大引けの日経平均は681円安の2万8,771円、TOPIXは43ポイント安の1,986ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は182、値下がり銘柄数は1,981。出来高は13億8,443万株、売買代金は3兆5,442億円。
日経平均は調整。自民党人事が河野氏の処遇などでやや失望されたことや、中国恒大集団の破綻リスクに対して、中国市場が国慶節で休場なので代わりに日本株を売るという動きや、米国キャピタルゲイン増税の適用開始時期の後ズレ思惑で、米国株に対する駆け込み的な売りが警戒された。
日経平均に採用された任天堂の下げが目立ち、村田製作も安い。
海運やメガバンクが下落し、旅行関連も反落した。
SUMCOは公募増資で売られた。
一方、楽天は楽天銀行の上場準備で買われた。
東芝はエリオット・マネジメントの保有積み増しが話題となった。
JCRファーマは業績予想の上方修正と、武田薬品に対するライセンス供与で契約一時金やマイルストーン収入が期待されたことで買われた。
業種別下落率上位はその他製品、金属、倉庫運輸、卸売、機械で、上昇は鉱業。(W)