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IPO2021年6月11日

新規上場紹介 リヴァンプ 6月29日 JASDAQ 経営コンサルやデジタル化支援、企業投資など

リヴァンプ(4070)が6月29日、JASDAQに上場する。

リヴァンプと子会社4社、持ち分法適用関連会社4社の9社のグループで、経営・マーケティング、業務・デジタル&IT、事業経営、投資のそれぞれの事業を手掛けており、企業の中長期的な成長実現を支援している。

経営・マーケティング事業では、主にBtoCビジネスを行う企業に対する実務を支援している。担当業務の最高責任者の業務執行を含む実務支援や、経営戦略の立案、経営企画業務を手掛けており、クライアント先に常駐して職務を執行することが多い。プロジェクト期間を中長期に設定することで安定的な収益が見込めるほか、経営改革の中核を担当することで改革案の実行まで落とし込むことを可能にしている。

業務・デジタル&IT事業では、業務改革などのコンサルティング、システム構築、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援している。システム構築においてはコア機能内製化を支援することで、システム会社に過度に依存しない開発・運用体制構築を目指す。クライアントのDX化もシステム開発責任者支援を通じて推進している。

事業経営事業は同社からの役員派遣をはじめ、会社の状況に応じ同社からの転籍者が経営を担い、経営・マーケティングの実務支援で培った技術を生かして成長を目指す。卵料理のレストランを展開する「エッグセレント」など3社で構成している。

投資事業では、高い成長が期待できる企業に対して自己資金による投資を行っている。先端技術や新たなサービスを手掛けるスタートアップ企業も対象に含まれる。投資先候補企業が属する市場の成長性やシナジーなどを踏まえて投資金額を決めており、売却時期は株式市場の動向をはじめ総合的に勘案して決定する。

2022年3月期業績は、売上高72億5,000万円(前期比5.5%減)、経常利益16億円(同16.2%増)を見込む。(NA)

概要

●事業内容=経営コンサルティングおよび実行支援、デジタル&ITソリューション、企業投資
●本社=東京都港区北青山2-12-16
●代表者=湯浅智之代表取締役社長執行役員CEO
●設立=2005年9月
●上場前資本金=1億円
●発行済み株式数=852万5,180株(上場時)
●筆頭株主=湯浅智之(上場前30.13%)
●公募株式数=28万株
●売出株式数=100万株(ほかにオーバーアロットメントによる売出が19万2,000株)
●仮条件=6月9日に決定
●ブックビル期間=6月 11日から17日まで
●引受証券=野村(主幹事)、SBI、みずほ、SMBC日興、松井、マネックス、いちよし、岩井コスモ

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2020.3 6,928 1,534 145.46 0
2021.3 7,673 1,377 107.10 0
2022.3(予) 7,250 1,600 136.46 未定
※単位100万円、1株利益は円

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