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概況/為替市場2008年3月28日

3月27日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京時間の終盤からドル買いが強まった中、この日発表された米07年10-12月期GDPで個人消費が上方修正されたことを好感して、ドル・円は100円15銭付近まで上昇。ただし、米国株が引けにかけて軟調に推移したことでその後は伸び悩み、ニューヨーク時間引けにかけては99円65銭前後へとやや上げ幅を縮小して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=99円55銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月27日

3月26日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続落。東京時間の終盤にかけてドル・円は徐々に持ち直し100円台を回復。その後発表された独IFO景況指数が予想を上回ったことを契機に一気にユーロ買いが進んだことで、ドルは対円でも大きく売られる格好となった。ドル・円は99円付近で一旦下げ止まったものの、米新築住宅販売件数が4カ月連続でのマイナスであったこと等から、ニューヨーク時間の引けにかけては再び下値を探る展開となって取引を終えた。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=98円93銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月26日

3月25日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入ってから100円70銭付近でドル売りに転じた中、コンファレンスボードが発表した米3月消費者信頼感指数が03年3月以来の低水準に落ち込んだことや、米1月S&Pケースシラー住宅価格指数が過去最大の下落となったことを嫌気してドル売りが強まり、ドル・円は99円65銭付近まで下落。しかし、NYダウ平均株価が引けにかけて値を戻す展開となったことでドル・円も持ち直し、100円ちょうど前後まで下げ幅を縮小して取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=100円09銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月25日

3月24日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。欧州各国がイースターマンデーで市場参加者が少ない中、ドル・円はロンドン時間に入ってから100円台を回復した後に一旦は99円65銭付近まで調整。しかし、その後はこの日発表された米・2月中古住宅販売件数が予想を大幅に上回り、JPモルガン・チェースによるベアー・スターンズへの買収提示価格の引き上げも好材料となってリスク回避の姿勢が後退し、ドルは急反発。ニューヨーク時間に100円90銭付近へと大幅に上昇したドル・円はほぼ高値圏の100円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=100円72銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月24日

3月21日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。東京株式市場が堅調に推移していることから、ドル・円も朝方から買い優勢の展開。ただ、99円60銭台に入ってからは上値が重く、海外主要市場がイースター休暇のため取引参加者も減少することから積極的な売買は手控えられ、幾分軟化。その後も持ち高の調整が続き、ドル・円は結局99円40銭台での膠着状態のまま取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=99円56銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月21日

3月20日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。イースター休暇入りを控える中、ロンドン時間に入ってからは金や原油などの商品相場の下落をきっかけとした利食いのドル買いが優勢となり、ドル・円は100円20銭付近まで上昇。その後は欧州での信用収縮懸念を背景に一旦は98円45銭まで調整したものの、米国株が引けにかけて上げ幅を拡大したことに伴ってドルは買い戻され、ニューヨーク時間引けでは99円50銭前後まで持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=99円10銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月19日

3月18日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。欧州株が大幅に上昇したことを背景にロンドン時間にドル買い先行となった中、米ゴールドマン・サックスとリーマン・ブラザーズの決算が大幅減益ながらも市場予想を上回ったことで信用収縮懸念が後退するとの期待感が高まり、ドル・円は上げ幅を拡大。米FOMCで政策金利を0.75%引き下げた後に一旦は97円台へと調整したものの、米国株が引けにかけて騰勢を強める展開となったことに伴い、ニューヨーク時間にドル・円も99円台後半へと上伸し、高値引けの形で取引を終えた。東京時間午前8時28分現在は、1ドル=100円17銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月18日

3月17日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。東京時間の序盤から対主要通貨に対してドル売りが加速し、ドル・円は一時約12年7カ月ぶりの円高・ドル安水準となる95円77銭まで急落。しかし、その後は急速な円高に対する警戒感からドルは買い戻される展開に。米FOMCで大幅な利下げが決定されるとの観測を背景にNYダウが引けにかけてプラス圏へと浮上したこともドル買いの支援材料となって、ニューヨーク時間引けでは97円35銭前後へと下げ幅を縮小して取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=97円43銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月17日

3月14日の外国為替相場では、ドル・円が3日続落。東京時間序盤でのドル・円は反発傾向で推移するも、101円付近で上値を抑えられ、その後は売り優勢の展開。また、この日発表された米2月消費者物価指数は予想を下回る結果となったが、FOMCでの大幅利下げによる株価安定化への期待感から、一時101円台まで反発。しかし、米格付け会社S&Pがベアー・スターンズの格付けを大幅に引き下げたとの報道を受けてリスク回避姿勢が強まり、ドルが急落。ドル・円は一時12年半ぶりの98円台をつける等、NY時間引けにかけても軟調に推移し取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=98円88銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月14日

3月13日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。東京時間から円買い・ドル売りが強まる中、ロンドン時間序盤にドル・円は1995年10月以来のドル安値となる99円77銭まで下落。その後もこの日発表された米・2月小売売上高が事前予想に反して減少したことを背景に不安定な展開となった。ただし、S&P社が大手金融機関の評価損拡大に終息の兆しが見えてきたと発表したことを契機に米国株がプラス圏へと上昇したことに伴いドル・円も101円25銭付近まで反発。ニューヨーク時間引けでは100円60銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=100円68銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月13日

