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概況/為替市場2011年5月10日

5月9日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が債務再編の可能性が高まっていることを理由に、ギリシャの長期信用格付けを2段階引き下げたことを受けて、欧州債務問題を嫌気したリスク回避の円買いが活発化。ドル・円は80円35銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時37分現在は、1ドル=80円28銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年5月9日

5月6日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。この日発表された米4月雇用統計で非農業部門雇用者数の増加幅が市場予想を上回ったことで米景気の先行き懸念が後退。この結果を受けてドル買いが活発化し、一時は80円94銭まで急伸。その後は伸び悩んだものの、80円60銭付近で取引を終えた。東京時間9日午前8時27分現在は、1ドル=80円77銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年5月6日

5月5日の外国為替相場では、ドル・円が下落。前日に発表された米4月ISM非製造業景況指数が予想外に低下したことに続き、この日発表された米新規失業保険申請件数が事前の減少予想に反して大幅に増加したことを受け、米景気の先行き懸念が再燃。米国の超低金利政策が当面続くとの見方からドル売り圧力が強まり、ドル・円は約1カ月半ぶりに80円台割れとなり、一時は79円57銭まで下落した。東京時間午前8時31分現在は、1ドル=80円35銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年5月2日

4月29日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日本が昭和の日、英国がウィリアム王子の結婚式でともに祝日で市場参加者が少ない中、米国の金融緩和が当面続くとの見方からドル売り・円買いが優勢の展開に。4月シカゴ購買部協会景気指数や4月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)の市場予想下振れもドル売り材料となり、81円20銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間5月2日午前8時27分現在は、1ドル=81円24銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月28日

4月27日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本国債の格付け見通しを引き下げたことを受けて円売り圧力が強まり、一時は82円80銭台手前まで上昇。米バーナンキFRB議長の記者会見を受けて超低金利政策の継続観測が広がり、米国時間にはドル売りの流れとなったものの、82円15銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=82円20銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月27日

4月26日の外国為替相場では、ドル・円が下落。28日に公表される米FOMC声明を控えて様子見ムードが強い中、株式市場の上昇に連れて米国時間に入ってからは一時81円90銭台へと上昇。しかしながら、その後は米国債券利回り低下に伴ってドル売り優勢の展開となり、81円55銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=81円52銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月26日

4月25日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。ユーロや豪ドルに対する円売りが対ドルにも波及し、一時は82円40銭台まで上昇。しかしながら、その後は円買い・ドル売りが優勢の展開に。欧州市場が復活祭に伴う祝日のために市場参加者が少ない中、米国時間に入ってからは株安を受けたリスク回避の円買いが入り、一時は81円67銭まで下落した。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=81円65銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月22日

4月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。他国よりも米国の利上げ時期は遅いとの観測から高利回り通貨に対する需要が拡大し、対主要通貨でドル売り圧力が強まる展開。4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想を下回ったことも嫌気され、ドル・円は81円85銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時38分現在は、1ドル=81円90銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月21日

4月20日の外国為替相場ではドル・円がほぼ変わらず。アジア市場の株高を受けてユーロや豪ドルに対して低金利の円が売られ、対ドルでも円売り・ドル買いとなり、一時は83円10銭付近まで上昇。その後は米金融緩和の継続観測を背景に米国時間にかけてはドル売りが先行し、82円25銭付近まで下落したものの、ドルの買い戻しが入ったことで82円55銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=82円44銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月19日

4月18日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ギリシャが債務再編に追い込まれるとの観測を背景にユーロ売り・円買いが進んだことにつれてドル売り・円買いが優勢の展開に。米国時間に入ってからは格付け会社S&P社が米国債の長期格付け見通しを引き下げたことが嫌気されてリスク回避の円買いが加速した。ドル・円は82円65銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=82円49銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月18日

4月15日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間に一旦は83円70銭台へと上昇したものの、その後は日経平均株価が下げ幅を拡大したことを受けてリスク回避の円買いが優勢の展開に。3月の米消費者物価コア指数が市場予想を下回る上昇にとどまり、格付け会社ムーディーズがアイルランド国債格付けを2段階引き下げ、欧州の信用不安問題を嫌気した米債券利回り低下に伴ってドル売り・円買いとなり、83円10銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間18日午前8時30分現在は、1ドル=83円22銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月15日

4月14日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米新規失業保険申請件数が予想外に増加したことが嫌気されてドル売り・円買いが先行し、一時は82円96銭まで下落。一方、野田財務相が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で引き続き為替問題について協力を要請すると発言したことを受け、為替介入への警戒感からその後はドルの買い戻しが入る展開となり、83円50銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=83円75銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月14日

4月13日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。米3月小売売上高が9カ月連続で増加したことが好感され、ドル買いが先行。一方、米オバマ大統領が歳出削減と増税方針を示したことを受けて株式市場が下落に転じたことをきっかけにリスク回避の円買いが進み、一時は83円50銭台へと下落。その後はドルが買い戻されて83円85銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=83円72銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月13日

4月12日の外国為替相場では、ドル・円が下落。福島第1原発事故の評価が最悪レベルへと引き上げられたことを受けて世界的に株安の流れとなり、リスク回避の円買いが進行。これまでの円安局面で円の売り持ち高が膨らんでいたために、利益確定を目的としたドル売り・円買い圧力が強まり、83円60銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=83円63銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月12日

4月11日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日本時間の17時過ぎに東北地方で大きな地震が発生したことを受けてリスク回避目的の円買いが入り、ドル・円は一時84円50銭台まで下落。ただ、円買い圧力一巡後には手掛かり材料に乏しい中で揉み合う展開となり、84円60銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=84円54銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月11日

4月8日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。欧日金利差の拡大観測を受けた円売り・ユーロ買いが進み、対ドルでも円売りの流れが波及したことでドル・円は一時85円40銭付近まで上昇。しかしながら、その後は米予算案の協議難航を受けて、米国政府機関が一時的に閉鎖される可能性が高まったことが嫌気されてドル売りが優勢となり、84円80銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間11日午前8時28分現在は、1ドル=85円06銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月8日

4月7日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米週間新規失業保険申請件数が市場予想以上に減少したことが好感され、米国時間に一時は85円40銭台まで上昇。しかしながら、その後は宮城県沖を震源とした強い地震や、米連邦予算案の協議難航によって政府機関閉鎖の可能性が強まったことが嫌気されて円買い・ドル売りが優勢に。84円90銭付近へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=84円93銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月7日

4月6日の外国為替相場は、ドル・円が上昇。米FRBによる量的金融緩和策からの脱却が意識され、日米金利差拡大に対する思惑から円売り・ドル買いが優勢の展開。欧州中央銀行(ECB)が7日開催の理事会で利上げに踏み切り、その後も利上げを続けるとの観測からユーロ買い・円売り圧力も強まり、ドル・円は85円50銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時31分現在は、1ドル=85円49銭程度での推移となっている。