概況/為替市場2008年4月25日4月24日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続伸。ロンドン時間の中盤にかけてドル・円は103円40銭付近へと弱含んだものの、この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が予想外に減少したことを好感して、その後は104円台へと急反発。ニューヨーク時間に入ってから一旦は103円70銭台へと調整したものの、米利下げ打ち止め観測が高まったことや、NYダウが一時100ドルを超える上げ幅となったことなどを背景にドル・円は104円55銭まで上昇し、高値圏の104円25銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時28分現在は、1ドル=104円34銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月24日4月23日の外国為替相場では、ドル・円が反発。ロンドン時間の序盤にかけてドル・円は103円ちょうどを挟んだ小幅なもみ合いが続いたが、NYダウが大幅に上昇して始まったのを契機に買い優勢へと転換し、急速に上げ幅を拡大。103円台後半では上値を抑えられたものの、ニューヨーク時間の引けにかけても底堅く推移し、103円台半ばを維持して取引を終えた。また、この日は金利差拡大観測を背景に豪ドルの上昇が目立った他、EU高官によるユーロ高牽制発言などでユーロは対ドルで大きく値を下げる展開となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円46銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月23日4月22日の外国為替相場では、ドル・円が続落。東京時間の終盤からジリ高となった中、この日発表された米3月中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことを好感して、ドル・円は103円55銭付近まで上昇。しかし米国株が寄りつきから軟調に推移したことや、フィッシャー米ダラス連銀総裁が「第2四半期の成長は第1四半期より弱まる可能性」と発言したことを受けてドルは急落した。ドル・円はニューヨーク時間に102円68銭まで下落した後に、103円ちょうど付近へと持ち直して取引を終えた。一方、ユーロ圏での利下げ観測が後退したことを背景にユーロは堅調。1ユーロ=1.6ドル台乗せとなって導入来の最高値を更新した。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=102円93銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月22日4月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。この日に発表されたバンク・オブ・アメリカの1-3月期決算が市場予想を下回ったことを嫌気して、ロンドン時間にドル・円は102円98銭まで下落した。ただし、売り優勢で取引開始となった米国株が下げ渋ったことを受けてドル売りは一服し、その後は103円台前半での揉み合いで推移。ニューヨーク時間引けでは103円25銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=103円33銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月21日4月18日の外国為替相場では、ドル・円が大幅高。東京時間の朝方から膠着状態となっていたドル・円は、米銀行大手シティグループ等が発表した決算が好感されたことでドル買いが一気に膨らみ、104円台まで急伸。その後も強含みの展開は続いたが、104円50銭付近では上値を抑えられ、ニューヨーク時間引けにかけては利益確定売りなどで幾分上げ幅を縮小する形で取引を終えた。また、この日はリスク許容度の回復からキャリートレード再開への思惑等もあり、クロス円も軒並み大幅に値を上げ、円全面安となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円98銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月18日4月17日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってからドル買いが強まったものの、この日発表された米4月フィラデルフィア連銀業況指数が2001年以来の最低水準へと落ち込む結果となったことを受けて、ドル・円は101円88銭まで弱含んだ。しかしながら、ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相のユーロ高牽制発言を契機に、その後はドルが買い戻される展開に。ニューヨーク時間終盤には102円72銭まで上昇し、ほぼ高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=102円44銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月17日4月16日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。前日大幅に上昇したドル・円は東京時間の朝方から利益確定等の売りに押され、ジリ安基調で推移。その後、ロンドン時間の序盤に中国人民銀行が預金準備率の引き上げを発表したことを受けてドル売り基調が強まり、一時100円80銭台まで下げ幅を急拡大させた。ただ、101円付近では底堅く、この日発表された米金融機関等の決算が想定範囲であったことへの安心感から米国株が大幅に上昇し、ドル・円もその後は買い優勢で推移。結局は東京時間からの下落分を取り戻す形で取引を終えた。一方、ユーロは利下げ観測の後退を背景に終始強含みで推移し、ドルに対しては4月10日以来の史上最高値を更新した。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=101円79銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月16日4月15日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続伸。米国株式指数先物の下落やクロス円の売りを背景に、ロンドン時間序盤にドル・円も100円80銭付近まで下落。しかし、その後はこの日発表された米3月生産者物価指数(PPI)が市場予想のほぼ2倍の伸びとなったことや、ニューヨーク連銀が発表した4月製造業景況指数が事前予想に反してプラス転換したことを好感して、ドルの買い戻しが強まった。ニューヨーク時間引けにかけては小幅な調整を挟みながらドル・円は上昇し、ほぼ高値圏の101円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=101円82銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月15日4月14日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。米銀大手ワコビアの1-3月期決算が予想外の赤字となったことが嫌気されて、ニューヨーク時間序盤にドル・円は100円30銭付近まで下落。しかし、その後はこの日発表された米3月小売売上高が事前予想を上回り、個人消費の底堅さを示す結果となったことを好感してドルの買い戻しが強まる展開に。ドル・円は101円10銭前後へと持ち直して、先週末終値を小幅に上回る水準で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=101円13銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月14日4月11日の外国為替相場では、ドル・円が大幅安。日本株が大幅に上昇したこと等からドル・円は東京時間の朝方から買い優勢で推移するも、102円20銭台では上値を抑えられ、その後は102円を挟んでのもみ合いが続く。もっとも、米GEの決算を受けて米株先物指数が大幅に下落したことから、ニューヨーク時間の序盤にかけてはリスク回避の円買いが強まり、101円台を割り込む。また米ミシガン大消費者信頼感指数が1982年以来の最低水準まで落ち込んだこともドル売り材料とされる。