TOP  NSJマクロマーケット  概況/為替市場
概況/為替市場2007年12月26日

12月25日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。東京時間の午後に入ってから反発に転じたドル・円は114円30銭付近まで上昇。ただし、その後はクリスマスで市場参加者が少ないために閑散取引となり、ニューヨーク時間引けにかけては114円前半で方向感に乏しく推移して取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円21銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月25日

12月24日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。クリスマスイブのため閑散取引となる中、メリルリンチがシンガポール政府系投資ファンドから出資を受け入れて資本増強を行うとのニュースを好感して米国株が堅調となったことに伴い、ドル・円も一時114円50銭手前まで上昇。その後はやや軟化したものの、ニューヨーク時間引けでは114円30銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=114円27銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月21日

12月20日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。コンファレンスボードが発表した米・11月景気先行指数が予想を下回ったことで景気後退へ向かうリスクが一段と高まった中、米・12月フィラデルフィア連銀景況指数も3年ぶりの低水準へと落ち込む結果となったことでリスク回避の動きが強まり、ニューヨーク時間にドル・円は一時112円80銭付近まで下落。ただし、米・株式市場が引けにかけて持ち直したことでその後にドルは買い戻され、113円10銭前後まで反発して取引を終了した。東京時間午前8時28分現在は、1ドル=113円21銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月20日

12月19日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。ロンドン時間に入ってからのドル・円は、米金融機関がサブプライムローン関連での損失拡大とのうわさが流れ、円買いが急速に強まった。ただ、112円80銭付近では底堅く、その後は米国株が上昇して始まったことが好感され、反発に転じた。ニューヨーク時間引けにかけては113円台前半で伸び悩んだものの、結局はこの日の下落分を取り戻す形で取引を終えた。一方、この日は英MPC議事録の発表を受け、追加利下げ観測の強まりから、ポンドの売りが目立つ展開となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=113円37銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月19日

12月18日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京時間からドル買い優勢の展開となり、ロンドン時間にドル・円は一時113円55銭付近まで上昇。その後はこの日発表された米・11月住宅着工件数が前月から減少したことを嫌気して一旦は113円15銭付近まで調整したものの、米・株式市場が引けにかけて切り返す動きとなったことでニューヨーク時間引けには113円40銭前後まで持ち直して取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=113円32銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月18日

12月17日の外国為替相場では、ドル・円が下落。米国での利下げ観測が後退したことを背景にドル・円はロンドン時間に入ってから反発に転じ、米・第3四半期の経常赤字が過去2年で最低水準に縮小したことも好感してニューヨーク時間序盤には113円50銭手前まで上昇。しかしその後は、米・株式市場が引けにかけて下げ幅を拡大したことでリスク回避の姿勢が強まり、この日の安値圏となる112円95銭前後へと軟化して取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=112円78銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月17日

12月14日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。ジリ安基調が続いたドル・円はロンドン時間に入ってから上昇に転じ、およそ1カ月ぶりの113円台に乗せた。また、この日発表された米消費者物価指数や米鉱工業生産が市場予想を上回る結果となったことからドル独歩高の様相が強まり、ドル・円は113円60銭手前まで上げ幅を拡大。その後ニューヨーク時間引けにかけてもこの日の高値圏を維持して取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=113円27銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月14日

12月13日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。東京時間に111円40銭台まで下落したドル・円はロンドン時間に入ってから反発に転じ、112円台を回復。その後は米・11月小売売上高が予想を上回ったことや、米・11月生産者物価指数(PPI)が34年ぶりの大幅な上昇となったことを好感してニューヨーク時間には一時112円45銭付近まで上伸。引けにかけてもこの日のほぼ高値圏を維持し、前日終値にあたる112円20銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=112円32銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月13日

12月12日の外国為替相場では、ドル・円が大幅反発。ロンドン時間開始までのドル・円は前日の下落ピッチが急だったこともあり、ポジション調整等を背景に111円50銭近くまで持ち直した。その後、ニューヨーク時間の序盤にFRBやECBなどの中央銀行が共同で半年間にわたり資金供給を実施するとの声明が発表されたのを契機に112円50銭手前まで急伸。引けにかけては幾分調整したものの、およそ1ヶ月ぶりの112円台を維持して取引を終えた。なお、この日発表された米10月貿易収支は予想を下回る結果となったが特段の影響はなく、クロス円においても軒並み大幅に上昇し、円独歩安の展開となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=112円15銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月12日

12月11日の外国為替相場では、ドル・円が急落。ロンドン時間に入ってからのドル・円は一時112円台を回復したものの、その後は米FOMCでの利下げ幅が0.25ポイントに留まったことを嫌気して米国株が大幅安となったことに伴い、円キャリートレードを解消する動きが加速。ドル・円はFOMC声明文の発表後に110円50銭付近まで急落し、ニューヨーク時間引けでは110円65銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=110円77銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月11日

12月10日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。米FOMCの開催を控えて様子見姿勢が強まり、ドル・円は111円台で方向感に乏しく推移。この日発表された米・10月中古住宅販売成約指数が予想外に前月比で上昇したことを好感して、ニューヨーク時間に入ってからはドル買い優勢となる場面が見られたものの111円80銭付近では上値が重く、111円70銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=111円76銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月10日

