TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3日続伸。商船三井は株式分割発表を歓迎。マネックスがストップ高。サハリン関連の三井物産と石油資源開発は下落
速報・市況2022年3月1日

☆[概況/大引け] 3日続伸。商船三井は株式分割発表を歓迎。マネックスがストップ高。サハリン関連の三井物産と石油資源開発は下落

大引けの日経平均は317円高の2万6,844円、TOPIXは10ポイント高の1,897ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,170、値下がり銘柄数は937。出来高は12億4,716万株、売買代金は3兆344億円。
制裁措置に対するロシアからの報復措置が警戒される中、欧州委員会のエネルギー担当委員がこの冬は乗り切ることができると述べたことが支援材料となった。
商船三井は1対3の株式分割を発表したことでにぎわった。
エネルギー価格高騰によるスタグフレーションのリスクが高まっているが、相対的な安全資産として米国債が買われ、長期金利が低下したため、NASDAQが3日続伸となり、東証でもソフトバンクグループや東京エレクトロンが買われた。
マネックス(8698)は、アクティビスト(物言う株主)のオアシス・マネジメントによる株式保有が判明し、株主還元圧力が高まるという見方からストップ高となった。
一方、英シェルがロシアのサハリン2ガス開発から撤退するため、三井物産は下落し、サハリン1関連の石油資源開発も売られた。
業種別上昇率上位は海運、鉱業、サービス、情報通信、電力ガスで、下落率上位は空運、紙パルプ、銀行、水産農林、保険。(W)

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