概況/為替市場2008年1月30日1月29日の外国為替相場では、ドル・円が小幅続伸。米国金利の先安観を背景に、東京時間にドル・円は106円40付近まで下落。しかしながらその後は反発へと転じ、ロンドン時間には107円台を回復。この日発表された米・12月耐久財受注が昨年7月来の高い伸びを示したことで米景気先行きへの懸念が後退したこともドル買いの支援材料となった。ただし、FOMCを控えていることもあって手控えムードも強く、107円20銭付近まで上昇した後には上値が重く、ニューヨーク時間引けでは107円10銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円99銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月29日1月28日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。東京株式市場が引けにかけて下げ幅を拡大したことでリスク回避の円買い・ドル売りが強まり、東京時間にドル・円は一時106円ちょうど付近まで下落。しかし、その後は反発へと転じ、ブッシュ米大統領の一般教書演説に期待したドル買いにより107円台を回復。FOMCで0.5%の利下げが実施されるとの観測を背景に米株式市場が引けにかけて上げ幅を拡大したことも好感して、ニューヨーク時間引けでは106円90銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=106円85銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月28日1月25日の外国為替相場では、ドル・円が小幅反落。日経平均株価が連日大幅に上昇していることから、東京時間終盤からドル買い・円売り基調が強まり、107円80銭台まで上昇。ニューヨーク時間に入ってから再び上値を試す場面も見られたが、金融機関の追加損失計上の観測を背景に信用リスク不安などが意識され、NYダウが大幅な下落に転じたことから、ドル・円も急落。その後引けにかけても戻りは鈍く、結局この日の安値圏で取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=106円74銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月25日1月24日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってからのドル・円は一旦105円95銭付近まで調整。しかしながら、米国政府と議会が景気刺激策で合意に達したことを好感してNYダウが上昇し、それに伴いドル・円も急反発。ニューヨーク時間の終盤に107円台を回復した後も上昇し、高値引けの形で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円15銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月24日1月23日の外国為替相場では、ドル・円が小幅続伸。東京時間の朝方からドル・円は軟調に推移。ロンドン時間に入ってからは欧州株式市場や米国株先物指数が大幅に下落していることなどを背景にリスク回避の円買いに拍車が掛かり、一時2005年5月以来の105円台を割り込んだ。もっとも、その後は105円台前半で下げ渋り、米金融保証大手の政府救済の可能性を受けてNYダウが急反発し、ドル・円も106円台後半まで急伸。結局は小幅ながらも2日続伸で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円90銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月23日1月22日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってからドルが買い戻される中、米FRBが0.75%の緊急利下げを行ったことで米国景気の減速懸念が後退するとの思惑を背景にドル・円は一時107円台を回復。ただし、利下げ後も米・株式市場が軟調となったことや、更なる追加利下げ観測も根強いことでニューヨーク時間引けにかけては上げ幅を縮小し、106円40銭前後へと弱含んで取引を終了した。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=106円73銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月22日1月21日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間の午後からドル売りが強まった中、欧州主要株式市場が急落したことでリスク回避の動きが加速し、ドル・円は105円60銭台まで下落。その後にドル・円は幾分反発したものの、ニューヨーク市場は休場のために閑散取引となり、106円前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円72銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月21日1月18日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。東京時間の朝方からドル・円は買い優勢の展開となり107円台を回復、ニューヨーク時間の序盤にかけては107円台半ばで一進一退の膠着状態が続く。その後、米1月ミシガン大消費者信頼感指数が発表され、予想を上回る結果となったが、市場の反応は限定的。またブッシュ米大統領の景気刺激策に関しても具体性に乏しい内容であったことから、引けにかけては軟調に推移し、この日の上げ幅を縮小する形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円68銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月18日1月17日の外国為替相場では、ドル・円が下落。バーナンキFRB議長の議会証言を受けた米景気刺激策への期待を背景に、ニューヨーク時間序盤にドル・円は107円60銭手前まで反発。しかしながら、メリルリンチのサブプライムモーゲージ投資関連での第4四半期損失額がアナリスト予想の倍を上回ったことや、1991年5月来の低水準へと落ち込んだ米・12月住宅着工件数、2001年10月来で最低水準となった米・1月フィラデルフィア連銀景況指数を受けて景気後退入りへの観測が一段と強まり、ドル・円は106円60銭前後へと下落して取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=106円48銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月17日1月16日の外国為替相場では、ドル・円が反発。東京時間では日経平均株価の大幅な下落などを背景にドル・円も下値を模索する展開となった。その後ニューヨーク時間に入るまでの間は106円付近での膠着状態が続いたが、この日発表された米11月対米証券投資の結果が予想値を上回ったことなどを受け、ドルの買い戻しが優勢に。ドル・円は一時約2年半ぶりに105円台まで下落したものの、結局は108円台手前まで大きく値を戻して取引を終えた。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=107円28銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月16日1月15日の外国為替相場では、ドル・円が大幅下落。