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概況/為替市場2012年4月10日

4月9日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。イースターマンデーの祝日のため、欧州時間では閑散取引が続いた後、米国時間に入ってからは「日銀が4月末に追加金融緩和措置をとる可能性がある」との報道を受けて27日に開く次回会合で追加緩和に踏み切るとの思惑が強まり、円売りが加速する展開に。ドル・円は81円67銭まで上昇し、81円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=81円54銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年4月9日

4月6日の外国為替相場では、ドル・円が下落。グッドフライデー(聖金曜日)の祝日で市場参加者が少ない中、米3月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大きく下回る伸びに留まったために、連邦準備制度理事会(FRB)による追加緩和観測が高まり、円買い・ドル売り圧力が強まる展開に。ドル・円は82円56銭から81円31銭へと急落し、81円60銭前後で取引を終えた。東京時間9日午前8時10分現在は、1ドル=81円38銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年4月6日

4月5日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。スペイン国債の入札不調をきっかけに欧州債務問題への警戒感が再燃。リスク回避の円買いが強まり、一時は81円83銭まで下げ幅を拡大。ただし、その後は米新規失業保険申請件数が2008年4月以来の低水準となったことを好感したドルの買い戻しが広がり、米国時間終盤にかけては持ち直す展開に。82円35銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=82円29銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年4月5日

4月4日の外国為替相場では、ドル・円が下落。スペイン国債の入札不調を背景に同国債利回りが急上昇。これを受けてリスク回避の円買いが強まり、一時は82円10銭まで下げ幅を拡大。その後は米3月ADP全米雇用報告が市場予想を上回ったことを好感してドル買いへと反転。米国時間終盤にかけては持ち直して82円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時42分現在は、1ドル=82円43銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年4月4日

4月3日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米2月製造業受注が市場予想を下振れたことや、米FOMC議事録公表を控えて追加緩和が示唆されるとの思惑から米国時間の午後にかけてはドル売り優勢の展開。しかしながら、FOMC議事録では、「景気の勢いが衰えなければ追加緩和の必要性がない」との見解が明らかとなり追加緩和観測が後退。FOMC議事録公表後にドルの買い戻しが活発化し、82円99銭まで急反発。82円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=82円84銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年4月3日

4月2日の外国為替相場では、ドル・円が下落。2月のユーロ圏失業率が前月に続いてユーロ導入後の最高水準を更新したことや、3月のユーロ圏製造業PMIが前月実績を下回ったことを受けてユーロ圏経済の先行き不透明感が高まり、ユーロ売り・円買いの展開。対ドルでも円買いの流れが波及したほか、米国債券利回り低下も受けてドル売り優勢となり、82円10銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=82円14銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年4月2日

3月30日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ユーロ圏財務相が欧州救済基金の強化で合意したことや、米3月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が市場予想を上回ったことを好感した米国債券利回り上昇に伴ってドル買いが優勢の展開に。米国時間に入ってからドル買いの動きが強まり、82円85銭前後で取引を終えた。東京時間4月2日午前8時14分現在は、1ドル=82円83銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月30日

3月29日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米国の週間新規失業保険申請件数が市場予想ほどに減少しなかったことを嫌気したドル売りが先行し、一時は81円91銭まで下げ幅を拡大。経済協力開発機構(OECD)による欧州経済の悲観的見通しを受けて世界経済の減速懸念も根強く、リスク回避の円買いが優勢の展開に。ただし、米国株が取引時間終盤にかけて持ち直す動きとなったことに連れて反発し、82円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=82円30銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月29日

3月28日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米2月耐久財受注額が市場予想を下回ったことが嫌気され、ドル売りが先行。ソシエテ・ジェネラルが中国企業の増益は今年は期待できないとの悲観的な見通しを示したことを受けて世界経済減速も警戒され、リスク回避の円買い圧力が強まる展開に。82円90銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=82円89銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月27日

