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概況/為替市場2007年10月29日

10月26日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。株式市場の好調な動きを背景に東京時間の朝方からドル買い・円売り基調で推移し、114円50銭台まで上昇。その後しばらく膠着状態が続いたが、この日発表された米10月ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が市場予想を下回ったことを契機にドル売りに転じた。ただ、114円ちょうど付近では底堅く、ニューヨーク時間の引けにかけては株式市場の堅調さを背景に指標発表前の水準まで持ち直して取引を終えた。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=114円19銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月26日

10月25日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。欧州主要株式市場が反発したことを受けて、ロンドン時間にドル・円は一時114円60銭手前まで上昇。しかし、その後は米・9月耐久財受注が予想外に減少し、保険大手のAIGがサプライム関連で数十億ドルの評価損を計上するとの観測が高まったことを背景にリスク回避の動きから113円77銭まで下落したが、ニューヨーク時間引けにかけては持ち直して114円20銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時27分現在は、1ドル=113円98銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月25日

10月24日の外国為替相場では、ドル・円が反落。東京時間の朝方から円の買戻しが優位となり、ドル・円及びクロス円はジリ安基調で推移。ドル・円は114円台前半で下げ渋っていたが、メリルリンチ証券のサブプライムローンに絡む評価損が予想を上回ったことに加え、米9月中古住宅販売件数も市場予想よりも悪化していたことからドル売りが加速し、一時113円80銭付近まで急落。ニューヨーク時間の引けにかけては幾分持ち直したが、終始軟調な展開で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円04銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月24日

10月23日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。米・株式市場が寄り付きから堅調な推移となったことを受けて、ドル・円は一時115円03銭まで上昇。その後は、ウォルマートストアーズが設備投資計画の削減を発表したことを契機にNYダウが前日比マイナス圏へと沈んだことに伴い、一旦は114円45銭付近まで調整したものの、株式市場が再度持ち直したことでニューヨーク時間引けでは114円75銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=114円93銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月23日

10月22日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。欧州主要株式市場が続落する展開となったことに伴い、ロンドン時間にドル・円は一時113円50銭近辺まで下落。しかしその後は売り優勢でのスタートとなった米・株式市場が上昇に転じたことでリスク回避の動きが一服。ニューヨーク時間引けではこの日の高値圏となる114円60銭付近まで上昇して取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円60銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月22日

10月19日の外国為替相場では、大幅続落。東京時間の朝方から円を買い戻す動きが優勢となり、ドル・円は一時115円を割り込む軟調な推移が続いたが、ロンドン時間に入ってからはポジション調整等で一旦115円台半ばまで反発。もっとも、NYダウの下げ幅が300ドルを超えた他、G7を控えていたことから、再びリスク回避の動きが強まり、結局ドル・円はほぼ安値引けの形で取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=113円71銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月19日

10月18日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入ってから円買い・ドル売りの動きが強まる中、この日発表された米・週間新規失業保険申請件数が予想を上回る増加となったことを受けた雇用減速懸念の高まりから、ドル・円は一時115円20銭台まで下落。その後は米・株式市場が下げ幅を縮小したことに伴いドルは幾分買い戻されたものの、ニューヨーク時間引けでは115円60銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=115円49銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月18日

10月17日の外国為替相場では、ドル・円が続落。東京時間の朝方から主要通貨に対し円を買い戻す動きが優勢で円全面高となったが、ロンドン時間に入ってからは反発し、ドル・円は117円20銭手前まで上昇。ただ、その後は米国株の下げ幅拡大等を背景に再び円買いに転じ、ドル・円はこの日の安値圏まで下落して取引を終えた。なお、この日発表された米9月住宅着工件数は予想を大幅に下回る結果となったが、市場での反応は限定的となった模様。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=116円51銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月17日

10月16日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入ってからポジション調整による円買いの動きが強まり、ドル・円は一時116円45銭付近まで急落。その後に一旦は117円台を回復したものの、米株式市場が寄り付きから売り優勢での推移となったことに伴い、円キャリートレードを解消する動きが強まる展開に。また、この日発表された米・8月対米証券投資が過去最大の売り越し額となり、外国資本のドル離れが鮮明となったこともドル売り材料となった模様。ニューヨーク時間引け直前にはやや持ち直したものの、116円90銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時26分現在は、1ドル=116円99銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月16日

10月15日の外国為替相場では、ドル・円が下落。ロンドン時間に入ってから円売り基調となる中、この日発表された米・10月ニューヨーク連銀製造業景気指数が2004年7月以来の高水準となったことを受けて、ドル・円は一時117円95銭まで上昇。しかし、その後は米シティグループの大幅な減益決算を背景に信用収縮懸念が再燃したことによって、117円10銭付近まで急落。ニューヨーク時間引けにはやや持ち直したものの、117円40銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=117円43銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月15日

