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概況/為替市場2011年10月7日

10月6日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。米週間新規失業保険申請件数が市場予想ほど増加しなかったことが好感されて一時は76円84銭まで上昇。しかしながら、欧州当局による銀行支援策への期待感でユーロが買われ、対欧州通貨でのドル売りの流れが波及してその後は伸び悩む展開に。76円70銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=76円66銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年10月6日

10月5日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。9月米ADP雇用統計や9月ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことがドル買い材料となり、一時は77円07銭まで上昇。しかしながら、欧州債務問題を見極めたいとの思惑からその後は押し戻される展開となり、76円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=76円79銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年10月5日

10月4日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。バーナンキFRB議長が追加緩和策の用意があるとの認識を示したほか、英FT紙が「欧州が協調して銀行資本増強策を検討している」との報道を受けて欧州金融危機に対する警戒感が和らいだ。米株式市場が大幅安から反転したことを受けてリスク回避の円買いが後退する展開に。76円80銭前後へと上昇して取引を終えた。東京時間午前8時36分現在は、1ドル=76円84銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年10月4日

10月3日の外国為替相場では、ドル・円が下落。仏・ベルギー系金融大手デクシアが追加支援を必要とする可能性があると伝わり、欧州金融危機の深刻化が警戒されてユーロ売り・円買いが加速。ギリシャ債務不履行懸念の高まりを受けて欧米株式市場が大幅続落したこともリスク回避の円買い圧力につながり、76円60銭前後へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時34分現在は、1ドル=76円65銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年10月3日

9月30日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。欧州勢の参入後に円売り・ドル買いの流れへと転じる展開に。9月の米シカゴ購買部協会景気指数の市場予想上振れもドル買い材料となり、一時は77円20銭まで上昇。その後米国時間終盤にかけても底堅い動きが続き、77円05銭前後で取引を終えた。東京時間10月3日午前8時16分現在は、1ドル=77円19銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月30日

9月29日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米第2四半期GDP確定値が上方修正されたことや、新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことが好感され、一時は77円03銭まで上昇。一方、米国株式市場が徐々に伸び悩む展開となったことを受けてドル・円も上げ幅を縮小し、76円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=76円76銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月29日

9月28日の外国為替相場では、ドル・円が下落。9月中間期末を控え、日本の輸出企業による円需要の高まりから円買い・ドル売りが優勢の展開に。ただ、米8月耐久財受注が市場予想を上回り、米国債券利回り上昇に伴って米国時間に入ってからは下げ幅を縮小。76円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時42分現在は、1ドル=76円55銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月28日

9月27日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ギリシャ議会が不動産特別税の導入や、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の拡充法案を承認したことを受けてギリシャ救済が進むとの見方が浮上。これを受けて欧米株式市場が大幅上昇したため、リスク回避の円買い圧力が後退。米国時間終盤にかけて上げ幅を拡大し、76円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=76円81銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月27日

9月26日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州債務問題への警戒感が根強く、リスク回避の円買いが優勢の展開。ただ、介入警戒感や欧州中央銀行(ECB)による債務危機対応策期待で欧米株式市場が上昇したために円買い圧力がやや後退。米国時間終盤にかけては下げ幅を縮小し、76円35銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時43分現在は、1ドル=76円48銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月26日

9月23日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。前日に公表された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明が欧州債務危機の具体的な対応策に欠けたため、リスク回避の円買い圧力が継続。しかしながら、米長期金利の上昇や日本政府・日銀による介入への警戒感から、米国時間終盤にかけては円売り・ドル買いが優勢の展開となり、76円60銭前後で取引を終えた。東京時間26日午前8時18分現在は、1ドル=76円62銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月21日

9月20日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州債務問題への警戒感から円がユーロに対して買われ、対ドルにもその流れが波及する展開に。米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和期待を背景とした米国株高に連れてドル買い優勢となるも、米国長期債利回り低下に伴って再度ドル売り優勢となり、76円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時43分現在は、1ドル=76円42銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月20日

9月19日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャが債務不履行(デフォルト)回避に向けて必要不可欠な救済融資を受けられないとの懸念が再燃し、リスク回避の円買いが加速する展開に。一時は76円33銭まで急落した後、米国時間終盤にかけては下げ幅を縮小し、76円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時34分現在は、1ドル=76円66銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月16日

9月15日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。米8月消費者物価指数の市場予想上振れを好感して、一時は77円30銭付近まで上昇。その後は日米欧の主要中央銀行5行がドル資金供給の拡大措置を発表したことを受けて欧州懸念が後退し、対欧州通貨でのドル売りが対円にも波及する展開に。76円70銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時37分現在は、1ドル=76円72銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月15日

9月14日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャと独仏首脳会談後の声明で、ギリシャはユーロを離脱しないとされたことを受けて欧州懸念が後退。対欧州通貨でのドル売りの流れが対円にも波及したほか、米30年債入札の良好な結果もドル売り材料となり、76円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=76円69銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月13日

9月12日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が強まる中でユーロ売りが加速。対ユーロで円が急伸したため、対ドルでも円買いの動きが波及する展開となり、一時は76円76銭まで下落。ただ、その後は対欧州通貨でのドル高の流れを受けて下げ幅を縮小し、77円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=77円21銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月12日

9月9日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。シュタルクECB専務理事が辞任を表明したことを嫌気したユーロ売り・ドル買いの流れが対円にも波及し、一時は77円85銭まで上昇。一方、その後はギリシャが債務不履行(デフォルト)に陥るとの懸念を背景に株式市場が急落したためにリスク回避の円買いが再燃。77円10銭まで急落したものの、米国時間終盤にかけてはドルの買い戻しが入り、77円60銭前後で取引を終えた。東京時間12日午前8時26分現在は、1ドル=77円53銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月9日

9月8日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。バーナンキFRB議長が講演で追加緩和の可能性を示唆した一方、次回FOMCで緩和に踏み切るかどうかについて言及を避けたことをきっかけにドル買いが加速する展開に。米国時間に77円60銭手前まで上昇し、77円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=77円52銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年9月8日

9月7日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日銀が金融政策決定会合の結果を発表し、追加緩和を見送ったことを受けて失望感が広がり、円買い・ドル売りが先行。株式市場上昇を受けたリスク志向の円売りで米国時間にかけては下げ幅を縮小したものの、米地区連銀経済報告書(ベージュブック)で弱い経済状況が示されたため、再びドル売り優勢となり、77円25銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=77円32銭程度での推移となっている。