概況/為替市場2008年7月1日6月30日の外国為替相場では、ドル・円は前日比ほぼ横ばい。東京市場での日本国債格付け引き上げを背景とした円買いの流れや、原油価格の上昇を背景にロンドン時間序盤では105円を割り込む水準までドル売りが先行。その後はやや買い戻しも入った他、米国時間序盤で発表された6月のシカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったことをが材料視され105円80銭台まで下げ幅を縮小した。その後は米国株高や期末におけるドル買いが支えとなり、106円20銭台まで上昇。ただ同水準では戻り売り圧力も高く、結局前日比ほぼ横ばい水準で取引を終了。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円17銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月30日6月27日の外国為替相場では、ドル・円は続落。東京時間のドル売りの流れを引継ぎ、ロンドン時間でも米国株価指数先物の下落などからドル売りが進み、一時106円10銭台まで下落。ただその後発表された5月の個人所得が市場予想を上回ったことで一時106円40銭まで持ち直したものの、米国株の下落を受けリスク回避目的の円買いが優勢となり、105円85銭まで再び下げ幅を拡大。結局106円を挟む水準で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円29銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月27日6月26日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。東京時間でのクロス円の堅調な値動きにつられドル・円は、ロンドン時間序盤は108円10銭台まで上昇。ただ米国株価指数先物の軟調な推移を受け徐々に下げ足を強め、107円40銭まで下値を探る展開に。その後の米国時間でも株価指数の大幅下落や、原油相場の上昇を受けたユーロ・ドルの下落を受けドル・円は106円60銭台まで急落し取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月25日6月24日の外国為替相場では、ドル・円が小幅に下落。ロンドン時間でも米国経済指標発表やFOMCを控え様子見ムードが強く小動きに終始。その後発表された6月の米消費者信頼感指数が予想を大きく下回った他、軟調な住宅・連銀製造業指数を受け利上げへの期待が後退し、一時ドル・円は107円36銭までドル売りが加速。ただ金融株の反発などを背景に米国株が底堅く推移したことでドルも買い戻され再び108円台まで下げ幅を縮小し、その後はやや値を下げ、107円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=107円85銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月24日6月23日の外国為替相場では、ドル・円が反発。東京時間終盤でのドル買いの流れを引継ぎ、軟調な欧州指標や米国株価指数先物の上昇を受けドル・円は108円までの上値を試す展開に。ただ108円08銭までの上昇後は米国株の軟調な推移を背景に徐々に水準を切り下げ、107円85銭前後で取引を終了。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円85銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月23日6月20日の外国為替相場では、ドル・円が続落。モノラインへの格下げを受けたリスク回避目的のドル売りが先行し、ロンドン時間でも107円50銭まで下げ足を強める展開に。その後米国時間で相次いだ金融機関への損失拡大懸念や原油価格の上昇により米国株価が下落したことを受け102円12銭までドル売りが加速。終値でも107円20銭台前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円32銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月19日6月18日の外国為替相場では、ドル・円が小幅に下落。原油価格の下落を背景にドル・円は一時108円40銭台まで上昇。その後米国時間に入り、金融機関に対する信用不安から米国株が軟調に推移したことを受け、ドル円は売りが優勢となり一時107円60銭まで下落。その後はやや買戻しも入り、107円80銭台で取引を終了。東京時間午前8時24分現在は、1ドル=107円83銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月18日6月17日の外国為替相場では、ドル・円は高値上昇後は売り圧力が強く下落。一部紙による早期の利上げ観測後退報道を受け、ドル・円はこの日最安値となる107円50銭まで下落。ただその後は米国株価指数先物の上昇やポンド・ドルの下落がドルの買戻しを促した他、米証券大手のゴールドマン・サックスの決算内容が市場予想を上回ったことをきっかけにドル・円は108円30銭前後まで上昇。ただ、その後発表された5月の生産者物価指数や住宅着工件数などの経済指標が相次いで軟調な結果を示したことや、米国株の下げ幅の拡大を受け売りが優勢となり、結局108円を割り込む水準で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=107円95銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月17日6月16日の外国為替相場では、ロンドン時間ではドル・円が一時108円50銭まで買いが加速する場面が見られたが、その後は利益確定売りに押され108円20銭台まで上げ幅を縮小。その後米6月のNY連銀製造業指数が市場予想を下回る軟調な結果となった他、ユーロ圏のCPI上昇を受けたECBによるインフレ抑制発言がドルの圧迫要因となり、ドル・円も107円90銭まで下落。米国株の下げ渋りや同債券の利回りの上昇を受けやや買戻しも入ったが、ダウ平均がマイナス圏で上値の重たい様相を示したことから再び売りが優勢となり、結局108円10銭台で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=108円18銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月16日6月13日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。日銀総裁の利上げに対するやや否定的な発言をきっかけにドル・円は108円台まで上昇。その後米国時間で5月の消費者物価指数が市場予想を若干上回ったことでこの日の高値となる108円43銭まで上げ幅を拡大。ただその後発表された同月のミシガン大学消費者信頼感指数が、市場想定を大幅に下回る水準だったことを嫌気され107円80銭前後まで上げ幅を縮小したものの、米国株の堅調推移を受け値を戻し、108円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円25銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月13日6月12日の外国為替相場では、ドル・円が反発。米高官のドル安懸念を背景としたドル買い意欲が引き続き強く、またユーロ・ドルでの利益確定のユーロ売りをきっかけにロンドン時間でもドル・円は堅調に推移。