概況/為替市場2008年7月31日7月30日の外国為替相場では、ドル・円が小幅に上昇。原油先物相場の上昇を受けたユーロ・ドル下落に伴い、ドル・円も一時107円60銭台まで下落。ただ、米ADP雇用統計の予想を大きく上回る増加を示したことを受け一転してドル買いが急速に進行。108円34銭まで上昇した。その後は再び原油価格の反発から上値も抑えられ、結局108円15銭前後で取引を終了。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=108円09銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月30日7月29日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京株式市場での午後からの堅調推移を受け、ロンドン時間序盤では107円60銭台まで水準を回復。その後のニューヨーク時間では米株高を受け一段のドル買いが進行。この日発表された7月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことや、原油価格の下落を受けドル・円は108円20銭台まで上げ幅を拡大し、108円15銭前後の高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時20分現在は、1ドル=108円11銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月29日7月28日の外国為替相場では、ドル・円が反落。東京市場での軟調な流れを引き継ぎ、ロンドン時間序盤でも107円50銭台まで下落。その後はやや買戻しも入り107円70銭台まで戻したものの、ニューヨーク時間序盤では原油価格の上昇を受け再び50銭台まで弱含んだ。株安の進行や一部金融機関が評価損計上の可能性について言及したことなどもドル売りに拍車をかけ、107円30銭台まで下げ幅を急速に拡大。結局安値圏となる107円46銭程度で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円45銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月28日7月25日の外国為替相場では、ドル・円が反発。東京市場のドル売りはロンドン時間序盤やや一服。107円30銭まで反発に転じた。その後発表された6月の米耐久財受注が市場予想を大きく上回ったことを受け上げ幅を拡大。ニューヨーク時間でも小幅ながら予想を上回った新築住宅販売件数やミシガン大学消費者信頼感指数の確報値(上方修正)を受け株高が進行。ドル・円も107円90銭台まで上げ足を強め107円89銭前後での高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円90銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月25日7月24日の外国為替相場では、ドル・円が反落。東京時間では一時108円までの上値を試す場面もみられたが、ロンドン時間ではクロス円の下落に伴い107円50銭台まで一転して弱含みの展開となった。その後のニューヨーク時間序盤で発表された米週間の新規失業保険申請件数や中古住宅販売件数といった経済指標がいずれも市場予想を下回ったことを受け下げ幅を拡大。米国株式市場の下落を受けリスク回避目的の円買いも入ったことで一時107円20銭を割り込む水準まで下落した後はやや買戻しも入り、107円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円33銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月24日7月23日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。堅調に推移した東京市場の流れを引継ぎ、ロンドン時間でも米国株価指数先物などの上昇を受けドル・円は一時107円80銭まで上昇。その後ニューヨーク時間では、ブッシュ大統領が政府系金融機関に対する救済案可決に前向きな姿勢を示したことや、この日発表された地区連銀報告書においてインフレへの警戒が示されたことから108円台目前まで上げ足を強める展開に。原油価格の続落や一部連銀総裁の早期利上げの必要性を示唆する発言も支援材料となり、高値圏の107円87銭で取引を終了。東京時間午前8時15分現在は、1ドル=107円90銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月23日7月22日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。米銀大手のワコビアの決算内容が市場予想より弱い結果となったことを受け、106円40銭台程度での小動きで推移していたドル・円は一時106円10銭台を割り込む水準まで下落。ただその後、ポールソン米財務長官による強いドルを支持する発言を受け大きく反発。株高や原油価格の下落も支援材料となり107円45銭まで上げ幅を拡大。一部連銀総裁による早期利上げを支持する発言も刺激となった。結局、107円35銭前後での高値圏で取引を終了。東京時間午前8時20分現在は、1ドル=107円24銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月22日7月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。祝日のため薄商いが続き、小動きに終始した東京時間に続き、ロンドン時間では一時106円30銭まで下落。ただ、米バンク・オブ・アメリカの強い決算内容を受け、107円10銭台まで上げ足を強める展開に。ただ、その後発表された6月の景気先行指数が2ヶ月連続の悪化となったことや、株価の下落推移から再びドル・円も売り優勢に。アメリカン・エキスブレスの軟調な決算発表も嫌気され、結局106円40銭前後での安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時20分現在は、1ドル=106円55銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月18日7月17日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。ロンドン時間序盤ではややドル売りが優勢となり、ドル・円は105円20銭台まで小幅に下落。ただ米銀大手のJPモルガンの決算内容が予想より強い結果となったことで反発に転じ、一時105円80銭台まで強含みで推移した。ただその後発表された7月のフィラデルフィア連銀景況指数が市場予想を下回ったことを受けやや上げ幅を縮小したものの、ニューヨーク時間では原油価格の下落を背景とした株高を受け107円台まで上昇。ただ、終盤では証券大手のメリルリンチの決算内容が市場予想を下回ったことを受けやや値を戻し、結局106円20銭前後での高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円12銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月16日7月15日の外国為替相場では、ドル・円が続落。軟調な東京時間の流れを引き継ぎ、ロンドン時間でも欧州市場の下落や株価指数先物の下落を受けドル売りが先行。104円50銭台まで下落した。ニューヨーク時間ではバーナンキFRB議長が議会証言で景気の先行きに懸念を示したことや、米国株安を背景にドル・円は104円10銭台まで下げ幅を拡大。