12月7日の外国為替相場では、ドル・円が3日続伸。東京時間でジリ安基調が続いたドル・円はロンドン時間に入ってから買い優勢へと切り返し、111円台半ばまで上昇。また、この日発表された米11月の雇用統計が市場予想を上回ったことから、更に上げ幅を拡大。ただ、ミシガン大消費者信頼感指数が予想と変わらなかったこと等から株式市場が軟調に推移し、これに伴いドル・円も111円80銭を手前で伸び悩む形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=111円50銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月7日

12月6日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。この日発表された米7-9月の住宅ローン返済遅延率が1986年以来で最高水準となったことを受けて、ニューヨーク時間に入ってからのドル・円は、一時110円75銭付近まで調整。しかし、その後は米国政府が一部のサブプライム住宅ローンを対象に金利を一定期間凍結する計画を発表したことを好感して米国株が上げ幅を拡大したことに伴い、ドル・円も111円台を回復し、111円30銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時29分現在は、1ドル=111円31銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月6日

12月5日の外国為替相場では、ドル・円が大幅反発。東京株式市場が上昇に転じたのに伴い、ドル・円も堅調に推移し、110円60銭台まで上昇。ロンドン時間に入ってから幾分調整したものの、米11月ADP全国雇用者数の結果が市場予想を大幅に上回ったこと等を契機にドル全面高の様相が強まった。その後、信用リスクが再び警戒されて急反落したものの、NY時間の引けにかけては株高等を背景にこの日の高値圏である111円台手前まで持ち直して取引を終えた。また、この日は住宅指標や景況感指標の悪化で利下げ観測が再燃したことから、ポンドの下落が目立った。また、東京時間午前8時25分現在は、1ドル=110円85銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月5日

12月4日の外国為替相場では、ドル・円が続落。欧州株が軟調となったことを受けてドル売りが強まり、ロンドン時間に入ってからのドル・円は110円割れとなり、この日の安値となる109円55銭付近まで下落。その後も米金融機関がサブプライムローン関連で評価損を拡大するとの観測を背景にドル・円は上値の重い推移となったものの、ニューヨーク時間引けにかけてはやや持ち直して109円80銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=109円88銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月4日

12月3日の外国為替相場では、ドル・円が下落。東京時間の午前からドル売り優勢での推移となり、ニューヨーク時間序盤にドル・円は一時110円15銭付近まで下落。しかしその後は、ポールソン米財務長官がサブプライム住宅ローンの借り手救済策に対して発言したことを好感して、引けにかけては幾分ドルが買い戻されて110円45銭前後で取引を終了した。なお、この日発表された米11月ISM製造業景況指数は過去10カ月で最低水準となったものの、市場予想を上回ったために大きな反応は見られなかった模様。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=110円46銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年12月3日

11月30日の外国為替相場では、ドル・円が大幅高。株式市場の堅調な動きや投資信託の設定に絡んだ円売りなどを背景に、ドル・円は朝方から買い優勢で推移。ロンドン時間に入ってからはさらに上げ足を強め、米国の追加利下げ観測の高まりを背景とした株高も後押しし、111円20銭台まで上昇。ニューヨーク時間引けにかけてもこの日の高値圏を維持して取引を終えた。一方、ECBの政策金利据え置き観測が報道されたことを受け、この日はユーロが売られる展開となり、ユーロ・ドルは連日の大幅安となった。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=110円91銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年11月30日

11月29日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。この日発表された経済指標では米7-9月GDP改定値が上方修正された一方で、週間新規失業保険申請件数と米10月新築住宅販売件数が予想以上に悪化するなど強弱まちまちの結果となり、米株式市場も値動きの荒い展開となったこともあり、ドル・円は方向感に乏しい動きに。ニューヨーク時間に一旦は109円50銭付近まで弱含んだものの、その後は持ち直して109円90銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=109円80銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年11月29日

11月28日の外国為替相場では、ドル・円が大幅続伸。ロンドン時間に入ってから欧州株の上昇などを背景にドル買いが優勢となり、ドル・円は110円付近まで大幅に上昇。また、この日発表された米10月耐久財受注は予想を下回る結果となったものの、反応は限定的で、その後も米国株の堅調な動きに伴い110円50銭手前まで上げ幅を拡大。NY時間の引けにかけては幾分調整したが、110円台を維持して取引を終えた。一方、クロス円においてもこの日は軒並み大幅に上昇し、円は主要通貨に対し全面安となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=109円89銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年11月28日

11月27日の外国為替相場では、ドル・円が大幅高。米・シティグループがアブダビ投資庁から出資を受けると発表したことを受けて東京時間に108円台を回復したドル・円は、ロンドン時間に入ってから一旦は107円55銭付近まで下落。しかし、その後は米・株式市場が上げ幅を拡大させる堅調な推移となったことを背景に円キャリートレードが再開し、ニューヨーク時間引けにかけてドル・円も上げ幅を拡大。この日の高値圏となる108円95銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円91銭程度での推移となっている。