TOP  NSJマクロマーケット  概況/為替市場
概況/為替市場2011年3月1日

2月28日の為替市場では、ドル・円やや強含み。特段の材料に欠いたものの、ユーロの利上げ観測が広がり、ユーロ・円で円が売られたことがドル・円に波及しややドル買い・円売りが優勢となった。また、株価の上昇で投資家のリスク回避姿勢が後退したこともドルを買い進める要因となった。東京時間8時30分現在、1ドル=81円79銭付近での推移。

概況/為替市場2011年2月17日

2月16日の為替市場では、ドル・円、やや弱含み。住宅着工件数などの経済指標が好調な結果となり、景気回復に楽観的な見方が広がった結果、高金利通貨へ資金が流れた。低金利のドルや円は多くの通貨で売られる傾向が強まったが、ドル・円ではややドル売り優勢で83円半ばでの取引となっている。東京時間8時30分現在、1ドル=83円61銭での推移。

概況/為替市場2011年2月10日

2月9日の為替市場では、ドル・円、揉み合い。依然として景気回復期待が強いことから一時82円台半ばまでドルが買われる場面も見られたが、米長期金利の下落で、金利差縮小の思惑が広がり、すぐに82円前半まで戻した。また、バーナンキFRB議長の議会証言もドル・円では材料視されず現在は様子見姿勢が強まっている。東京時間8時30分現在、1ドル=82円37銭での推移。

概況/為替市場2011年2月4日

2月3日の為替市場では、ドル・円、上昇。ISM非製造業景気指数や、新規失業保険申請件数の好調な結果が好感されドル・円ではドル買い・円売りが急激に進行し一時82円台に突入する場面も見られた。ただ、その後すぐにユーロ圏の早期利上げ期待が後退したことでユーロが急落。その影響でドル・円は81円半ばまで調整された。東京時間8時30分現在、1ドル=81円67銭付近での推移。

概況/為替市場2011年1月31日

1月28日の外国為替相場では、ドル・円軟調。エジプトの情勢不安から安全資産に資金が流れ米国債が買われた。そのため日米金利差の縮小を意識した円買いの動きが強まり、ドル・円では一時81円台に突入する場面も見られた。また、円は対ユーロでも地政学リスクから大幅に買われている。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=82円10銭付近での推移。

概況/為替市場2011年1月27日

1月26日の外国為替相場では、ドル・円軟調。ドルへの警戒感から81円台に突入し弱含みだったが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の声明で景気回復の継続が示されたことが好感され一時ドルが急上昇。ただ、雇用市況の大幅改善に至るほどの回復は見られないと慎重さも残したため、すぐに調整され現在は82円前半での取引となっている。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=82円24銭付近での推移。

概況/為替市場2011年1月26日

1月25日の外国為替相場では、ドル・円軟調。オバマ大統領の一般教書演説で、国防予算を除く裁量予算の凍結を発表。これを受け、国債利回りが大幅に下落し、ドル・円では一時82円を割る水準までドル売り・円買いが進行した。ただ、本日のFOMCの結果を見極めたいとの見方も強く、すぐにドルは反発し、82円台前半での取引となっている。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=82円21銭付近での推移。

概況/為替市場2011年1月25日

1月24日の外国為替相場では、ドル・円軟調。リスク回避姿勢の後退でじりじりとドルが上昇。一時83円に迫ったが、その後、ECBがユーロ圏の利上げを実行するのではとの見方が広がり急激にドルが売られた。ただ、今週はFOMCが予定されていることから82円半ばでやや様子見ムードも強まっている。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=82円54銭付近での推移。