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概況/為替市場2011年4月6日

4月5日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。バーナンキFRB議長の講演を受けて、米当局がインフレ警戒感を強めたとの見方が強まり、米長期金利上昇を見込んだ円売り・ドル買いが優勢の展開に。日本の金融緩和が長期化すると見方から日米金利格差も意識されてドル・円は84円80銭台へと上昇して取引を終えた。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=85円06銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月5日

4月4日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。米アトランタ連銀のロックハート総裁が米景気回復は依然として課題に直面していると発言したことを受けて、年内の米金利据え置き観測が広がり、ドル・円は一時83円80銭台へと下落。ただ、その後はドルに買い戻しが入ることで前営業日終値とほぼ同水準の84円05銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=84円18銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月4日

4月1日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米FRBが金融政策を正常化する出口戦略に踏み切る時期が早期化するとの見方から、日米金利差拡大観測を背景とした円売り・ドル買いが続く展開に。米3月雇用統計が市場予想以上に改善したことも受けて、一時は84円70銭台までドルが上昇。一方、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が緩和的な金融政策の早期正常化に対して懸念を示したことを受けて利上げ観測が後退。その後はドルの売り戻しが先行したものの、84円05銭付近で取引を終えた。東京時間4日午前8時27分現在は、1ドル=84円16銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年4月1日

3月31日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。3月期末を迎えたことで国内輸出企業の円買いが入り、一時は82円50銭台まで下落。一方、その後は円売り・ユーロ買いの流れからドル買い優勢となり、コチャラクコタ米ミネアポリス連銀総裁が年末までの利上げ可能性を示唆したことを受けて83円10銭台へと上昇して取引を終えた。東京時間午前8時34分現在は、1ドル=83円32銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年3月31日

3月30日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米国の各連銀総裁が超金融緩和策からの脱却について相次いで言及し、米長期金利が上昇基調にあることから日米金利差がさらに拡大するとの見方で円売り・ドル買いが優勢となり、一時は83円20銭手前まで上昇。その後は、米3月ADP全米雇用報告が市場予想をやや下回ったことを受けてドル売りが先行するも、82円90銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時31分現在は、1ドル=83円18銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年3月29日

3月28日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。福島第1原発の原子炉建屋の外で非常に高いレベルの放射能が検出されたことが嫌気されて円売り・ドル買いが優勢の展開に。海外時間に入ってからは対欧州通貨でのドル安の流れを受けて伸び悩んだものの、81円70銭前後へと上昇して取引を終えた。東京時間午前8時28分現在は、1ドル=81円71銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年3月28日

3月25日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。欧州債務不安を受けたユーロ売りの流れが波及して一時は80円87銭まで下落。一方、その後は米10−12月期GDP確定値が上方修正されたことや、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が、「米国経済の基盤が強固で、連銀が近い将来に出口戦略の開始が必要となる可能性がある」と指摘したことを受けて、ドルの買い戻しが加速する展開に。ドル・円は81円30銭台へと反発して取引を終えた。東京時間28日午前8時26分現在は、1ドル=81円46銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年3月25日

3月24日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。米2月耐久財受注が予想外に減少したことを受けて一時は80円80銭付近までドル売り・円買いが進んだ。しかしながら、株式市場の堅調推移に伴って、その後はドルを買い戻す動きが優勢となり、81円付近まで戻して取引を終えた。東京時間午前8時32分現在は、1ドル=81円03銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2011年3月24日

3月23日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。ポルトガル議会が政府提案の財政赤字提案を拒否し、同国の国債利回りが過去最高に達したことを受けて欧州信用不安が意識され、中東情勢の緊迫化も警戒されてリスク回避の円買いが継続。ドル・円は海外時間に81円台を回復したものの、その後は再び円買い優勢となり、80円90銭台で終えた。東京時間午前8時39分現在は、1ドル=80円89銭程度での推移。

概況/為替市場2011年3月23日

3月22日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州連合(EU)当局が域内の債務危機に対する早急な解決策を見出せていないことを背景に、ユーロ圏の債務危機が再燃。中東情勢の緊迫化も嫌気されてリスク回避の円買いが優勢の展開に。ロンドン市場で81円10銭台まで円安ドル高となったものの、その後は再び買い優勢となり、80円90銭台で取引を終えた。東京時間午前8時40分現在は、1ドル=81円04銭程度での推移。

概況/為替市場2011年3月22日

3月21日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。株式市場の上昇に伴ってリスク志向の円売り・ドル買いが優勢の展開に。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が投機的な円買い阻止に対して強い姿勢を示していることを受けて円高緩和の状況が継続。ドル・円は一時1ドル=81円30銭付近まで反発する場面も見られた。東京時間午前8時37分現在、1ドル=81円28銭付近での推移。

概況/為替市場2011年3月10日

3月9日の為替市場では、ドル・円小動き。原油価格の上昇が一服したものの、依然として北アフリカ・中東の情勢不安は終息していないため様子見ムードが強まった。そのため、ドル・円では狭いレンジでの値動きが続いている。また、経済指標の発表などが無かったことも様子見を強める要因となった。東京時間8時30分現在、1ドル=82円76銭付近での推移。

概況/為替市場2011年3月8日

3月7日の為替市場では、ドル・円やや弱含み。北アフリカ・中東地域の情勢不安により、原油や金が高騰。為替市場でもリスク回避姿勢が強まり、比較的安全とされる円は多くの通貨で買われる展開となった。ただ、ドル・円では、方向感を決定付ける材料に乏しいことから円の高値圏では円売りの動きも見られ、82円前半での取引が続いている。東京時間8時30分現在、1ドル=82円27銭付近での推移。