大引けの日経平均は754円高の2万9,647円、TOPIXは43ポイント高の2,044ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,901、値下がり銘柄数は243。出来高は12億8,590万株、売買代金は3兆2,825億円。
衆院選で自民党が単独で絶対安定多数を確保したため、日経平均は大幅高となった。
野党協力の効果が限定的だったたため、来年夏の参院選挙でも自民党が勝利すれば岸田政権は長期化すると期待された。
レーザーテックは第1四半期の受注が前年同期比4.4倍となり大幅高となり、JTは配当上積みを好感。
自民党が政権公約でベビーシッターや家政士を利用しやすい経済支援を行うと掲げていたため、公約履行期待でポピンズHDは急伸した。
M&A仲介のストライク(6196)は決算が計画を上振れしたことに加えて、意欲的な中期経営計画を発表したためストップ高。
一方、野村HDは減益決算で売られ、HISは2期連続赤字見通しで安い。
関西スーパーはオーケーではなく、H2Oリテイリングの傘下入りとなったことでストップ安となった。
業種別上昇率上位は精密、機械、電機、食品、海運で、下落は証券。(W)