概況/為替市場2012年6月8日6月7日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。中国人民銀行が景気梃入れを狙って3年半ぶりに利下げに踏み切ったことや、米週間新規失業保険申請件数が前週比で減少したことが好感され、ドル買い優勢の展開に。一時は79円80銭まで上げ幅を拡大し、79円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時31分現在は、1ドル=79円70銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年6月7日6月6日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。円売り介入への警戒感が改めて強まり、欧州勢の参入後に円売り・ドル買い優勢の展開に。欧米株式市場の大幅上昇に連れたリスク志向の円売りや、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で各地域の経済活動が緩やかなペースで拡大が続いているとの見解が示されたこともドル買いの支援材料となり、79円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=79円30銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年6月6日6月5日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米5月ISM非製造業景況指数が市場予想に反して改善したことや、安住財務相がG7緊急電話協議後に「G7は日本の通貨に対する姿勢に理解を示した」と発言したことを受けて介入警戒感が強まり、一時は78円97銭まで急伸。78円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=78円76銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年6月5日6月4日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。足元の円高進行を受けて政府・日銀が円売り介入に踏み切るとの観測が根強く、ショートカバーが優勢の展開に。心理的な節目の78円ちょうどに近づく水準では円買いに慎重なムードが強まり、欧州時間に入ってからは円売り・ドル買いの流れとなり、78円35銭前後で取引を終えた。東京時午前8時34分現在は、1ドル=78円36銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年6月4日6月1日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米5月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回り、2011年5月以来で最低の伸びにとどまったことが嫌気され、ドル売りが加速する展開に。雇用統計の発表直後に一時は77円66銭まで急落。ただし、その後は日本銀行による介入警戒感を背景にドルには買い戻しが入り、78円10銭前後で取引を終えた。東京時間4日午前8時30分現在は、1ドル=78円16銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年6月1日5月31日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米5月ADP雇用統計が市場予想を下回ったことや、米5月シカゴ購買部協会景気指数が09年9月以来の低水準に落ち込んだことを受けた米国債券利回り低下に伴ってドル売りが強まる展開に。米国時間に一時は78円21銭まで下げ幅を拡大し、78円30銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=78円48銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月31日5月30日の外国為替相場では、ドル・円が下落。4月の米中古住宅販売成約指数が予想外に減少したことを嫌気したドル売り優勢の展開に。スペインの金融システム不安を背景とした株式市場の大幅下落に連れてリスク回避の円買いも加速し、一時は78円87銭まで下げ幅を拡大。79円10銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=79円11銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月30日5月29日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。米民間調査機関コンファレンスボードが発表した米5月消費者信頼感指数が市場予想に反して低下したことが嫌気され、一時は79円37銭まで下落。ただし、格付け会社イーガン・ジョーンズによるスペイン格下げを受けてユーロ売り・ドル買いの動きとなったために、その後は持ち直して79円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=79円51銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月29日5月28日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャの世論調査で緊縮財政策を掲げる新民主主義党(ND)が支持を伸ばしたことが明らかとなり、ギリシャのユーロ圏離脱に対する警戒感がやや後退。ユーロ買い・ドル売りが入り、対円でもドル売り優勢となり、一時は79円34銭まで下げ幅を拡大。米国がメモリアル・デーの祝日で市場参加者が少ない中、欧州時間中盤からは緩やかに円売り・ドル買いへと転じ、79円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=79円56銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月28日5月25日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。スペイン・カタルーニャ自治州の政府支援要請を受けてスペインの債務問題の深刻化が警戒され、リスク回避の円買いが優勢となり、一時は79円50銭付近まで下落。しかしながら、その後は米5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)が市場予想を上回ったことを好感したドル買いが優勢となり、79円65銭前後で取引を終えた。東京時間28日午前8時27分現在は、1ドル=79円64銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月25日5月24日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ギリシャのユーロ圏離脱懸念が依然根強く、ユーロ安・円高の流れから対ドルでも円買い優勢となり、一時は79円34銭まで下落。