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概況/為替市場2010年12月16日

12月15日の外国為替相場では、ドル・円上昇。スペインの格下げ懸念が高まりユーロが対ドルで大幅下落。また、米国で発表された11月の鉱工業生産が予想を上回る増加となったことから先行きへの期待感が高まりドル買いが進行した。ドル・円では日米金利差拡大を要因としたドル買い・円売りも進行し一時84円51銭を付ける場面も見られた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=84円33銭付近での推移。

概況/為替市場2010年12月10日

12月9日の外国為替相場では、ドル・円やや弱含み。米国で発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る内容を示すも、アイルランドの格下げなどのネガティブな材料に相殺された。また、株価も伸び悩んだことから、様子見ムードが強く、83円後半で次の材料待ちの様相を呈している。なお、ユーロはアイルランドの格下げを要因に各国通貨で下落している。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円77銭付近での推移。

概況/為替市場2010年12月9日

12月8日の外国為替相場では、ドル・円上昇。ブッシュ減税の延長が決定したことで米国債の利回りが急上昇。その影響で日米金利差が意識されドル買いが優勢となり、一時84円31銭を付ける場面も見られた。その後はやや利益確定のドル売り・円買いに押されるも現在も84円台での推移が続いている。東京時間午前8時33分現在は、1ドル=84円09銭付近での推移。

概況/為替市場2010年12月8日

12月7日の外国為替相場では、ドル・円急上昇。オバマ大統領がブッシュ政権時代に導入した減税措置の延長に同意したことで米国債の利回りが急上昇。その影響でドルは大幅に買われ一時83円66銭を付ける場面も見られた。また、野田財務相が直近の円安進行に対し注視していると述べたこともドルを買い戻す要因となった。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円51銭付近での推移。

概況/為替市場2010年12月3日

12月2日の外国為替相場では、ドル・円上昇。米中古住宅販売成約指数が市場予想を上回る上昇を示し、リスク回避姿勢が後退。その結果高金利通貨へ資金が流れ、比較的安全なドルは多くの主要通貨に対し売られた。ドル・円では新規失業保険の悪化で一時大幅にドル売り・円買いが進行したが、その後ドルが買い戻され83円後半で推移している。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円82銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月25日

11月24日の外国為替相場では、ドル・円堅調。米国で発表された新規失業保険申請件数の改善や、消費者信頼感指数の上昇を手がかりにリスク回避姿勢が後退。総じて豪ドルやブラジルレアルなど高金利通貨が買われる展開となった。ドル・円では徐々にドル買いが進行し、83円66銭をつける場面も見られた。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円58銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月24日

11月23日の外国為替相場では、ドル・円下落。独のメルケル首相がユーロに対しネガティブな発言をしたことでユーロが多くの通貨で急落し、ユーロ・円では2円近く円高が進行した。また、他通貨でも北朝鮮の砲撃でアジア経済への先行き不安が高まり、比較的安全とされる円が買われる展開となった。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円20銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月22日

11月19日の外国為替相場では、ドル・円上昇。中国のインフレ抑制策を要因に高金利通貨が下落。ドルが買い戻された影響がドル・円にも波及し、ややドル買い・円売りが優勢となった。また、クロス円取引の対ユーロでも円は下落。アイルランドへの救済策でユーロ圏の財政懸念は回避出来るとの見方が広がっている。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円49銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月19日

11月18日の外国為替相場では、ドル・円上昇。米製造業景況感指数が市場予想を上回る良好な内容を示したことで、一時83円79銭までドル買い・円売りが進行。その後は調整され83円半ばでの取引が続いている。また、クロス円取引の対ユーロでも、アイルランドの財政懸念後退からユーロ買い・円売りが大幅に進行した。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円53銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月18日

11月17日の外国為替相場では、ドル・円弱含み。米国で発表された経済指標が弱い内容だったことで、FRBによる追加金融緩和策が計画通りに実施される可能性が高まった。そのため、ドルは価値下落が不安視され各国通貨で下落、ドル・円では一時83円04銭までドル売りが進行する場面も見られた。ただ、その後は株価も大きく下落しなかったことからやや買い戻された。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円19銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月17日

11月16日の外国為替相場では、ドル・円じり高。米長期金利の上昇で、金利差を意識したドル買いでドル・円はやや円安傾向が強まり、一時83円59銭と約1カ月半ぶりの安値を記録する場面も見られた。ただ、アイルランドの信用不安からユーロが各国通貨で売られたことで、ユーロ・円では比較的安全とされる円が上昇し円高傾向に振れている。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円38銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月16日

11月15日の外国為替相場では、ドル・円好調。米長期金利の上昇で、日米金利差を意識したドル買いが入ったことに加え、米エコノミストのグループから「追加金融緩和を行なうべきではない」との内容の公開状がバーナンキFRB議長宛てに提出されたことから、ドル・円は83円台へ突入。金融緩和策への批判の高まりが影響を与える結果となった。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=83円13銭付近での推移。

概況/為替市場2010年11月15日

11月12日の外国為替相場では、ドル・円揉み合い。12日の日本時間引け後、中国当局が金利を引き上げるとの観測を背景に円が各国通貨で急激に買われた。ただ、ユーロはアイルランド支援観測、ドルは米金利の上昇が手がかりとなり、すぐに反発した。その後は様子見ムードが広がりドル・円では82円半ばで次の材料待ちの様相を呈している。東京時間午前8時35分現在は、1ドル=82円47銭付近での推移。