大引けの日経平均は28円高の2万7,943円、TOPIXは7ポイント高の1,947ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,031、下落銘柄数は729。出来高は11億7,458万株、売買代金は2兆6,762億円。
1ドル=132円台の円安を受けて、日経平均は一時2万8,000円を回復したが、輸入インフレが警戒され、終盤は値を消した。
円安を受けてトヨタやホンダなどの自動車株が買われ、米金利上昇でメガバンクも高い。大阪チタニウムと東邦チタニウムの人気は継続。
三菱商事はUBS証券が格上げし、芝浦メカトロニクスはジェフリーズ証券による目標株価引き上げが好感された。その他、Jパワーは三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き上げた。
一方、レーザーテックと東京エレクは売られた。
川崎重工は子会社の不適切行為で会見を開くと伝わり下落。
Sansanやベイカレント、SHIFTなど中小型株が安い。
業種別上昇率上位は鉱業、輸送用機器、石油、非鉄、繊維で、下落率上位は空運、不動産、陸運、サービス、情報通信。(W)