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コラム2021年6月1日

【本日のマーケット】6月1日(火)

6月1(火)のマーケット                                                                   

5月31日の米国株式市場は戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)の祝日で休場。

本日の東京市場は、反発スタート。寄り後に、215円高の2万9,075円まで上昇を見せたが、すぐに上値を抑えられた。買いは続かず10時過ぎには下落に転じ、先物主導で下げ幅を拡大。一時は、248円安の2万8,611円まで急落するも、その後は下値を切り上げた。日経平均は小幅続落となったが、東証1部では値上がり銘柄数の方が多く、TOPIXは反発。大引けの日経平均は45円安の2万8,814円。売買代金は2兆442億円。TOPIXは3ポイント高の1,926ポイント。

新興市場はまちまちの展開。JASDAQは4日続伸。既設配線で高速データ通信を可能にするモジュールのシキノハイテックは大幅高。ジオコードは中堅・中小企業の支援でライトアップと業務提携し買われた。一方で、ランシステムは反落し、イメージワンは続落。カイノスも下落。マザーズ指数は反落。Pアンチエイジやスパイダープラスは大幅安。ウェルスナビも下落。対して、データホライゾンは7日ぶりに反発。はてなは業績上方修正で急伸。

チャート上では、長い下ヒゲを伴うが5日移動平均線上に留まった。ローソク足は2日連続で陰線となっており、上値の重さが感じられる。

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“三人っ子政策”でピジョン急反発
日本証券新聞6月2日(水)紙面1面TOP記事掲載

中国富裕層の「日本の子供製品・教育」需要拡大へ 少子化の悩みは日中共通 5年半前との奇妙な一致点も

ピジョン(7956・日足)

米国市場休場を受け様子見気分漂うなか、日経平均は一時248.83円安となる続落歩調。5月28日の急伸分(600.08円高)の9割近くを帳消しにする場面もあった。話題に乏しい1日の市場にあって、一部で注目を集めたのが、朝方9.4%高まで買われたピジョン(7956)だ。育児用品国内トップである同社の前12月期は、中国事業が売上高の35.1%、セグメント利益では67.6%を占める。「中国、第3子容認」との1日付日本経済新聞報道が好感された。

とはいえ、ピジョンはチャートの通り、これまで下落基調を強めていた。31日には昨年3月安値を割り込み、2017年2月以来の安値圏となった。第1四半期決算内容やベビーカー自主回収などが嫌気されたためだ。足元の反発も、まだ「ひとまず日経1面トップ記事に敬意を表してのリバウンド」の域を出ていない。

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今日の市況概況
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6月1日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は下げ渋り。東証1部では上昇銘柄数の方が多く、TOPIXは小幅高。鉄鋼と医薬品は安いが、海運と自動車は高い

大引けの日経平均は45円安の2万8,814円、TOPIXは3ポイント高の1,926。東証1部の値上がり銘柄数は1,361、値下がり銘柄数は733。出来高は9億747万株、売買代金は2兆442億円。
日経平均は反発して始まったが、今週は米国で重要な経済指標の発表が続くため、様子見姿勢となり、買いが続かず続落となった。
ただし、東証1部では値上がり銘柄数の方が多く、TOPIXは下落を免れ、日経平均も下げ渋りを見せた。

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