概況/為替市場2007年11月27日11月26日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間にかけてのドル・円は108円20銭付近では底堅く推移していたものの、その後は米・株式市場が引けにかけて下げ幅を拡大したことに伴い、円キャリートレードを解消する動きが強まる展開に。ニューヨーク時間引けにかけてのドル・円は107円20銭台まで急落した後、107円40銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=107円39銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月26日11月23日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。ドル全面安の流れを受けて東京時間での取引参加者は乏しい中もドル・円は117円台半ばまで急落。その後しばらくは膠着状態が続き、ロンドン時間に入ってから一旦大きく反発したものの伸び悩み、再び108円を割り込むといった値動きの荒い展開。ただ、ニューヨーク時間の引けにかけては米国株が反発したこと等から、結局は急落前の水準まで持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時27 分現在は、1ドル=108円71銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月22日11月21日の外国為替相場では、ドル・円が大幅安。日経平均株価が大幅に下落したこと等を受け、ドル・円は朝方から軟調に推移し、東京時間の引け前には昨年5月17日以来の109円台を割り込んだ。その後一旦は持ち直したものの、ロンドン時間に入ってから再び円買いが強まり、108円20銭台まで下げ幅を拡大。また、この日発表された米ミシガン大消費者信頼感指数や景気先行指数は好悪入り混じった結果で特段の反応は見られず、結局はほぼ安値引けの形で取引を終えた。一方、ドルは対欧州通貨でも売り優勢となり、ユーロ・ドルは前日に続き史上最高値を更新。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=108円51銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月21日11月20日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。東京時間の午後に入ってからドルを買い戻す動きが強まり、ドル・円は一時110円60銭手前まで上昇。しかしその後はFOMCが08年の経済成長見通しを下方修正したことや、サブプライムローン問題の悪化を背景とした米・追加利下げ観測を受けて、円買い・ドル売りが優勢の展開に。ニューヨーク時間には109円50銭付近まで下落した後、109円95銭前後まで幾分持ち直して取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=109円93銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月20日11月19日の外国為替相場では、ドル・円が下落。スイス再保険がサブプライムローン関連で巨額の評価損を計上する見通しと発表したことを受けて欧州主要株式市場が大幅続落となり、リスク回避の円買いの動きが強まる展開に。また、シティグループの評価損が総額150億ドルに及ぶ可能性があるとゴールドマン・サックスが指摘して米株式市場が終日軟調な推移となったことも受けて、ドル・円はその後も下げ幅を拡大。ニューヨーク時間引けではこの日の安値となる109円75銭前後まで下落して取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=109円74銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月19日11月16日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京時間の午後にかけて円の買戻しが支配的となり、ドル・円は一時110円台を割り込んだものの、同水準では底堅く推移。その後米国株が反発したことを契機にドル・円は上昇に転じ、さらにG20を控えたポジション調整なども後押しして111円30銭付近まで上げ幅を拡大。NY時間引けにかけても上昇基調を維持して取引を終えた。なお、この日発表された米10月鉱工業生産は9ヵ月ぶりの低水準に落ち込んだが、為替への影響は限定的となった。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=110円85銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月16日11月15日の外国為替相場では、ドル・円が下落。英バークレイズがサブプライムローン関連で評価損を計上したことを受けた金融不安の再燃により欧州主要株式市場が反落し、ドル・円はロンドン時間に入ってからドル売り基調で推移。その後一旦は111円20銭付近まで持ち直したものの、米株式市場が引けにかけて下げ幅を拡大させたことでリスク回避の姿勢が再度強まり、ニューヨーク時間引けではこの日の安値圏となる110円30銭前後へと弱含んで取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=110円45銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月15日11月14日の外国為替相場では、ドル・円が続伸。東京時間でのドル・円は111円を挟んだもみ合いが続いたが、この日発表された米国の生産者物価指数や小売売上高の結果がほぼ市場予想通りになったことを受け、米国景気衰退への懸念が減少し、111円70銭まで上伸。その後も高値圏を維持する展開が続いたものの、NY時間の引けにかけては幾分調整して取引を終えた。一方、BOEのインフレレポートにて利下げの可能性が示唆されたこと等から、この日はポンドの売りが目立った。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=111円21銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月14日11月13日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクフェインCEOが住宅ローン関連証券で大規模な評価損を計上する計画はないと発言したことや、米・9月中古住宅販売成約指数が3カ月ぶりのプラスとなったことを好感して米・株式市場が大幅に反発したことに伴い、ドル・円は上げ幅を拡大。ニューヨーク時間引けではこの日の高値圏となる110円90銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=110円93銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月13日11月12日の外国為替相場では、ドル・円が下落。サブプライムローン問題に絡む金融機関の損失拡大に対する懸念を背景に信用不安が高まる中、円キャリートレードを解消する動きが強まり、ドル・円は一時109円10銭台まで下落。その後に一旦は110円台を回復したものの、NYダウ平均株価が引けにけかけて前日比マイナス圏へと下落に転じたことに伴い、ドル・円は再度109円40銭前後へと弱含んで取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=109円57銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月12日11月9日の外国為替相場では、ドル・円が急落。