TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 中国が利下げしたが上海株への買いが続かず続落となり、日経平均は下げ幅拡大
速報・市況2021年12月20日

☆[概況/大引け] 中国が利下げしたが上海株への買いが続かず続落となり、日経平均は下げ幅拡大

大引けの日経平均は607円安の2万7,937円、TOPIXは43ポイント安の1,941ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は2,051。出来高は11億4,233万株、売買代金は2兆4,541億円。
中国人民銀行が最優遇貸出金利の1年物を3.85%から3.8%に引き下げた。1年8カ月ぶりの利下げに対して、上海株の反応は限定的で、オミクロン株へ警戒や米中対立激化懸念により上海株が続落となったため、日経平均も下げ幅を拡大した。
レーザーテックやソフトバンクグループ、東京エレクトロン、ファーストリテイリングが売られ、メガバンクと証券、ダイキン工業も安い。その他、石油関連とタイヤも下落し、井筒屋はストップ安となった。
一方、任天堂は反発した。
ペプチドリーム(4587)は関連会社のペプチエイドが、新型コロナの変異株が出現しても「ペプチド」を使って対応できる画期的な技術を確立したとテレビ東京の「ガイアの夜明け」で紹介されたことで物色された。
下落率上位は証券、鉱業、ゴム、非鉄、石油で、上昇業種はなし。(W)

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