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概況/為替市場2008年10月2日

10月1日の外国為替相場では、ドル・円が反落。米9月のISM製造業景況指数の大幅な落ち込みからリセション(景気後退)への懸念が強まり、また追加利下げへの観測も強まったことを背景にドル・円は105円30銭台まで下落。その後は株価が下げ幅を大幅に縮小したことを受けドルもやや持ち直した。結局105円70銭前後で取引を終了。東京時間午前8時10分現在は、1ドル=105円96銭程度での推移。

概況/為替市場2008年10月1日

9月30日の外国為替相場では、ドル・円が反発。米国株価指数先物の堅調推移を材料に、ロンドン時間で105円台までの戻りを示したドル・円は、NY時間でも株価の大幅な反発に伴い引き続き上値を追う展開となった。この日発表された米9月の消費者信頼感指数などの予想を上回る経済指標の結果も刺激となり、結局前日急落前の水準となる106円台を回復し取引を終えた。東京時間午前8時2分現在は、1ドル=106円05銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月30日

9月29日の外国為替相場では、ドル・円が急落。米シティグループによる米銀ワコビア買収発表などから金融機関への懸念が強まり105円台前半まで下落。その後米下院での金融安定化法案の否決が伝わると、株式市場では失望売りに拍車がかかり700ドル超の下げ幅を示したことに伴い、ドル・円もリスク回避目的のドル売り円買いが強まり、104円20銭台の安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=103円80銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月29日

9月26日の外国為替相場では、ドル・円が下落。クロス円の下落を受け、ロンドン時間で105円30銭台まで下落したドル・円は、米4-6月期のGDP確報値の予想の下方修正を受け105円ちょうど付近まで下落した。ただ、その後は大統領の緊急声明による金融安定化策の合意実現期待の高まりを受けた株式市場の上昇転換を受け、106円の節目を取り戻す展開となり、106円ちょうど前後で取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=106円18銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月26日

9月25日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。この日発表された米週間の新規失業保険申請件数や8月の耐久財受注、新築住宅販売件数などの軟調な経済指標を受け、ドル・円は一時105円61銭まで下落。ただ、米金融安定化策議会通過に向けた進展への期待が高まったことを背景とした株高につれ、107円ちょうど付近まで上昇。その後はやや戻し、106円35銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円29銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月24日

9月23日の外国為替相場では、ドル・円が高値上昇後、反落。米国財政赤字の拡大を懸念しロンドン時間ではドル売りが先行も、その後のニューヨーク時間では株式市場の上昇に伴い反発。原油先物相場の軟調な推移も支援に106円台を一時取り戻した。ただ、バーナンキFRB議長、ポールソン財務長官による議会証言を受け金融安定化策の早期実現困難との見方が広がったことでリスク回避姿勢も強まり、本日高値をつけた後は再び下落。105円50銭程度で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=105円60銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月19日

9月18日の外国為替相場では、ドル・円が反発。日欧米主要6中銀協調によるドル資金供給の緊急対済策発表を受け、金融機関への経営不安もやや後退しドル買いが先行。米9月のフィラデルフィア連銀景況指数の予想以上の上昇も支援にドル・円も105円半ばまで買い進められた。ただ、米株式市場の下落に伴い103円90銭台まで下落。その後米政府による整理回収機構方式での金融危機解決を行うとの報道を受けた米株式市場の大幅な反発に伴い再び105円80銭台まで戻し105円45銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時20分現在は、1ドル=105円44銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月18日

9月15日の外国為替相場では、ドル・円は反落。東京時間終了後は英住宅金融株の下落などを受けたポンド・ドルの下落に連れ、ドル・円も106円付近までの戻りを試す場面こそ見られた。ただ、その後は米国金融機関の信用収縮に富伴う同国株式市場の大幅な下落に伴いドル売りが先行。市場予想を下回る住宅指標も売りに拍車をかけ、104円30銭台まで下げ幅を拡大した。米証券取引委員会(SEC)による空売り規制実施を受けやや下げ下げ渋ったものの、安値圏の104円60銭台で取引を終えた。東京時間午前8時20分現在は、1ドル=104円40銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月17日

9月15日の外国為替相場では、ドル・円は反発。東京時間終了後も、米国金融機関への不安の高まりやアジア市場の下落を受けたリスク回避のドル売りが先行し、一事103円50銭まで下落。ただ、米FOMCでの政策金利据え置きやFRBによる保険大手のAIG救済観測、前倒しで発表された証券大手モルガンスタンレーの予想を上回る決算内容が支援となり、一時106円台の水準を取り戻し、105円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時50分現在は、1ドル=106円15銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月16日