3月26日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。バーナンキ米FRB議長の「金融緩和は雇用の大幅拡大をもたらすために必要」との発言を受けてドル売り優勢の展開に。FRBによる異例の超低金利政策が長期化するとの見方を背景にドル売りとなった。ただし、米国株上昇に連れたリスク志向の円売りで持ち直し82円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時37分現在は、1ドル=82円94銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月26日

3月23日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。米2月新築住宅販売件数が市場予想に反して減少したことが嫌気され、ドル売りが先行。米国時間に一時81円98銭まで下げ幅を拡大。ただし、米国株式市場が4日ぶりに反発したことを背景にドルは買い戻されて82円40銭前後へと持ち直して取引を終えた。東京時間26日午前8時14分現在は、1ドル=82円49銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月23日

3月22日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米新規失業保険申請件数が市場予想以上に減少したことが好感され、一時は83円18銭まで上昇。しかしながら、その後は1月の米FHFA住宅価格指数が市場予想を下回ったことや、中国とユーロ圏の3月製造業PMIが相次いで低下したことを受けて世界経済の先行き不透明感が強まり、米国時間終盤にかけてはリスク回避の円買いが加速する展開に。82円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=82円57銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月22日

3月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャが大量の国債償還を無事に乗り切り、無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥ることが回避されたことを受けてリスク志向の円売りが先行し、一時は84円10銭まで上げ幅を拡大。しかしながら、その後は米2月中古住宅販売件数が市場予想に反して減少したことが嫌気され、ドル売り優勢の展開に。バーナンキFRB議長が原油高による米国景気への懸念を表明したこともリスク回避の円買いにつながり、83円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時42分現在は、1ドル=83円43銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月21日

3月20日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。資源大手BHPビリトンの幹部が中国の鉄鉱石需要の伸び悩みを指摘したことを受けて、中国景気の鈍化懸念が再燃。リスク回避の円買い圧力が強まり、一時は83円32銭まで下落。しかしながら、その後は米国債券利回り上昇に伴うドル買いが先行。米国時間終盤にかけては持ち直して83円70銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=83円68銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月19日

3月16日の外国為替相場では、ドル・円が下落。リッチモンド連銀のラッカー総裁が声明を出し、「現時点の見積もりでは13年中に金利引き上げが必要となる可能性が高い」との見解を示した。これを受けて米金利の先高観が改めて強まり、一時は83円94銭まで上昇。しかしながら、その後は米3月ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想に反して低下し、これを受けた米国債券利回り低下に伴ってドル売りが再燃する展開に。83円40銭前後で取引を終えた。東京時間19日午前8時31分現在は、1ドル=83円55銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月16日

3月15日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日米金利差の拡大観測を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、一時は84円18銭まで上げ幅を拡大。しかしながらその後はドル買いの流れが一服。米国債券利回りが低下に転じたこともドル売りにつながり、83円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=83円54銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月15日

3月14日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米国では量的緩和第3弾(QE3)観測が後退する一方、日本では追加緩和期待が根強く、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いの流れが続く展開。米国債券利回りの上昇に伴ってドル買いが優勢となり、米国時間終盤にかけて上げ幅を拡大し、83円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=83円88銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月14日

3月13日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米2月小売売上高が前月比1.1%増と5カ月ぶりの高い伸びとなったことが好感され、円売り・ドル買いが優勢の展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で景気認識やインフレ判断がやや引き上げられたことを受けて米国債券利回りが上昇。これに伴ってドル・円は一段高となり、昨年4月以来、約11カ月ぶりに83円台を回復。82円95銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=82円96銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2012年3月13日

3月12日の外国為替相場では、ドル・円が下落。中国の2月貿易収支で輸出が伸び悩み、月次では11月振りの赤字となったことを受けて中国景気の減速観測が広がり、リスク回避の円買いが優勢の展開に。ただ、日本の追加緩和期待が根強いことを背景に米国時間に入ってからは下げ止まり、82円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時42分現在は、1ドル=82円35銭程度での推移となっている。