TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米ロ首脳会談開催の原則合意で下げ幅を縮めたが、米国祝日を控え、戻りは限定的
速報・市況2022年2月21日

☆[概況/大引け] 米ロ首脳会談開催の原則合意で下げ幅を縮めたが、米国祝日を控え、戻りは限定的

大引けの日経平均は211円安の2万6,910円、TOPIXは13ポイント安の1,910ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は621、値下がり銘柄数は1,466。出来高は9億3,859万株、売買代金は2兆3,068億円。
米国のバイデン大統領が「プーチン大統領はウクライナ侵攻を決定したと確信する」と発言したため、日経平均は朝方573円安の2万6,549円となった。
だが、フランスのマクロン大統領の仲介で、米ロ首脳が会談開催に原則合意したため、下げ幅を縮小した。
ただ、今晩の米国がプレジデントデーの祝日で、日本も23日が天皇誕生日のため、相場の戻りは限定的だった。
海運株が売られ、シャープ(6753)は液晶パネル製造会社を再び子会社化することで財務負担が警戒され大幅安となった。SUMCOはSMBC日興証券による格下げで安い。
一方、高配当利回り物色で三菱UFJや通信のソフトバンクが上昇した。
鉄鋼が堅調だった。
業種別下落率上位は金属、海運、陸運、電機、水産農林で、上昇は鉄鋼、銀行、情報通信、小売。(W)

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