9月15日の外国為替相場では、ドル・円が大幅に下落。米銀行大手バンク・オブ・アメリカによる証券大手リーマン・ブラザーズ買収撤退を受け105円台まで下落。その後リーマン破綻とバンカメによる証券大手メリルリンチ買収発表を受け106円まで買い戻されたものの、米金融不安の高まりを受けたリスク回避のドル売りが再び強まり104円50銭まで下げ幅を拡大。中国人銀行利下げや対欧州通貨での買戻しから再び戻りを試したものの、保険大手AIGへの懸念の台頭などを含めた米株式市場の大幅な下落、明日のFOMCでの利下げ観測から再度104円台まで下落し、104円65銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=104円30銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月12日

9月11日の外国為替相場では、ドル・円が反落。景気減速やリスク回避姿勢の強まりによるクロス円の下落により、ロンドン時間でもドル・円は弱含みの推移が続いた。その後発表された米貿易赤字の拡大や雇用市場の悪化を示す指標を受け106円ちょうど付近までドル売りが加速。ただ、その後は米証券大手リーマンブラザーズ買収観測による株式市場の持ち直しに連れ下げ幅を縮小。107円10銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円09銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月11日

9月8日の外国為替相場では、ドル・円が反発。トリシェECB総裁によるインフレ警戒発言によるユーロ・円の上昇に伴い、ドル・円もロンドン時間では107円40銭台まで上昇。その後発表された米証券大手のリーマン・ブラザーズの市場予想を上回る損失計上を嫌気したドル売りから106円50銭台まで下落も、一旦の買い安心感が広がった株式市場の反発やユーロ・ドルの12ヶ月ぶりの安値更新を支援に107円90銭台まで戻し、107円50銭台前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円53銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月10日

9月8日の外国為替相場では、ドル・円が反落。ロンドン時間では108円手前での堅調推移をみせていたドル・円は、米証券大手リーマンブラザーズの増資交渉失敗観測を受けた同社株の大幅な下落を受けリスク回避姿勢が高まり、106円80銭台までドル売りが先行。米国株安も嫌気され、結局同水準で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円16銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月8日

9月5日の外国為替相場では、ドル・円が反発。クロス円の下落から106円10銭台まで弱含みで推移したドル・円は、米8月の雇用統計の予想以上の悪化を受けた同国景気後退への懸念から105円半ばまで下げ幅を拡大。ただ、その後は金融株を中心とした株式市場の反発や同市場引け後に発表された米財務省による政府系住宅金融大手2社に対する救済策実施との報道から上昇。結局107円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円42銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月5日

9月4日の外国為替相場では、ドル・円が続落。ECBの政策金利据え置きや見通しの下方修正に絡んだドル買戻しによりドル・円は108円50銭台高値圏で推移。ただ、その後発表された米国雇用指標の大幅な低下を受けた株価の大幅な下落に伴うリスク回避姿勢の強まりから106円90銭台まで急落。結局107円10銭前後での安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円50銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月4日

9月3日の外国為替相場では、ドル・円が反落。ロンドン時間ではクロス円の売り先行に伴い、ドル・円も108円40銭台まで下落。その後も地区連銀経済報告書(ベージュブック)によって示された米経済の弱さから年内の利上げ観測が後退し、108円ちょうど付近まで下げ幅を拡大。ただその後は株式市場の買い戻しに伴い108円30銭前後まで戻し取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=108円37銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月3日

9月2日の外国為替相場では、ドル・円が反発。原油価格の下落に伴いドルが対ユーロ、ポンドで高値をつけたことを受け、ドル・円も109円10銭台まで上昇。ただその後は米8月のISM製造業景況指数の分岐点である50割れや株価の上げ幅縮小からやや水準を切り下げ108円68銭程度で取引を終了。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=108円58銭程度での推移。

概況/為替市場2008年9月1日

8月29日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間序盤での軟調推移に続き7月米個人支出の減少が明らかになると、この日の安値となる108円40銭までドル安が進行。その後はシカゴ購買部景況指数やミシガン大学消費者信頼感指数の改善を受けやや買戻しが入るも、その後は米国株安を受け、結局ニューヨーク時間では108円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円45銭程度での推移。

概況/為替市場2008年8月29日

8月28日の外国為替相場では、ドル・円は住って来い。ロンドン時間では小幅なドルの買い戻しに終始していたドル・円は、4-6月期の米GDP改定値が市場予想を大きく上回る結果を受け109円50銭まで上昇後、原油価格の上昇により108円50銭まで下落。ただ、その後の同価格の反落や株高に伴い下落前水準の109円60銭台まで再び戻し、109円50銭前後で取引を終了。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=109円53銭程度での推移。