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概況/為替市場2008年5月30日

5月29日の外国為替相場では、ドル・円は大幅に上昇。東京時間の流れを引き継ぎロンドン時間でも欧州市場の株高を受けドル買いが進み105円20銭台まで上昇。その後米GDP成長率が上方修正されたことを受け一段とドル買いが先行。その後利益確定売りで一時上げ幅を縮小したものの、ダウ平均が上げ幅を拡大するにつれドルの上値も拡大し一時105円80銭台まで上昇。ただダウの伸び悩みを受けやや水準を切り下げ105円半ばで取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円57銭程度での推移。

概況/為替市場2008年5月29日

5月28日の外国為替相場では、ドル・円は上昇。東京時間の軟調な流れを引き継ぎ、ロンドン時間でも下落して始まったものの、原油先物相場の急落を受けたユーロドルの下落を受けドル・円は一時104円80銭まで上昇。その後発表された米耐久財受注が予想を上回ったことで買いが優勢となり105円20銭前後まで急伸。ただその後は原油相場が値を戻した他、米国株相場が一時軟調な推移となったことで上げ幅を縮小し取引を終えた。東京時間午前8時00分現在は、1ドル=104円70銭程度での推移。

概況/為替市場2008年5月28日

5月27日の外国為替相場では、ドル・円は上昇。ロンドン時間に入り、ユーロ・ドルでのドル売りが進んだことで、103円60銭台程度までドルが弱含みで推移。ただ、米国時間に入り新築住宅販売件数が前月比増加に転じたことが好感され104円30銭台まで上昇。原油相場の下落を受け米国株が堅調に推移したことも支えとなったが、104円台からは上値も重く、104円20銭台での小動きで取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=104円22銭程度での推移。

概況/為替市場2008年5月27日

5月26日の外国為替相場では、ドル・円は小幅上昇。日経平均株価が大幅に下落したことを受けてドル・円も東京時間の引けにかけて大きく下落。その後は徐々に利益確定売りなどのドル買いが入り103円50銭台まで上昇。ただ、英国・米国市場とも休場のため。買い意欲も乏しく、方向感に乏しい推移で、103円40銭を挟む水準で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円40銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月26日

5月23日の外国為替相場では、ドル・円が下落。104円台前半での膠着状態が続いていたドル・円は、ロンドン時間に入ってからドル売り・円買いが優勢となり下値を模索する展開が続く。またこの日発表された米4月中古住宅販売件数は市場予想を上回ったが、反応は限定的となり、その後も米国株が下げ幅を拡大するに伴い103円付近まで値を下げる。ニューヨーク時間の引けにかけては幾分持ち直したものの、結局は前日の上昇分を吐き出す形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円29銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月22日

5月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入り、クロス円の上昇に伴い103円60銭までドル・円が上昇。ただ、その後ニューヨーク原油先物相場が130ドル台を示したことで再び103円20銭まで下落。その後は徐々に持ち直したものの、ニューヨーク時間に入り、FOMC議事録で利下げ打ち止めを示唆したことや、成長見通しが下方修正されたことを受けた株安によりドル売りが加速。一時103円を割り込む動きをみせるなど、結局安値圏で取引を終えた。 東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円04銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月21日

5月20日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入りユーロ・ドルが上昇したことをきっかけにドル・円も104円15銭前後まで上昇。ただ米4月の卸売物価指数のコア指数が予想を大幅に下回ったことや原油高を背景に米国株が軟調に推移したことを受けて103円40銭まで下げ幅を拡大。その後はやや持ち直したものの、結局ダウ平均が200ドル近い下落となったことで上値も抑えられた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円58銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月20日

5月19日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってから103円65銭付近で反発に転じたドル・円は、この日発表された米4月景気先行指数が予想外に2カ月連続でプラスとなり、景気低迷の深刻化懸念が後退したことを好感して104円70銭付近まで上昇した。ただし、米国株が引けにかけて上げ幅を縮小したことに伴ってその後は伸び悩み、ニューヨーク時間引けでは104円35銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=104円39銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月19日

5月16日の外国為替相場では、ドル・円が続落。ロンドン時間に入ってからクロス円の買戻しが優勢となる中、この日発表された米・4月住宅着工件数が予想を上回ったことを好感して、ドル・円は105円台を回復。しかし、その後は米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が1980年以来の最低水準となったことを受けて103円50銭付近へと急反落した。米国株が下げ渋ったことに伴ってニューヨーク時間引けにかけてドルはやや買い戻されたものの、結局は104円05銭前後の安値圏で取引を終えた。東京時間19日午前8時25分現在は、1ドル=104円11銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月16日

5月15日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。ロンドン時間に入ってからはドルの買い戻しが優勢の展開となり、ドル・円は105円台を回復した。しかし、その後はこの日発表された5月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想に反してマイナスに落ち込む結果になったことを嫌気して、ドル・円は104円45銭付近まで下落。米国株が上昇したことに伴ってニューヨーク時間終盤には一時的に105円台を再び回復したものの、引けにかけては104円75銭前後へと弱含んで取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=104円83銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月15日

