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コラム2021年9月27日

【本日のマーケット】9月27日(月)

9月27(月)のマーケット                                                                   

前週末の米国株式市場でNYダウは3日続伸。前日終値を挟んだ展開で、小幅高となった。セールス・フォースとウーバー・テクノロジーズが買われた。一方、ナイキは新型コロナウイルスの影響でベトナム工場が閉鎖されているため、製品供給不足から通期の売上高予想を下方修正したことで売られた。NYダウは33ドル(0.10%)高の34,798ドル。ナスダックは反落となったが、下げ幅を縮める展開となった。モデルナやビオンテック、ノババックスといったワクチン関連が売られ、半導体関連のエヌビディアや仮想通貨関連のコインベースが安い。半面、テスラとフェイスブック、コストコが買われた。NASDAQ総合指数は前日比4ポイント(0.03%)安の15,047ポイント。S&P500指数は前日比6ポイント(0.15%)高の4,455。

本日の東京市場は、続伸でのスタート。中国恒大集団問題がリーマンショックに発展するとの見方が鎮静化したことや、緊急事態宣言解除が期待された。165円高の3万414円まで買われたが、その後は伸び悩み小幅安での推移となった。東京都が緊急事態宣言解除後も時短要請を検討と報じられ、上値が抑えられた。大引けの日経平均は8円安の3万240円。売買代金は3兆2,582億円。TOPIXは3ポイント安の2,087ポイント。

新興市場はまちまちの展開。JASDAQ平均は小幅続伸。ジーダットは大口受注を発表しストップ高となり、ヤマウHDは上期業績の上方修正で大幅高。SEMITECとイボキンが高い。一方でフェローテックとウエストHD、東映アニメは下落。マザーズ指数は反落。PアンチエイジやHENNGE、日本電解、FRONTEOが軟調、ジーダットやCCT、ジーネクストも下落。対してHyAS&Coが買われ、GMOFGとビジョナルは高値更新。

チャート上では、長い上ヒゲを伴うコマの形状のローソク足。5日移動平均線(3万93円)がサポートとなった。

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「10月に買われる銘柄」とは
日本証券新聞9月28日(火)紙面1面TOP記事掲載

コスモス薬品、スク・エニ、栗田工業に続け

前週末急伸の反動も特に見られず、29日の日経平均は着実な3万円大台固めの動き。キヤノンは4月高値、トヨタも6月高値を更新してきた。28日前後に生じる配当落ち分再投資の先物買いは8,000億円近い規模が観測され、好需給も意識されている。実際、権利付き最終日の日経平均は2019年9月「28.09円高」、昨年3月「724.83円高」、9月「307円高」、今年3月「207.82円高」と連勝中だ。そして、権利落ちとなる29日で(受け渡しベースの)実質10月相場入りとなる。ここでは10月相場の傾向と「10月に買われ(売られ)やすい銘柄」について考えてみたい。

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今日の市況概況
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9月27日(月)☆[概況/大引け]

朝方は緊急事態宣言解除検討が好感されたが、都は解除後も時短要請を検討でもみ合いに。観光関連と銀行が買われ、海運は反落

大引けの日経平均は8円安の3万240円、TOPIXは3ポイント安の2,087ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は736、値下がり銘柄数は1,355。出来高は12億9,346万株、売買代金は3兆2,582億円。
朝方は政府が今月末に期限を迎える19都道府県への緊急事態宣言について、解除する方向で検討に入ったことが好感された。

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