TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 原油先物100ドル割れと香港株反発を好感。日航は減便による採算改善期待。維新の会が原発再稼働を求める緊急経済対策で東電上昇
速報・市況2022年3月16日

☆[概況/大引け] 原油先物100ドル割れと香港株反発を好感。日航は減便による採算改善期待。維新の会が原発再稼働を求める緊急経済対策で東電上昇

大引けの日経平均は415円高の2万5,762円、TOPIXは26ポイント高の1,853ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,331、値下がり銘柄数は749。出来高は13億3,986万株、売買代金は3兆1,947億円。
日経平均は3日続伸。15日のNY原油先物が約2週間ぶりに100ドルを下回り、3月7日の一時130ドルの高値から1週間で3割下落したため、インフレ懸念が緩和した。
加えて、香港株が反発したことを受けて、日経平均は上げ幅を拡大した。
東京エレクトロンや任天堂、トヨタ、ソニーグループが買われ、三井ハイテックは大幅続伸。
日本航空は減便による採算改善が期待された。
日本維新の会が原発再稼働を求める緊急経済対策を経産相に提出したため、東京電力(9501)が物色された。
東海地方でウェディング事業の展開しているブラスは好決算と自社株買い発表を発表したことでストップ高となり、テイクアンドギヴ・ニーズにも連想買いが入った。
一方、スノーピークは月次売上高の伸び率鈍化で下落し、アスクルは12~2月期が営業減益で売られた。
業種別上昇率上位は空運、サービス、電機、鉄鋼、電力ガスで、下落は水産農林、倉庫運輸、鉱業、建設、ゴム。(W)

関連記事