5月14日の外国為替相場では、ドル・円が3日続伸。日経平均株価が午後に入って大きく上昇するに伴い、ドル・円も104円60銭付近で底打ちした後は徐々に下値を切り上げ、ロンドン時間の序盤には105円40銭まで上げ幅を拡大。また、この日発表された米4月消費者物価指数が予想を下回ったことから、急速にドルが売り込まれる場面もみられたが、米国株が堅調に推移していたためすぐに持ち直す。ただ、ニューヨーク時間の引けにかけては米国株の伸び悩みと連なり105円ちょうど付近まで軟化して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円17銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月14日

5月13日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続伸。景気減速懸念を背景に欧州通貨の売りが強まり、ロンドン時間に入ってからはクロス円の下落に伴ってドル・円も103円40銭付近まで下落。しかしながら、その後はこの日発表された米・4月小売売上高が自動車を除くベースで市場予想を上回り、米国の利下げ打ち止め観測が強まったことにより、ドル・円は104円台半ばへと急伸。ニューヨーク時間引けにかけて強含みでの推移となってほぼ高値圏となる104円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=104円61銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月13日

5月12日の外国為替相場では、ドル・円が大幅高。東京時間の朝方に102円60銭前後で反発に転じたドル・円は、欧州株や米国株式指数先物の上昇を受けたクロス円の買いに伴って、ロンドン時間中盤には104円04銭まで上昇。ニューヨーク時間に入ってからは103円20銭台へと一旦は弱含んだものの、モノライン大手の米MBIAが発表した決算で、赤字幅が予想ほど拡大しなかったことを好感してドルは再び買い戻される展開となり、103円75銭前後へと持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円86銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月12日

5月9日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続落。日本株が軟調に推移するのに伴い、ドル・円は朝方から売り優勢の展開。ニューヨーク時間に入ってから103円30銭台まで急反発したものの、世界最大の保険会社アメリカン・インターナショナル・グループが過去最大の赤字を計上したこと等が嫌気されてNYダウも大幅に下落し、リスク回避の動きから再び円買い基調に転換。その後引けにかけては動意も乏しく、103円弱の水準での小動きが続き取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=102円76銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月9日

5月8日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。ロンドン時間に入ってから欧州通貨の買い戻しが優勢となり、クロス円の反発に伴ってドル・円も104円40銭付近まで上昇。しかしながら、その後はECBのトリシェ総裁がインフレ警戒スタンスの維持を表明したことを契機にユーロ買い・ドル売りが強まり、ドル・円も103円40銭まで下落した。ニューヨーク時間引けにかけてはやや持ち直したものの、103円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円86銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月8日

5月7日の外国為替相場では、ドル・円が3日続落。ジリ安基調が続いていたドル・円は東京時間の終盤から上昇に転じ、ロンドン時間には105円台を回復。また、この日発表された米1-3月期非農業部門労働生産性が予想を上回ったほか、米財務長官の「金融危機の最悪期を脱したようだ」との発言が好感され、105円60銭近くまで上伸。もっとも、ニューヨーク市場の引けにかけては原油先物相場の最高値更新などを背景とした米国株の下落とともに徐々に上げ幅を縮小し、結局は小幅ながら3日続落して取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=104円89銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月7日

5月6日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)の1-3月期決算が3四半期連続で赤字となったことを受けて信用収縮懸念が再燃し、ニューヨーク時間に入ってからドル・円は104円ちょうど付近まで下落した。しかしながら、その後はS&Pが金融市場の混乱はピークを脱したと楽観的な見通しを示したことや、NYダウが下げ幅を縮小してプラス圏へと浮上したことを背景にドル買い優勢へと転換。ドル・円はこの日の下落分を取り戻し、104円75銭前後まで持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=104円82銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年5月2日

5月1日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。ロンドン時間中盤にかけて104円20銭付近まで上昇したドル・円は、この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを嫌気して103円70銭台へと下落した。しかしながら、米4月ISM製造業景況指数が予想を上回ったこと受けてドルはその後に急反発。米国株が大幅高となったこともドル買いに拍車をかけ、ニューヨーク時間には104円60銭へと上昇し、ほぼ高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=104円38銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年4月30日

4月29日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。東京市場が休場のためにロンドン時間の序盤にかけては104円前半での閑散取引が続いた中、この日発表された米・4月消費者信頼感指数が2003年3月来の低水準に落ち込む結果となったことを嫌気してドル・円は103円22銭まで急落した。しかしその後はNYダウ平均株価が下げ幅を縮小したことに伴ってドルも買い戻される展開となり、ニューヨーク時間引けにかけては104円付近まで持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=103円93銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年4月28日

4月25日の外国為替相場では、ドル・円が3日続伸。ジリ安基調が続いていたドル・円は東京時間の終了間際から信用リスクへの過度の警戒感後退や米FRBによる利下げ休止観測などを背景にドル買い優勢と転換し、104円80銭まで急速に値を伸ばす。その後幾分調整したあと、この日発表された米4月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値が予想外の悪化となったことでNYダウが下落に転じ、ドル・円も一時104円台を割り込む展開となる。ただ、ニューヨーク時間の引けにかけては指標発表前の水準まで徐々に持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=104円49銭程度での推移となっている。