米国景気の先行き不透明感等を背景に、ロンドン時間以降は円キャリー取引を解消する動きが強まり、ドル・円は111円ちょうど付近まで大きく値を崩した。その後しばらくは下げ渋ったものの、大手米銀がサブプライム関連で評価損が発生したとの発表を受けて、さらに下げ幅を拡大。結局NY時間の引けには110円台半ば付近まで下落し、2006年5月以来の安値を付けて取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=110円46銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月9日11月8日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。ロンドン時間に入ってからはクロス円の買い戻しが優勢となり、ドル・円も113円40銭手前まで上昇。しかし、その後はバーナンキFRB議長が米経済成長は顕著に減速するとの見通しを示したことを受けて年内の追加利下げ観測が強まり、112円25銭付近まで下落。ただし、ニューヨーク時間引けにかけてはドルはやや買い戻されて、112円60銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=112円65銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月8日11月7日の外国為替相場では、ドル・円が急落。朝方からドル・円はジリ安基調で推移する中、中国の通貨政策と外貨準備の比率見直しに関する報道を受けてドル売りに拍車が掛かり、114円台を割り込んだ。その後は欧州及び米国での株安等を背景に円キャリー取引解消に伴う円買いが優勢となり、結局ドル・円は9月10日ぶりの112円70銭台まで下げ幅を拡大して取引を終えた。一方、ユーロ・ドルはNY時間引けにかけて調整したものの、堅調に推移し、史上最高値を更新。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=112円46銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月7日11月6日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。欧州主要株式市場が買い優勢での推移となったことに伴い、ロンドン時間にドル・円は114円80銭手前まで上昇。その後はゴールドマン・サックスがサブプライムローン関連で巨額の損失を計上するとの観測が広まったことを嫌気して、一旦は114円25銭付近まで弱含んだものの、その観測が否定されると共に米株式市場が反発したことを受けてドルは買い戻され、ニューヨーク時間引けでは114円70銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円69銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月6日11月5日の外国為替相場では、ドル・円が小幅安。欧州主要株式市場が売り優勢での推移となったことを受けてロンドン時間に入ってからドル売り基調となる中、シティグループがサブプライムローン関連で最大110億ドルの追加損失を計上する可能性があると発表したことを受けて円キャリートレードの手仕舞いが進み、ドル・円は一時114円02銭まで下落。しかし、その後はこの日発表された米・10月ISM非製造業景況指数が事前予想を上回ったことや株式市場の下げ幅縮小に伴い、ニューヨーク時間引けにかけてはドルがやや買い戻されて114円50銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=114円45銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月5日11月2日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。ドル・円は朝方から114円台後半にかけて上下する展開が続いたが、この日発表された米10月雇用統計が市場予想を上回る好結果になったことを受けて115円30銭台まで急伸。ただ、その後の買いは続かず、サブプライムローン関連のニュースを受けて結局は指標発表前の水準まで反落して取引を終えた。一方、ユーロ・ドルは終始買い優勢となり、この日も史上最高値を更新する堅調な推移となった。また、ユーロ・円に関しても連れ高となり、一時は167円台に乗せた模様。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円54銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月2日11月1日の外国為替相場では、ドル・円が急反落。東京時間の午後に入ってからドル買いの動きとなり、ロンドン時間にドル・円は115円90銭台まで上昇。しかしその後は、シティグループが資本増強のために減配もしくは資産売却を迫られるとの観測を背景に米・株式市場が反落したしたことを受けて、円キャリートレードの手仕舞いが加速。また、米・10月ISM製造業景況指数が3月来の低水準となったこともドル売りに拍車をかけた模様。ニューヨーク時間にドル・円は114円50銭付近まで下落した後、引けでは114円65銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=114円50銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年11月1日10月31日の外国為替相場では、円全面安。ロンドン時間に入ってから円は主要通貨に対して売り優勢の展開となり、ドル・円は115円50銭台手前まで上昇。その後、FOMCを前に調整が続いたが、政策金利が4.50%に引き下げられたことを受けて114円80銭程度まで急落。もっとも、米国株が大幅に上昇したことやFOMCの声明にてインフレと成長リスクが均衡であると述べられたこと等を背景に再び上昇に転じ、ほぼ高値引けの形で取引を終えた。一方、ユーロ・ドルはこの日も堅調に推移し、史上最高値を更新。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=115円39銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年10月31日10月30日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。ロンドン時間に入ってから円売り基調が強まる中、この日発表された米・10月消費者信頼感指数が2005年10月以来の最低水準に落ち込む結果になったことを受けて、ドル・円は114円60銭近辺まで下落。その後一旦は115円付近まで上昇したものの、米・株式市場が引けにかけて下げ幅を拡大させたことに伴い、ニューヨーク時間引けでは114円65銭前後へと弱含んで取引を終了した。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=114円75銭程度での推移となっている。
概況/為替市場2007年10月30日10月29日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。欧州主要株式市場が寄り付きから堅調となったことを受けて、ロンドン時間にドル・円は114円90銭付近まで上昇。その後も米・株式市場が買い優勢での推移となったことを背景に114円60銭付近では底堅く推移したものの、FOMCを控えて様子見姿勢も強まり、ニューヨーク時間引けでは114円65銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円68銭程度での推移となっている。