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概況/為替市場2008年2月28日

2月27日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続落。東京時間の朝方からジリ安基調が続いていたドル・円は、ロンドン時間に入ってからドル全面安の様相がさらに強まり、106円台前半まで急落。その後一旦は小康状態となるも、この日発表された米耐久財受注及び新築住宅販売件数がともに予想を下回る結果となり、ドル・円は一時2月7日以来の106円台を割り込んだ。ただ、米国株が底堅く推移していたことなどから、引けにかけては幾分下げ幅を縮小して取引を終えた。一方、ユーロ・ドルはこの日も欧米金利差拡大観測を背景に連日の最高値更新。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円48銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月27日

2月26日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間中盤にかけてドル・円は107円台後半から108円台前半の小幅なレンジ内での推移となったものの、ニューヨーク時間に入ってからは円買い・ドル売りが優勢の展開に。コーン米FRB副議長が講演で、インフレ懸念が高まっているものの信用市場の混乱や成長鈍化への脅威はそれよりも大きいと発言したことで追加利下げ観測が強まったことがドル売りの材料となった模様。ドル・円は107円20銭付近まで下落し、ほぼ安値引けの形で取引を終えた。一方、欧米金利差の拡大観測を背景にユーロ・ドルは約3カ月ぶりにユーロ導入来の最高値を更新。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=107円33銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月26日

2月25日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってから円売り・ドル買いが強まった中、この日発表された米・1月中古住宅販売件数が予想を上回り、S&Pがモノライン大手MBIAの格下げ方向での見直しを解除すると発表したことを好感して米国株が急伸し、ドル・円も一時は108円20銭付近まで上昇。その後、ニューヨーク時間引けにかけても高値圏での推移となり、108円10銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円98銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月25日

2月22日の外国為替相場では、ドル・円が続落。東京時間では膠着状態が続いたが、ロンドン時間に入ってからドル売り・円買いの様相が強まり、107円前後まで下落。その後ニューヨーク時間序盤に一旦反発したものの、米国株が下落に転じるに伴い、ドル・円は再び下値を探る展開。ただ、106円80銭付近では下げ渋り、週明けにモノラインの救済計画が公表されると報じられたことが好感されNYダウが急反発し、ドル・円も下げ幅を縮小して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円30銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月22日

2月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間に108円付近で底堅く推移したドル・円は、ロンドン時間に入ってからは108円30銭台へと上昇。しかし、この日発表された米・2月フィラデルフィア連銀業況指数が予想外に01年2月来の低水準へと落ち込む結果となったことで追加利下げ観測が強まり、その後にドル・円は急落。ニューヨーク時間にドル・円は107円15銭付近まで下落し、引けにかけては小幅に持ち直したものの、107円40銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円37銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月21日

2月20日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。日経平均株価の下げ幅が拡大するに伴い、ドル・円も東京時間の午後からは急反落したものの、107円50銭付近では底堅く、その後は再び上昇に転じる。またこの日発表された米1月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことを受け、ドル買い・円売り基調が強まり108円台を回復。引けにかけても米国株が堅調に推移したことなどを背景に、高値圏で推移し取引を終えた。一方、FOMC議事録にて米国のGDP見通しを従来予想から引き下げられたが、特段の反応は見られなかった模様。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円98銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月20日

2月19日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間の午後から円買い・ドル売りとなった中、欧州株が取引序盤に売り優勢での推移となったことに伴い、ロンドン時間にドル・円は一時107円20銭付近まで下落。その後はNAHB(全米ホームビルダー協会)が発表した米2月住宅建設業者指数が2カ月連続で上昇したことを好感してドルは買い戻されたものの、米国株が引けにかけてマイナス圏へと下落したことで107円90銭付近では上値が重く、ニューヨーク時間引けでは107円80銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円93銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月19日

2月18日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。英国政府によるノーザンロック国有化に伴い、財政負担が拡大するとの懸念でポンド売り・ドル買いが優勢となり、ロンドン時間にドル・円は108円30銭台まで上昇。しかし、米国がプレジデンツ・デーで市場参加者が少ないこともあって、その後は動意に乏しい展開に。ニューヨーク時間引けでは108円20銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円18銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月18日

2月15日の外国為替相場では、ドル・円が小幅続落。東京時間の終盤に日銀が政策金利の据え置きを決定したことを受け、円は主要通貨に対し売り優勢の展開となり、ドル・円は108円20銭台まで上昇。もっとも、その後は積極的に上値を追う動きが見られず、欧州株の下落に併せて反落に転じた。さらにこの日発表されたNY連銀製造業景気指数が予想以上に悪化したことから、ドル売り・円買いに拍車が掛かり、一時107円20銭台まで下落。その後NY時間の引けにかけては幾分下げ幅を縮小して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円88銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月15日

2月14日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日経平均株価が大幅高となったことを背景にリスク回避姿勢が弱まる中、この日発表された米・12月貿易収支の赤字額が予想以上に改善したことを好感してドル・円は一時108円60銭付近まで上昇。しかしその後はバーナンキFRB議長が議会証言において金融機関の評価損が更に拡大し、景気の下振れリスクがあるとの見通しを示したことで追加利下げ観測が高まり、ドル・円は急落。ニューヨーク時間引けにかけては、107円80銭台へと下落して取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=107円82銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月14日