米国時間に入り、5月の小売売上高の強い伸びにより利上げ観測が強まり一時108円まで上昇。その後も米国株高を背景にドル・円も堅調に推移し、107円90銭前後での高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=107円90銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月12日6月11日の外国為替相場では、ドル・円が反落。ロンドン時間では米国株価指数先物や欧州市場の上値の重さからドル・円は小幅に下落。その後米国時間に入り、金融機関の損失拡大への懸念の強まりや原油相場の上昇を受けた株価の大幅な下落や、債権ファンド大手幹部が年内利上げの可能性が低いことを示したことをきっかけにドルは対主要通貨で大幅に下落し、ドル・円は107円台を割り込む水準まで下げ幅を拡大。ただ、一部連銀総裁のFRBによるインフレ目標の導入支持を明らかにしたことでやや買い戻され、結局107円台を挟んだ水準で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=106円85銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月11日6月10日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続伸。ロンドン時間でもバーナンキFRB議長によりインフレ懸念発言や米国要人のドル安を警戒する姿勢を背景にドル・円は上値を追う展開となり、107円台まで上昇。その後やや利益確定売りに押されるも、米国時間に入り引き続きFRB議長発言が支援材料となった他、ポールソン米財務長官が改めて為替介入への可能性に言及したことや米国株価が上昇に転じたことでドルが再び上げ幅を拡大。結局107円40銭台の高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=107円40銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月10日6月9日の外国為替相場では、ドル・円が反発。ロンドン時間では米国株式指数先物の上昇や原油先物相場の大幅な下落も支援材料となりドル・円は105円80銭まで上昇。ニューヨーク時間に入り4月の中古住宅販売成約指数が予想に反して大幅な上昇に転じたことや、NY連銀総裁や財務長官らによるドル安注視発言を受けドル買いが一段と加速し106円30銭の高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=106円30銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月9日6月6日の外国為替相場では、ドル・円が大幅に下落。ロンドン時間でも106円30銭前後での小動きが続いたドル・円は、5月の雇用統計で失業率が前月比0.5%上昇と予想以上の悪化となったことを受け、発表直後に105円50銭前後まで下落。一時利益確定のドル買いにより106円台を回復する場面がみられたものの、原油相場の10ドル以上の急激な上昇により株安が大幅に進んだことでリスク回避のドル売りが一段と強まり、結局105円台の水準を割り込む安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時23分現在は、1ドル=104円75銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月6日6月5日の外国為替相場では、ドル・円が3日続伸。ロンドン時間に入り独4月の鉱工業生産受注の下振れを受けユーロ・ドルが下落したことをきっかけにドル・円は106円20銭台まで上昇。その後、米週間新規失業保険申請件数が市場予想から減少したため、ドルが一段高となり106円40銭台まで上げ幅を拡大。ただ、トリシェECB総裁が7月での利上げの可能性を示唆したことでドルが対ユーロで下落したため、ドル・円も徐々に上値を切り下げ、結局106円を挟む水準で取引を終えた。東京時間午前8時22分現在は、1ドル=105円92銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月5日6月4日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間では信用不安の高まりからリスク回避目的のドル売りが優勢となりドル・円は一時104円50銭台まで弱含みで推移した。ただその後は米ADP雇用統計が市場予想を上回る増加となったことでドル買い意欲が高まり104円90銭まで下げ幅を縮小。ニューヨーク時間に入り、5月のISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことで105円30銭前後の高値まで反発。米株安を受け上昇一服も、バーナンキFRB議長によるインフレ警戒発言を受け利下げ打ち止め観測が強まったことを受け再び105円20銭台まで上げ幅を拡大し取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円27銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月4日6月3日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間では仕掛け的なドル売りが入ったことで103円台まで弱含む展開がみられたものの、売り一服後は徐々に水準を取り戻し104円40銭台まで回復。その後バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長が講演でドル安に対する影響を注視すると述べたことで利下げ打ち止め観測が再燃したため、ドル全面高となり一時105円57銭まで上昇。ただその後は軟調な米自動車販売台数やリーマンブラザーズの増資観測に端を発した金融機関への懸念を受けた株安を受けドル・円は下げ幅を縮小。105円10銭台で取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=105円09銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月3日6月2日の外国為替相場では、ドル・円は大幅に下落。ロンドン時間に入り、ポンドを中心として欧州通貨が売り優勢となったことを受けドル・円も下落。その後米国時間に入り、5月のISM製造業景況指数が予想を上回る結果となったことで売りは一服したものの、S&Pによる金融機関大手の格下げ発表を受け、一時104円02銭まで下げ幅を再び拡大。その後はやや利益確定のドル買いが入ったことで、104円半ばで取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=104円45銭程度での推移。
概況/為替市場2008年6月2日5月30日の外国為替相場では、ドル・円は小幅に上昇。ロンドン市場でのドル・ユーロの上昇・反落に連れてドル・円も105円58銭までの上昇後、同48銭まで下落。その後米国市場で、4月の個人所得が市場予想を上回ったことが好材料視され105円70銭台まで上げ幅を再び広げたが、その後は材料に乏しく週末を控えポジション調整のドル売りが入り、105円半ばで取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円45銭程度での推移。