しかしながら、その後は米新規失業保険申請件数が前週から減少したことが好感され、米国債券利回り上昇に伴うドル買い優勢の展開に。79円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=79円62銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月24日5月23日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州連合(EU)の非公式首脳会議でギリシャ問題の具体的な方針がまとまらないとの悲観論が強まり、ギリシャのユーロ圏離脱懸念を背景にリスク回避の円買いが加速する展開に。米国時間に入ってからは一時79円21銭まで下げ幅を拡大。ただ、米国株式市場が取引時間終盤にかけて下げ幅を縮小したことに連れてその後は下げ止まり、79円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=79円46銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月23日5月22日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。格付け会社のフィッチ・レーティングスが日本国債の自国通貨建て格付けを「ダブルAマイナス」から「シングルAプラス」へと1段階引き下げたことを受けて円売り・ドル買い優勢の展開に。米4月中古住宅販売件数が前月比で3カ月ぶりに増加したこともドル買い材料となり、一時は80円15銭まで上げ幅を拡大。ただし、その後はギリシャのユーロ圏離脱懸念が再燃し、リスク回避の円買いに押し戻されて79円95銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=80円01銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月22日5月21日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米4月シカゴ連銀全米活動指数がプラスに改善したことや、中国の温家宝首相が成長支援に向けた追加的な取り組みが必要との認識を示したことを受けて中国政府が景気下支えに動くとの期待感から円売り優勢の展開に。79円30銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=79円40銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月21日5月18日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州債務問題の先行き不透明感や米国景気減速懸念を背景にリスク回避の円買い優勢の展開に。米国債券利回り低下に伴うドル売りも強まり、米国時間に入ってからは79円30銭台から79円01銭へと下げ幅を拡大。ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感からその後は下げ止まり、79円00銭前後で取引を終えた。東京時間21日午前8時27分現在は、1ドル=79円12銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月18日5月17日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米4月景気先行指数が予想外のマイナスとなったほか、米5月フィラデルフィア連銀景気指数も市場予想に反して大幅に悪化したため、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加緩和(QE3)に踏み切るとの観測が高まり、ドル売り優勢の展開に。米国時間にドル・円は80円20銭付近から79円14銭へと急落し、79円25銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=79円41銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月17日5月16日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米4月住宅着工件数が市場予想を上回ったことが好感され、一時は80円55銭まで上げ幅を拡大。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、数名のFOMCメンバーが回復が行き詰った場合に追加緩和が必要と指摘したことが明らかとなり、追加緩和への思惑を背景としたドル売りで押し戻され、80円30銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=80円37銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月16日5月15日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ギリシャの連立政権樹立に向けたパプリアス大統領の仲介が不調に終わり、ギリシャの再選挙実施に踏み切るとの見方が台頭。ギリシャのユーロ圏離脱観測の高まりからユーロ売り・ドル買いの動きが広がり、対円でもドル買い優勢の展開に。米国時間に一時は80円33銭まで上げ幅を拡大し、80円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=80円24銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月15日5月14日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャの政局混迷が続いていることを背景に同国がユーロ圏を離脱するとの懸念が強まり、リスク回避の円買いが加速する展開に。ドル・円は一時79円68銭まで下げ幅を拡大。ただ、米国時間終盤にかけては下げ止まり、79円85銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時37分現在は、1ドル=79円86銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年5月14日5月11日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。米4月生産者物価指数(PPI)が前月比0.2%減と予想外に昨年12月以来のマイナスに転じたことを受けた米債券利回り低下に伴うドル売りが優勢となり、一時は79円80銭へと下落。しかしながら、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が市場予想に反して改善したことを受けてドル買いへと転じ、79円95銭前後で取引を終えた。東京時間14日午前8時09分現在は、1ドル=79円96銭程度での推移となっている。