大引けの日経平均は176円高の2万6,781円、TOPIXは9ポイント高の1,887ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,228、下落銘柄数は548。出来高は11億6,839万株、売買代金は2兆9,671億円。
日経平均は4日ぶりに反発。
日本郵船(9101)は9月末に1対3の株式分割を実施することが歓迎され、川崎汽船は野村証券による格上げが好感された。
20日に自社株買いを発表している東京海上を始めとした損保も高い。
日本製鉄はさらなる値上げ要請で採算改善が期待された。
来月10日に観光入国再開で資生堂やパン・パシフィック・インターナショナル、HISなどインバウンド関連が買われた。
その他、政府の「骨太の方針」に防衛力の抜本強化が盛り込まれるため、三菱重工が物色された。
一方、任天堂が売られ、食品と医薬品、電力ガスなどのディフェンシブ株が安い。
業種別上昇率上位は海運、保険、鉱業、鉄鋼、空運で、下落率上位は電力ガス、ゴム、食品、医薬品、その他製品。(W)