3月12日の外国為替相場では、ドル・円が急反落。ロンドン時間序盤に発表された1月ユーロ圏工業生産指数が市場予想を上回ったのを契機にユーロが対ドルで急伸し、これに伴いドルは対円でも売られ、102円50銭付近まで下落。その後、米国株が続伸して始まったのを受けて一旦は反発したものの、米投資会社が経営危機に直面しているとの報道で信用不安が再燃し、リスク回避の動きが強まる。ドル・円はニューヨーク時間の引けにかけて徐々に下げ幅を拡大し、結局は前日の上昇分を打ち消す形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=101円49銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月12日

3月11日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。東京時間の午後からドル買い優勢となった中、欧米5カ国の中央銀行が協調措置として短期金融市場に資金供給を拡大すると発表したことで米国の追加利下げ観測が後退し、ニューヨーク時間序盤にドル・円は103円台へと急伸。またこの日発表された米・1月貿易収支の赤字幅が事前予想よりも縮小したこともドル買いの支援材料となって103円60銭付近まで上昇した。その後に一旦は102円70銭台へと弱含んだものの、引けにかけては持ち直して高値圏の103円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=103円40銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月11日

3月10日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間の中盤にドル・円は102円45銭付近まで反発したものの、その後は101円50銭台へと急落。米国での追加利下げ観測が強まったことや、証券大手ベアー・スターンズの資金繰りが悪化しているとの観測を背景にニューヨーク時間にはドル売りが加速し、101円75銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=101円71銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月10日

3月7日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。東京時間の終盤以降はドル売り基調が徐々に強まり、ドル・円は102円台を割り込む水準まで下落。また、この日発表された米2月雇用統計において非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことで下げ幅を一気に拡大し、ドル・円は約8年2カ月ぶりの円高水準に達した。その後FRBが過去最大規模の資金供給を実施するとの発表が好感され、一時103円台まで急反発。ただ米国株が冴えない事なども影響し、引けにかけては幾分軟化して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=102円17銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月7日

3月6日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。東京時間の午後からドル売りが優勢の展開となった中、この日発表された米・07年第4四半期の住宅ローン延滞率が85年来の高水準に達し、信用不安による損失拡大懸念を背景に米国株が大幅安となったことでドル・円は下落基調を強めた。ニューヨーク時間引けにかけてもドル売りが続き、ほぼ安値圏となる102円70銭前後で取引を終えた。一方、ECBのトリシェ総裁がインフレ圧力があるために利下げを急がない姿勢を示したことを受けて、ユーロ・ドルは最高値を更新。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=102円63銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月6日

3月5日の外国為替相場では、ドル・円が7日ぶりに反発。東京時間では膠着状態が続いたドル・円は前日までの下落幅が大きかった分、ロンドン時間に入ってからは買い戻し優位の展開。一方、この日発表された米2月ADP全国雇用者数が予想外の減少結果となったことからドル・円は一時103円40銭付近まで急落。ただ、その後の米2月ISM非製造業景況指数では予想を上回る結果となったため大きく反発するなど値動きの荒い展開。104円付近では上値を抑えられて軟化したが、ニューヨーク時間の引けにかけては再び同水準まで回復して取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=103円948銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月5日

3月4日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。世界的な株安を背景にドル売り圧力が強まった中、バーナンキFRB議長が住宅ローンの不良債権化が更に増加する見通しと発言したことや、ミシュキンFRB理事も米国の経済成長には顕著な下方リスクがあると指摘したことを嫌気して、ニューヨーク時間にドル・円は一時102円65銭付近まで下落。しかし、アムバックの救済計画が進展しているとの報道を好感して米国株が引けにかけて急速に下げ幅を縮小したことに伴ってドル・円も反発に転じ、103円40銭前後へと値を戻して取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=103円38銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月4日

3月3日の外国為替相場では、ドル・円が5日続落。東京時間の午後になってからドル売りが一段と強まり、ドル・円は一時102円60銭付近まで下落。その後はこの日発表された米・2月ISM製造業景況指数が事前予想を若干ながら上回ったことでドルは買い戻されたものの、ニューヨーク時間引けにかけては不安定な動きに。ただし、NYダウ平均株価が引けにかけて下げ幅を縮小したことに伴い、ドル・円も103円50銭付近へと持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=103円55銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年3月3日

2月29日の外国為替相場では、ドル・円が4日続落。米国の景気後退懸念を背景としたドル売り基調が支配的な中、東京時間では朝方から日経平均株価の大幅安に伴い、ドル・円も下落基調で推移。その後104円台前半で一旦は小康状態となるも、この日発表された米2月シカゴ購買部協会景気指数が市場予想よりも悪化した他、米国株も大幅に下落したことからドル売りに拍車がかかり、ドル・円はおよそ3年ぶりの103円台まで下げ幅を拡大して取引を終えた。またクロス円に関しても軒並み大きく値を崩し、円全面高となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=103円33銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月29日

2月28日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。ロンドン時間中盤にかけてドル・円は106円台半ばで小幅な動きとなったものの、この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が予想を上回ったことや、米10-12月期GDP改定値が予想を下回ったことを受けてドル・円はその後に急落。またバーナンキFRB議長が一部銀行の破綻リスクに言及したことでドル売りに拍車がかかり、ドル・円は105円07銭まで下落し、ほぼ安値圏の105円35銭前後で取引を終えた。一方、ユーロ・ドルは3日連続で最高値を更新。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=105円33銭程度での推移となっている。