2月13日の外国為替相場では、ドル・円が大幅高。日経平均株価の伸び悩み等を背景にドル・円は東京時間の朝方からジリ安基調で推移。もっとも、ロンドン時間に入ってからは上昇に転じ、この日発表された米1月小売売上高が予想を上回る結果であったことから、ドル・円は108円台前半まで急伸。さらにブッシュ米大統領が景気対策法案に署名を行なったことも好感され、米国株式市場が上げ幅を拡大したことから、その後も底堅く推移し、ほぼ高値引けの形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円07銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月13日

2月12日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってからジリ高となったドル・円は、金融保証会社(モノライン)が保証する地方債関連債務に対してウォーレン・パフェット氏が再保証を提案したことや、米金融機関大手6社が住宅差し押さえ凍結プロジェクトを発表したことを好感して米国株が大幅高となったことに伴い、107円50銭台まで上昇。ただしニューヨーク時間引けにかけては上値が重く、107円30銭前後へと弱含んで取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円38銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月12日

2月11日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米・保険最大手のAIGが保有クレジット・デフォルトスワップ(CDS)の追加評価損を計上するとの報道を受けてリスク回避の動きが強まり、ニューヨーク時間にドル・円は一旦は106円45銭付近まで下落。しかしその後はハイテク株を中心に買い戻されて米・株式市場が上昇に転じたことを背景に、ドルが買い戻される展開に。ドル・円はこの日の下げ幅を縮小して、106円90銭台まで持ち直して取引を終了した。東京時間午前8時30分現在は、1ドル=106円85銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月8日

2月7日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が予想よりも増加し、米・12月中古住宅販売保留指数が予想を下回ったことも嫌気して、ドル・円は一時105円90銭付近まで下落。しかし、ロックハート米アトランタ連銀総裁が「現在の金利は潜在成長を維持できる水準」と示唆したことで追加利下げ観測が後退し、その後にドル・円は107円80銭台まで急反発。ニューヨーク時間引けにかけては幾分軟化したものの、107円50銭前後で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=107円45銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月7日

2月6日の外国為替相場では、ドル・円が小幅安。日経平均株価が大幅に下落したことを受け、リスク回避志向からドル・円は東京時間の序盤から弱含みで推移。ロンドン時間に入ると前日高値からの下落幅が大きかった分、一旦調整に入り、106円70銭台まで上昇。ただ、その後NYダウが下落に転じるに伴い、再びリスク回避の動きが強まったことでドル売り・円買いの展開となり、前日比小幅下落で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円37銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月6日

2月5日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。この日発表されたユーロ圏の1月サービス部門PMIが4年半ぶりの低水準に落ち込んだことを背景にユーロ売り・ドル買いとなったことに伴い、ロンドン時間にドル・円は107円75銭付近まで大幅に上昇。しかしながら、その後は米・1月ISM非製造業景気指数が2001年10月来の最低水準に落ち込み、景気後退懸念に伴う追加利下げ観測が強まったことで急落。106円70銭付近では下げ渋ったものの、結局はこの日の上昇分をほぼ打ち消す形となり、ニューヨーク時間引けでは106円80銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円49銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月5日

2月4日の外国為替相場では、ドル・円が小幅続伸。ロンドン時間に入ってからのドル・円はクロス円の買いが優勢となったことに伴い、107円10銭付近まで上昇。しかしながら米・株式市場が寄り付きから軟調な推移となったことでリスク回避の動きが強まり、その後のドル・円は徐々に上げ幅を縮小する展開に。ニューヨーク時間引けでは106円70銭付近で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=106円69銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月4日

2月1日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。東京時間の朝方から全般的に膠着状態が続いたが、この日ニューヨーク時間に発表された米1月非農業部門雇用者数が予想外のマイナスに転じたこと受けて、ドル・円は105円70銭台まで急落。もっとも、その後に発表された米1月ISM製造業景況指数が好結果になったことを支援材料にNYダウが上昇し、ドル・円も反発。結局は急落前の水準まで持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円65銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年2月1日

1月31日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。ロンドン時間に入ってから106円90銭手前まで上昇したドル・円は、この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを背景に雇用鈍化観測が強まり、105円70銭付近まで大幅に下落。しかし、モノライン最大手のMBIAが最上級の格付けを維持できる見通しを示したことを好感して米株式市場が上昇したことで、それに伴いドル・円も急反発。ニューヨーク時間引けでは106円45銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円46銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2008年1月31日

1月30日の外国為替相場では、ドル・円が反落。東京時間の朝方からドル・円はジリ安基調で推移するも、106円60銭付近では底堅く、その後は幾分持ち直す。またニューヨーク時間の序盤に発表された米1月ADP全国雇用者数の結果が予想を上回ったことが好感され、107円40銭程度まで上げ幅を拡大。もっとも、注目された米FOMCにおいて政策金利が0.50%引き下げられたことを受け、ドルは主要通貨に対し全面安となり、ドル・円も106円40銭付近まで急落し、ほぼ安値引けの形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円16銭程度での推移となっている。