概況/為替市場2012年3月12日3月9日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米2月雇用統計で非農業部門雇用者数の増加幅が市場予想を上回ったことを受けて米雇用環境が持ち直しているとの見方が浮上。追加緩和観測が後退したことを受けてドル買いが加速する展開となり、一時は82円65銭まで上げ幅を拡大。82円45銭前後で取引を終えた。東京時間12日午前8時32分現在は、1ドル=82円50銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年3月9日3月8日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。日本の1月の経常赤字額が市場予想を上回ったことを受けて円売り・ドル買いの動きが強まる展開。ギリシャ債務交換への参加率が水準以上に達するとの楽観的な見方もリスク志向の円売りにつながり、一時は81円73銭まで上げ幅を拡大。ただ、米新規失業保険申請件数が市場予想に反して増加したことが嫌気され、米国時間に入ってからは伸び悩み、81円55銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=81円62銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年3月8日3月7日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ギリシャの債務交換への参加を表明した民間債権者が増えたことを受けて、ギリシャが無秩序な債務不履行(デフォルト)に陥るとの警戒感が後退。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の追加策を検討しているとの報道を好感した米国株高を背景に、リスク志向の円売りが先行する展開に。81円10銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=81円14銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年3月7日3月6日の外国為替相場では、ドル・円が下落。民間投資家によるギリシャの債務削減への参加表明期限を8日に控える中、ギリシャが無秩序な債務不履行(デフォルト)に陥るとの警戒感が再燃。ユーロ圏10−12月期GDP改定値が前期比0.3%減となったことを受けて世界的な景気減速懸念も高まり、リスク回避の円買いが加速する展開に。80円90銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=80円74銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年3月6日3月5日の外国為替相場では、ドル・円が下落。アジア株の下落を受けて投資家のリスク回避目的で相対的に金利の高い通貨に対して円が買われ、対ドルでも円買い優勢の展開に。中国が今年の経済成長率目標を引き下げたこともリスク回避の円買いにつながり、81円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=81円52銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年3月5日3月2日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。海外投機筋の円売り・ドル買い圧力により、東京時間の夕方にドル・円は一段と上げ幅を拡大。日本経済の停滞懸念を背景に、日本の追加緩和への思惑が広がり、円売りが加速する展開に。81円80銭前後で取引を終えた。東京時間5日午前8時42分現在は、1ドル=81円65銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年3月1日2月29日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米10−12月期GDP改定値が速報値から上方修正されたことや、バーナンキFRB議長が議会証言で量的緩和第3弾(QE3)を示唆しなかったことを受けて、追加緩和への思惑が後退。米国時間に入ってからはドル買いが加速する展開となり、81円15銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=81円27銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月29日2月28日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。米1月耐久財受注や12月S&Pケース・シラー住宅価格指数が低調な結果となったことが嫌気され、ドル売り優勢の展開に。2月コンファレンスボード消費者信頼感指数が1年ぶりの高水準となったことを受けて米国時間にいったんはドル買いに転じたものの、その後は再び押し戻されて80円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=80円49銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月28日2月27日の外国為替相場では、ドル・円が下落。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で欧州救済の具体策が先送りされたことを受けて円買い優勢に。欧州債務問題を巡る楽観的な見方がやや後退し、リスク回避の円買いが優勢の展開となり、80円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=80円49銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月27日2月24日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。海外投機筋による円売り圧力が強まる中、米1月新築住宅販売件数や米2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が市場予想を上回ったことも円売り・ドル買いの支援材料に。日銀による一段の金融緩和に対する思惑も背景に円売りが加速する展開となり、ドル・円は昨年7月上旬以来、約7カ月半ぶりに81円台を回復。米国時間終盤にかけて上げ幅を拡大し、81円20銭前後で取引を終えた。東京時間27日午前8時28分現在は、1ドル=81円47銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月24日2月23日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米週間新規失業保険申請件数が4年ぶりの低水準を維持したことや、12月FHFA住宅価格指数が市場予想以上に上昇したことが好感され、米国時間に入ってからは一時80円31銭まで反発。一方、好調な米7年債入札を受けた債券利回り低下に伴い、その後はドル売り優勢の展開に。80円00銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時42分現在は、1ドル=79円95銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月23日2月22日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。日銀が14日に決定した追加緩和策や、日本の貿易収支悪化を背景に引き続き円売り・ドル買い優勢の展開。ギリシャ第2次支援の正式決定を受けてリスク志向の円売りも続き、ドル・円は約7カ月ぶりの円安・ドル高水準となる80円40銭近辺まで上げ幅を拡大。80円30銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=80円30銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月22日2月21日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。ユーロ圏財務相会合で1,300億ユーロ規模の第2次ギリシャ支援が承認されたことを受けて、欧州債務問題の先行き警戒感が後退。リスク志向の円売りが優勢の展開となり、79円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=79円80銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月21日2月20日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。ユーロ圏財務相会合の行方を見守りたいとして手控えムードが強く、小幅な動きに留まる展開。米金融市場がプレジデンツデーの祝日で休場のために市場参加者が少なく、方向感に欠ける推移となり、79円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時37分現在は、1ドル=79円62銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月20日2月17日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。20日に開催されるユーロ圏財務相会合でギリシャ向け第2次支援が承認されるとの期待感が高まり、リスク志向の円売りが加速する展開に。米国時間終盤にかけて上げ幅を拡大し、79円55銭前後で取引を終えた。東京時間20日午前8時15分現在は、1ドル=79円83銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月17日2月16日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米国の追加金融緩和への期待がやや後退していることを背景に、欧州勢の参入後に円売り・ドル買いが強まる展開に。米1月住宅着工件数の市場予想上振れや、米新規失業保険申請件数の予想外の減少もドル買い材料となり、78円95銭前後へと上昇して取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=78円84銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月16日2月15日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。ギリシャ向け第2次支援が4月の選挙後に先送りされるとの懸念を背景にリスク回避の円買いが優勢となり、一時は78円18銭まで下落。その後はFOMC議事録で追加の資産購入をめぐってメンバーの意見が割れ、追加量的緩和に賛同する委員が少数派だったことが明らかとなり、米国時間終盤にかけては下げ止まり、78円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時41分現在は、1ドル=78円45銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月15日2月14日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。日銀が国債など資産買い入れ基金を55兆円から65兆円へと増やす追加緩和を決定。白川方明総裁が「消費者物価上昇率1%が見通せるまで強力な金融緩和を推進していく」と述べたことを受けて、更なる緩和に対しても思惑が広がり、円売り・ドル買いが加速する展開に。78円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=78円46銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月14日2月13日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。ギリシャ議会が欧州連合(EU)などからの第2次支援の条件となる財政緊縮策を可決したものの、15日開催のユーロ圏財務相会合の結果を見守りたいとのムードが広がる展開。ギリシャ向け第2次支援の最終決定が先送りになるとの懸念を背景にリスク回避の円買いがやや優勢となり、77円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=77円56銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2012年2月13日2月10日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。米2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の市場予想下振れを受けてドル売り優勢の展開に。ギリシャ国民正統派運動(LAOS)党が緊縮策合意の採決で反対票を投じる姿勢を示したことを受けてギリシャ債務問題の先行き不透明感が高まり、リスク回避の円買いが先行。77円60銭前後で取引を終えた。東京時間13日午前8時12分現在は、1ドル=77円63銭程度での推移となっている。