概況/為替市場2011年11月8日11月7日の外国為替相場では、ドル・円が下落。イタリア政局混迷を背景にイタリア国債利回りが上昇し、ユーロが対主要通貨で軟化。これを受けて対ドルでも円買いがやや優勢に。ただ、日本政府・日銀による円売り介入への警戒感から78円ちょうど付近では下げ止まり、米国時間終盤にかけてはやや持ち直す展開。78円05銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=78円06銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年11月7日11月4日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。G20が国際通貨基金(IMF)の資金基盤強化で合意に至らず、ギリシャのパパンドレウ首相率いる現職内閣の信任投票を控えて欧州債務危機に対する警戒感が払拭されず、ユーロ売り・ドル買いが優勢の展開。対円でもドル買いの動きが波及し、一時は78円27銭へと上昇。ただ、米国時間終盤にかけては伸び悩み、78円25銭前後で取引を終えた。東京時間7日午前8時22分現在は、1ドル=78円14銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年11月4日11月3日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。主要20カ国・地域(G20)首脳会談の結果を見極めたいとの姿勢から動意に乏しい展開。欧州中央銀行(ECB)による予想外の利下げ決定や、ギリシャの国民投票撤回観測を背景とした株高を受け、米国時間終盤にかけてはドル買い優勢へと転じ、78円05銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=78円07銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年11月2日11月1日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。世界的な株式市場下落を背景にリスク回避の円買い圧力が強まり、一時は78円02銭まで下落。しかしながら、その後はドル買い優勢へと反転。独仏首相とギリシャのパパンドレウ首相がギリシャ支援策をめぐる緊急協議を行うと報じられたことを受けてクロス円に買い戻しが入る展開に。それに連れてドル・円も持ち直し、78円35銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=78円35銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年11月1日10月31日の外国為替相場では、ドル・円が急上昇。日本政府・日銀が円売り・ドル買い介入を実施したことを受け、75円台半ばから79円50銭台へと急伸。8月4日以来、約3カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。商品・先物ブローカー、MFグローバル・ホールディングスの破産法申請や、米10月シカゴ購買部協会指数の市場予想下振れが嫌気されて米国時間に入ってからは伸び悩み、78円15銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時37分現在は、1ドル=78円47銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月31日10月28日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の拡充合意で欧州債務問題への警戒感が後退。リスク回避姿勢が和らいだことを受けて高金利通貨の買い・低金利のドル売りの動きが広がり、対円でもドル売り優勢の展開に。米国の量的緩和第3弾(QE3)に対する思惑もドル売り材料となり、一時は75円68銭まで下げ幅を拡大。その後はやや持ち直して75円80銭前後で取引を終えた。東京時間31日午前8時11分現在は、1ドル=75円75銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月28日10月27日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州救済基金の規模拡大などユーロ圏債務危機への対応策がまとまったことを受けてドル売りの流れが強まり、一時は75円66銭まで下げ幅を拡大。円は対ドルで過去最高値を更新。ただ、米7−9月期GDP速報値が1年ぶりの高い伸び率を示したことを受けて米国時間終盤にかけては下げ止まり、75円95銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時34分現在は、1ドル=75円92銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月27日10月26日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。米9月新築住宅販売が市場予想を上回ったことや、EU首脳会議で各国首脳が銀行の資本増強計画で合意に達したことを受けてリスク志向の円売りが優勢に。米国時間終盤には一時76円32銭まで上げ幅を拡大。76円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=76円22銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月26日10月25日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。8月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数や、10月のリッチモンド連銀製造業景況指数、10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が市場予想以上に悪化したことを受けてドル売り圧力が強まる展開に。一時は75円74銭まで下げ幅を拡大し、円は対ドルで過去最高値を更新。ただその後は、政府・日銀による円売り・ドル買い介入に対して警戒感が広がり、76円10銭前後へと持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=76円12銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月25日10月24日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、米連邦公開市場委員会(FOMC)には経済成長を刺激する手段として資産購入第3弾を始める選択肢があると発言。これを受けて量的緩和第3弾への思惑が広がり、ドル売りが加速する展開に。