大引けの日経平均は218円高の2万6,153円、TOPIXは24ポイント高の1,869ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,515、下落銘柄数は287。出来高は10億9,779万株、売買代金は2兆4,396億円。
日経平均は4日ぶりに反発した。
猛暑とサハリン2接収問題で原発再稼働思惑から東電が年初来高値。原発メンテナンスの東京エネシス(1945)も大幅高となった。
加えて、先週末の急落で権益喪失リスクの織り込みが進んだという見方から三菱商事と三井物産も反発した。
ニトリは第1四半期決算が2ケタ営業減益だったが、足元の既存店売上が好調となっているため買われた。
その他、中小型株物色でラクスやメドピアが高い。
反面、大規模通信障害でKDDIは売られ、ダブルスコープは利食い売りに押された。
なお、三越伊勢丹やJフロントリテイリングは6月度の増収率が5月度に比べて鈍化したことで売られた。
業種別上昇率上位は電力ガス、鉱業、卸売、ノンバンク、証券で、下落は石油、保険。(W)