その後ニューヨーク時間の引けにかけてはG7の結果を見定めたいとの様子見ムードからこの日の安値圏で膠着状態が続き取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=101円26銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月11日4月10日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。シンガポール金融管理局がシンガポールドルの名目実行為替レートに関して、その許容変動幅の中央値を引き上げたことを契機にドル売りが強まり、ロンドン時間にドル・円は100円03銭まで下落した。しかし、その後は米国株が反発に転じたことを受けてリスク回避の動きが後退し、ドル・円は急反発。ニューヨーク時間引けにかけてはこの日の下落分を取り戻し、高値圏の101円95銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=101円87銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月10日4月9日の外国為替相場では、ドル・円が反落。株式市場が軟調に推移したことなどを背景にドル・円も東京時間の朝方からジリ安基調。その後102円20銭付近では落ち着きをみせ、一旦持ち直したが、景気後退観測の強まり等を背景に米国株が下落して始まったことから再びリスク回避の円買いが優勢に。ドル・円は102円60銭付近から下落に転じ、徐々に下げ幅を拡大。101円60銭程度で下げ止まったものの、この日のほぼ安値圏で取引を終えた。一方、ユーロ・ドルはこの日も終始強含みで推移し、3月31日以来の史上最高値付近まで上昇した。東京時間午前8時28分現在は、1ドル=101円85銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月9日4月8日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。欧州株が寄り付きから冴えない展開となったことに伴い、ロンドン時間の序盤にドル・円は101円75銭付近まで下落。しかし、その後にドルの買い戻しが優勢となり、NYダウ平均株価が下げ幅を縮小したことも背景となってドル・円は102円68銭まで上昇。この日公開されたFOMC議事録は米経済のマイナス成長や景気後退を示唆する内容であったために、ニューヨーク時間終盤に一旦は102円20銭台へと弱含んだものの、引けにかけては再びドル買いとなって102円65銭前後の高値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=102円74銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月8日4月7日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。東京時間の朝方からドル買い優勢で推移し、ドル・円は102円80銭台まで上昇。その後はフェルドスタイン全米経済研究所長が「米経済は既にリセッションに入りつつある」と発言したことや、米国株が引けにかけて伸び悩む展開となったことを背景にドル・円も上値の重い展開となった。ニューヨーク時間引けにかけてはやや弱含み、102円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=102円51銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月7日4月4日の外国為替相場では、ドル・円が5日ぶりに反落。東京時間の朝方からドル・円は強含みで推移し、102円60銭台まで上昇。その後、ニューヨーク市場開始までの間は持ち高を調整する動きが続いたが、この日発表された米3月非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回ったことを受けて101円50銭台まで急落。ドル・円は雇用統計発表後に一旦急速なドル買い戻しで反発したものの、米国株の軟調な推移や米景気後退観測の強まりなどを背景に再びドル売り優勢へと転換。NY時間の引けにかけても下値を探る展開が続き、結局はこの日の安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=101円60銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月4日4月3日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。東京時間の午前からドル買いが優勢となった中、ロンドン時間の中盤にかけてドル・円は102円台後半で底堅く推移し、102円95銭付近まで上昇。しかしながら、この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が05年9月以来の高水準に増加したことを嫌気して、その後は102円07銭まで急落した。米3月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことで一旦は102円60銭台へと反発したものの、ニューヨーク時間引けにかけては弱含み、102円25銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=102円43銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月3日4月2日の外国為替相場では、ドル・円が3日続伸。日経平均株価の大幅高を受けて、ドル・円も買い優勢で推移し、東京時間の終盤には3月12日以来の102円台を回復。その後一旦は調整したものの、この日発表された米3月ADP全国雇用者数が予想を上回る結果になったことが好感され、102円80銭付近まで上げ幅を拡大。ニューヨーク時間引けにかけては米国株が下落に転じるのに伴ない、徐々に売りに押されて102円20銭台まで下げたが、結局ドル・円は3日続伸して取引を終えた。また、クロス円に関しても軒並み大幅に上昇し、円は主要通貨に対し全面安の様相となった。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=102円32銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月2日4月1日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続伸。欧州株が大幅高となったことを受けてロンドン時間に入ってからドル買いが強まった中、この日発表された米・3月ISM製造業景気指数が景況判断の境目とされる50を下回ったものの、事前予想を上回ったことを好感してドル・円は102円15銭付近まで急伸。ニューヨーク時間引けにかけても高値圏を維持し、101円85銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=101円83銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年4月1日3月31日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ISM製造業指数や雇用統計など主要な経済指標の発表を翌日以降に控えているために様子見姿勢が強まり、ロンドン時間に入ってからのドル・円は99円台で方向感に乏しい展開に。この日発表された米3月シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったことを背景にニューヨーク時間にはドル買い優勢となったものの、上げ幅も限定的で99円70銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時29分現在、1ドル=99円85銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年3月31日3月28日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日経平均株価の急反発に伴い、ドル・円も徐々に下値を切り上げ、ロンドン時間序盤にかけては100円30銭台まで上昇。その後99円70銭付近まで調整したが、この日発表された米2月の個人所得が予想を上回ったことから再び100円台を回復。ただ、同水準では上値を抑えられた他、米国株が下落に転じ始めたことでドル・円も下値を模索する展開となり、結局はこの日のほぼ安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=99円145銭程度での推移となっている。