TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 数日中の侵攻リスクで前場は一時440円安。来週、米ロ外相会談が開催されることになり後場は下げ幅を縮小
速報・市況2022年2月18日

☆[概況/大引け] 数日中の侵攻リスクで前場は一時440円安。来週、米ロ外相会談が開催されることになり後場は下げ幅を縮小

大引けの日経平均は110円安の2万7,122円、TOPIXは6ポイント安の1,924ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は916、値下がり銘柄数は1,166。出来高は11億2,566万株、売買代金は2兆8,069億円。
バイデン大統領がロシアによるウクライナへの軍事侵攻の可能性について、「私の感覚では今後数日中に起こると思う」と述べたため、17日の米国株は大幅続落となり、18日の日経平均は一時440円安の2万6,792円となった。
だが、米ロ外相会談が来週開催される運びとなったため、後場は下げ幅を縮めた。
レーザーテック、東京エレクトロンが売られ、ファナックはBofA証券がFA部門の収益見通しを下方修正し、投資判断を「買い」→「中立」に下げたことで下落した。
トレンドマイクロは今期減益計画が失望された。
一方、高配当の海運は好調を継続し、リチウムイオン電池関連のWスコープに対する物色も続いた。
その他、安値圏にあったZHDに買いが入った。
カテーテル治療用ガイドワイヤーの朝日インテック(7747)は、中国で国産優遇策などの影響が現時点では出ていないことや、小規模な中国工場の設立を検討していることを受け、中国懸念が後退し買われた。
業種別下落率上位は鉱業、ゴム、空運、銀行、石油で、上昇率上位は海運、輸送用機器、医薬品、鉄鋼、その他製品。(W)

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