが年間売上高見通しを1月時点の10%増収から30%増収に上方修正したことで、レーザーテックや東京エレクトロン(8035)など値がさの半導体製造装置株に連想買いが入ったことが貢献した。
東芝は、英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズが買収提案を中止したが、米ベインキャピタルが買収案の策定を検討していると報じられたことで反発した。
海運大手は野村証券が業績予想を上方修正し、目標株価を引き上げたことが追い風となった。
一方、空運はさえない。
コロプラは任天堂から特許権侵害訴訟で損害賠償額が引き上げられたことで売られた。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、電機、機械、精密で、下落は石油、空運。