ただ、その後は原油価格の下落を受け株価が下げ止まったことから若干の買戻しも入り、結局104円71銭で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=104円79銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月15日7月14日の外国為替相場では、ドル・円が続落。政府系住宅金融に対する救済策を好感した買いに支えられた東京時間の流れを引き継ぎ、ロンドン時間でも一時106円80銭付近まで上昇。ただ、ニューヨーク時間では米銀に対する経営不安から徐々に米株式市場が軟調に推移したことに連れドル・円も軟調に推移。106円ちょうど付近では底堅さをみせたものの、結局安値圏の106円17銭まで下落し取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円20銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月14日7月11日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京市場での堅調な流れを引継ぎロンドン時間でも同水準での小動きが続いたものの、イスラエル空軍がイラク上空での演習敢行との報道を受け、リスク回避目的の円買いが優勢となりドル・円は106円03銭まで急落した。その後のニューヨーク時間序盤では、政府系住宅金融への懸念による信用不安から本日安値となる105円66銭まで下げ幅を拡大。ただ米5月の貿易収支などの指標が市場予想を上回る結果となったことからやや買い戻され、106円36銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円38銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月11日7月10日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京時間終盤のドル買い優勢の流れを引き継ぎ、ロンドン時間でも米国指数先物の上昇を支援材料に107円30銭台で堅調に推移した。その後発表された米週間の新規失業保険申請指数が市場予想より大幅に改善されていたことを受け、一時107円40銭台まで上昇するも、ポールソン財務長官の金融機関破綻容認発言を受け106円80銭まで下落。ただ下値では株高に支えられ買戻しも入り、107円10銭前後での高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円09銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月10日7月8日の外国為替相場では、ドル・円が下落。地政学的リスクを懸念したドル売りの動きも限定的だった東京市場の流れを引き継ぎ、ロンドン時間では107円60銭台まで上昇。ただ、メリルリンチの格付け引き下げ方向での見直しとの発表や、米政府系住宅金融の損失拡大懸念から米国株が下落。ドル・円も106円60銭台まで下げ幅を拡大し、結局106円75銭の安値圏で取引を終了。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円85銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月9日7月8日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。東京時間終盤にかけてドル売りが優勢となった流れを引き継ぎ、ロンドン時間序盤では106円20銭台まで下落。ただその後は欧州株価の底堅い展開などから下げ幅を縮小。バーナンキFRB議長による09年までの証券会社向け貸し出し延長する可能性を示唆する発言からドル買いが優勢となり107円40銭まで上昇。株式市場の堅調な展開も支援材料となり、結局107円50銭前後での高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円51銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月8日7月7日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。107円60銭までドル買いが進んだ東京市場の流れを引き継ぎ、ロンドン時間でもドル・円は堅調に推移。ただ、米国時間で政府系住宅金融などの損失拡大から米国株が下げ幅を拡大。ドル・円も一時106円70銭台まで弱含む展開となった。引けにかけてはドル売りも一巡。107円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時21分現在は、1ドル=107円17銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月7日7月4日の外国為替相場では、ドル・円は106円後半での小動き。方向感に乏しかった東京時間の流れを引き継ぎ、ロンドン時間でも同様の展開が続いた。この日は米国市場が休場のため薄商いに終始し、 106円銭70銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円77銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月4日7月3日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間ではユーロ・円の上昇につられドル・円は一時106円50銭まで上昇。その後発表された欧州中銀の政策金利引き上げに対する反応は限定的だったものの、その後トリシェ総裁が講演で追加利上げを示唆しなかったことでドル買いが優勢となり一時106円80銭まで上昇。その後発表されたISM非製造業指数が市場予想を下回ったことで一時下落も、米国株式市場の堅調を受けドルが買い戻され、106円70銭前後のこの日の高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=106円73銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月3日7月2日の外国為替相場では、ドル・円が小幅に下落。東京時間終盤でのクロス円の上昇につられ、ロンドン時間でもドルが対欧州通貨で堅調に推移し、ドル・円も106円60銭台まで上昇。ただ、その後発表された米6月のADP雇用統計で市場予想を大幅に下回る結果が明らかになったことで一転してドル売りが優勢に。その後も米金融機関の損失拡大観測などから105円80銭台まで下げ幅を拡大したものの、同水準では底堅さをみせ、結局106円ちょうどを挟む水準で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円92銭程度での推移。
概況/為替市場2008年7月2日7月1日の外国為替相場では、ドル・円は前日比ほぼ横ばい。東京市場のドル売り優勢の流れを引き継ぎ、ロンドン時間でも米国指標待ちの姿勢の中、米国株価指数先物の下落を受け105円30銭まで下落。ただ米国時間序盤に発表された6月のISM製造業指数が市場予想を上回ったうえ、景況感の境目となる50を上振れたことをきっかけに105円80銭まで下げ幅を急速に縮小。その後米国株価が堅調に推移したことで106円20銭台の水準まで回復。ただその後の上値は重く同水準で取引を終了。東京時間午前8時23分現在は、1ドル=106円08銭程度での推移。