東京時間の朝方からジリ安基調での推移となったドル・円は、ロンドン時間に入ってから一旦は107円90銭手前まで反発。しかし、この日発表された米・12月小売売上高が予想外に減少したことで米・経済が景気後退に向かっているとの観測が強まり、その後はリスク回避の円買いが加速する展開に。ドル・円は約2年7カ月ぶりに106円60銭付近へと急落し、ニューヨーク時間引けでは106円80銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=106円66銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月15日1月14日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間の午後からドル売りが強まる中、米シティグループが10−12月期決算にサブプライム関連投資で最大240億ドルの評価損を計上するとの観測報道や、米利下げ観測等を背景にドル・円は一時107円30銭台まで下落。ただしその後は米株式市場が大幅高となったことでリスク回避の姿勢が弱まり、ニューヨーク時間引けでは108円20銭前後までドルが買い戻されて取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=108円29銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月11日1月10日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間の午後に反発したドル・円はロンドン時間の中盤にかけては109円台後半で底堅く推移。しかし、バーナンキFRB議長が景気の下振れリスクについて言及し、次回のFOMCで0.5ポイントの利下げが実施されるとの観測が強まったことを背景として、その後にドル・円は109円10銭付近まで下落。米株式市場が引けにかけて大幅に上昇したことに伴い一旦は持ち直したものの、ニューヨーク時間引けでは109円30銭前後へと再度弱含みとなって取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=109円55銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月10日1月9日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。日経平均株価が上昇に転ずるのに合わせてドル・円は109円を挟んだ膠着状態から109円60銭台まで急伸。その後ニューヨーク時間中盤にかけては109円台前半でのもみ合いが続いたが、米セントルイス連銀総裁の講演におけるドルの大幅な下落はない等の発言や米国株価高が好感されて上げ幅を拡大し、ほぼ高値引けの形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=110円05銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月9日1月8日の外国為替相場では、ドル・円が下落。欧州株が堅調となったことを受けて、ロンドン時間にドル・円は一時109円85銭付近まで上昇。しかしその後はこの日発表された米・11月中古住宅販売成約指数が予想以上に低下し、今月末に開催されるFOMCで0.5ポイントの追加利下げが決定されるとの観測が強まったことを背景にドル売り優勢の展開に。ニューヨーク時間引けにかけてのドル・円は大幅に下落して、この日の安値となる108円90銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円95銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月8日1月7日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京時間の終盤からドルの買い戻しが強まり、ロンドン時間にドル・円は一時109円75銭付近まで上昇。その後に一旦は108円60銭付近まで調整したものの、米国政府が景気刺激策を検討中であるとの観測が浮上したことを受けて持ち直す展開となり、ニューヨーク時間引けでは109円20銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=109円22銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月7日1月4日の外国為替相場では、ドル・円が下落。日経平均株価が大幅に下落したこと等を背景にドル・円は一時109円台を割り込んだが、その後は下げ渋り、109円50銭弱の水準での膠着状態が続いた。ただ、この日発表された米12月非農業部門雇用者数の結果が市場予想よりも大きく下振れたことを受けて、ドル・円は107円台まで急落。ニューヨーク時間引けにかけては若干持ち直したものの、昨年末から6日連続下落して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円68銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2008年1月4日1月3日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。年末年始の休暇を取る市場参加者が多く閑散取引となるなか、ロンドン時間に入ってからのドル・円は米国の景気減速懸念が強まったことを背景に一時108円25銭付近まで下落。その後は米・12月製造業受注指数が予想を上回ったことや、米・週間失業保険申請件数が前週比で減少したことを好感して109円70銭近辺まで反発したものの上値も重く、ニューヨーク時間引けでは109円30銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=109円54銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年12月28日12月27日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入ってからジリ高となったドル・円は114円65銭付近まで上昇。しかし、この日発表された米・11月耐久財受注や米・週間新規失業保険申請件数が予想よりも弱い結果となったことで景気減速懸念が強まり、その後にドル・円は大幅に下落。また、パキスタンのブット元首相が暗殺されたとのニュースもリスク回避の姿勢を強める材料となり、ドル売りに拍車をかけた模様。ニューヨーク時間にドル・円は113円55銭前後まで下落し、ほぼ安値圏で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=113円80銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年12月27日12月26日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。東京市場では日経平均株価が4日続伸したことなども相俟って小幅ながらドル買い・円売りが優勢となるも、ロンドン時間からは市場参加者が急減したため、114円ちょうど付近まで軟化。ただ、米国株の底堅さを背景にドル・円も再び上昇に転じ、ほぼこの日の高値圏で取引を終えた。一方、積極的な取引が手控えられる中でも、ユーロ円を中心にクロス円に関しては軒並み大きく上昇した模様。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=114円28銭程度での推移となっている。