TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は4日続伸で高値引け。重工3社や日揮、石油、商社などエネルギー関連が買われ、不動産株も高い
速報・市況2022年6月8日

☆[概況/大引け] 日経平均は4日続伸で高値引け。重工3社や日揮、石油、商社などエネルギー関連が買われ、不動産株も高い

大引けの日経平均は290円高の2万8,234円、TOPIXは22ポイント高の1,969ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,413、下落銘柄数は356。出来高は13億38万株、売買代金は3兆101億円。
日経平均は4日続伸で高値引け。レーザーテックとソフトバンクグループが買われ、三菱重工と川崎重工、IHIが高い。川崎重工は前日に子会社の不適切行為で会見を開くと伝わり急落したが、検査不正を行った川重冷熱工業の売上規模が連結売上高に占める割合は軽微なことから悪影響は限定的という見方で買い直された。
日揮は、SMBC日興証券がLNGプロジェクトの受注改善確度が高まりつつあると述べ、目標株価を引き上げたため急騰した。
石油関連のINPEXと石油資源開発も物色され、三菱商事を始めとして資源権益を持つ商社も高い。
その他、インフレによる資産価格上昇と経済再開による恩恵期待で三井不動産や住友不動産(8830)も買われた。
一方、海運株は売られ、Wスコープも反落。
大阪チタニウムと東邦チタニウムは一服となり、オープンドアとHISは続落となった。

業種別上昇率上位は鉱業、不動産、卸売、機械、医薬品で、下落は海運、保険、銀行、鉄鋼。(W)

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