76円10銭前後へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=76円16銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月24日10月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。タルーロ米連邦準備制度理事会(FRB)理事が、「今後数カ月以内に経済状況が改善しなければ、住宅ローン担保証券(MBS)の大量購入が選択肢」と発言したことをきっかけに米追加緩和への思惑が浮上。イエレンFRB副議長が量的緩和第3弾が正当化されるかもしれないとの認識を示したことも受けてドル売りが加速。一時は75円82銭まで下落し、円は対ドルで8月19日に付けた史上最高値を約2カ月ぶりに更新。米国時間終盤にかけてはやや持ち直し、76円30銭前後で取引を終えた。東京時間24日午前8時12分現在は、1ドル=76円24銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月21日10月20日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。欧州金融安定化基金(EFSF)の再強化をめぐる思惑を背景に円売り・ドル買いが強まり、一時は77円09銭まで上昇。10月のフィラデルフィア連銀業況指数が予想外に改善したこともドル買い材料となったものの、米国時間終盤にかけては押し戻されて、前日の米国時間終値とほぼ同水準の76円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在、1ドル=76円87銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月20日10月19日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。東京時間の午後に円売り・ドル買いへと反転した中、米9月住宅着工件数が市場予想を上回ったこともドル買いの支援材料に。ただ、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で米景気の先行きに対して慎重な見通しが示されたことが嫌気され、米国時間終盤にかけては伸び悩む展開に。結局、前日の米国時間終値とほぼ同水準の76円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時36分現在は、1ドル=76円84銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月19日10月18日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。欧州株式の下落を背景にリスク回避の円買い圧力が強まり、一時は76円63銭まで下落。しかしながら、その後は米9月生産者物価指数が市場予想を上回ったことを受けてドル買い優勢の展開に。日本政府・日銀による円売り介入への警戒感から一旦は76円91銭まで上昇したものの、その後は押し戻されて76円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=76円79銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月18日10月17日の外国為替相場では、ドル・円が下落。10月のニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったことを受けてドル売りが強まる展開に。独政府高官の発言を受けて欧州債務問題が早期に解決するとの期待感も後退し、株式市場下落に伴ってリスク回避の円買いが先行。76円80銭前後へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=76円83銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月17日10月14日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。日本政府が円高是正に向けた対策を来週にも発表するとダウジョーンズで報じられたことを受けて、円売りが加速する展開に。米国時間に一時77円45銭まで急伸した後はやや押し戻されたものの、77円20銭前後で取引を終えた。東京時間17日午前8時26分現在は、1ドル=77円20銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月14日10月13日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州中央銀行(ECB)が発表した月報を受けて欧州景気先行き懸念が強まり、ユーロ売り・円買いが進行。対ドルでも円買いが進み、一時は76円68銭まで下落。JPモルガンの減益決算を受けた米国株安もリスク回避の円買い圧力となり、76円90銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=76円91銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月13日10月12日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。スロバキアで欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能拡充案が14日までに承認することで与野党が合意したことや、ギリシャ向け第6次融資の実施期待を背景に欧州債務危機に対する不安感が後退。これに伴ってリスク志向の円売りが加速する展開に。ドル・円は77円49銭へと急伸し、77円25銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=77円12銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月12日10月11日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の当局者らがギリシャ救済パッケージの第6回分融資を来月はじめに実行することを示唆したことを受け、リスク志向の円売り・ドル買いが先行。ただ、76円70銭台では上値が重く、小幅な値動きに終始する展開となり、76円65銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=76円71銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2011年10月11日10月10日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。9日に行われた独仏首脳会談で、両国首脳がユーロ圏の金融機関が資本増強を進める方針で合意したことを受けて投資家のリスク許容度が改善。高金利通貨が対円、対ドルで買われる展開に。ドル・円は76円70銭前後の狭いレンジ内での取引が続いた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=76円68銭程度での推移となっている。