大引けの日経平均は287円安の2万8,437円、TOPIXは15ポイント安の1,975ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は481、値下がり銘柄数は1,607。出来高は11億1,409万株、売買代金は2兆6,680億円。
今晩の米国で11月の消費者物価指数が発表されるが、インフレが加速していると利上げ前倒し観測が強まることや、日本の金融所得課税の強化が警戒された。
レーザーテックが反落し、米国で求人情報サイト子会社を持つリクルートも安い。
HISは2つの子会社がGoToトラベルで給付金の不正受給が疑われる取引があり、調査委員会を設置したことや13日の決算発表が延期となったことで急落した。
マネックスはJPモルガン証券が投資判断を「Underweight」で再開したことで売られた。
一方、日立は英次世代高速鉄道の車両受注で買われた。
パチンコ・パチスロ機向けLSIのアクセルは通期営業減益予想から増益予想に上方修正したことで急伸した。
日水製薬(4550)は、親会社の日本水産が海洋微生物によるオメガ3脂肪酸の生合成経路を解明したことで、海洋微生物による生産事業化の際の恩恵が期待され大幅高となった。
業種別下落率上位はサービス、精密、ゴム、空運、情報通信で、上昇は金属のみ。(W)