10月12日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京時間の引けにかけてドル・円はジリ安基調が続き、その後はドル買い・円売りが優勢となる中、米9月小売売上高が市場予想を上回ったことから117円70銭台手前まで上昇。ニューヨーク時間の引けにかけては米国株の伸び悩み等も影響し、やや上値の重い展開となったものの、ほぼこの日の高値圏で取引を終えた。一方、クロス円も概ね堅調に推移し、ユーロ円は4日続伸となった模様。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=117円51銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月12日

10月11日の外国為替相場では、ドル・円が小幅上昇。ロンドン時間に入ってから円売り基調が強まり、ドル・円は一時117円80銭付近まで上昇。しかし、その後は寄り付きから堅調に推移していた米・株式市場が下落に転じたことを受けて117円付近まで円が買い戻される展開に。ニューヨーク時間引けにかけてはやや持ち直して117円30銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=117円35銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月11日

10月10日の外国為替相場では、ドル・円が小幅高。東京時間の引け間際から円売り基調が強まり、ドル・円は117円50銭付近まで上昇。ニューヨーク時間に入ってからは米国株安などを背景に反落し、一時117円台を割り込む場面も見られたが、その後引けにかけては幾分持ち直して取引を終えた。なお、この日発表された米8月卸売在庫は事前予想を下回る結果となったが反応は限定的だった模様。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=117円15銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月10日

10月9日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。国際通貨基金(IMF)が08年の米経済成長予想を下方修正したことを受けて、ドル・円は一時116円80銭付近まで下落。しかし、その後はこの日公開された米FOMC議事録にて、米経済が失速するとの懸念を強める可能性のある文言を避けたことが示されたことでドルは買い戻される展開に。ニューヨーク時間引けでは117円15銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=117円20銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月9日

10月8日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。東京市場、ニューヨーク市場が共に祝日のために閑散取引となる中、米国景気の減速懸念が後退したことでドル・円は一時117円60銭付近まで上昇。また、国際通貨基金(IMF)のラト専務理事が「ドルは貿易加重平均で見て過小評価されている」と発言したこともドル買いの支援材料となった模様。その後は一旦117円20銭近辺まで調整したものの、ニューヨーク時間引けでは117円40銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=117円38銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月5日

10月4日の外国為替相場では、ドル・円が小幅下落。欧州中央銀行が政策金利の据え置きを決定した中、トリシェECB総裁が欧州景気の下振れリスクについて言及しドル買い・ユーロ売りとなったことで、ロンドン時間にドル・円も一時連れ高で推移。しかし、その後は米・8月製造業受注が予想を上回る下落幅となったことで軟化し、116円28銭まで下落。その後はやや持ち直したものの、ニューヨーク時間引けでは116円45銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=116円44銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月4日

10月3日の外国為替相場では、ドル・円が大幅上昇。東京時間の引け間際にドル・円は急伸し、9月20日以来の116円台に乗せ、その後も強含みで推移。ニューヨーク時間に入ってからはクロス円においても円安の流れが一段と強まり、ドル・円は結局116円80銭手前まで上げ幅を拡大して取引を終えた。なお、この日発表された9月ADP全米雇用報告は市場予想通りの結果に留まり、ISM非製造業景気指数も過去6ヶ月で最低の結果となったものの、反応は限定的だった模様。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=116円60銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月3日

10月2日の外国為替相場では、ドル・円がほぼ変わらず。東京時間に115円30銭付近まで下落したドル・円は、その後に買い戻されて一時は116円付近まで上昇。しかし、この日発表された米・8月中古住宅販売成約指数が2001年に統計開始して以来の最低水準となったことからニューヨーク時間には上値の重い展開となり、115円75銭前後で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=115円68銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月2日

10月1日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間に入ってから円売り・ドル買いとなる中、米・株式市場が堅調な推移となったことでリスク回避の動きが後退し、ドル・円は一時116円07銭まで上昇。また、グリーンスパン前FRB議長が信用収縮は最悪期を脱したとの見方を示したこともドル買いの支援材料となった模様。その後は米・9月ISM製造業景気指数が事前予想を下回ったことでやや軟化したものの、ニューヨーク時間引けでは115円75銭付近で取引を終了した。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=115円81銭程度での推移となっている。

概況/為替市場2007年10月1日

9月28日の外国為替相場では、ドル・円が大幅安。東京時間の午後にかけてドル・円は急落し、一時115円を割り込む展開となったが、その後は徐々に持ち直す。ただ、115円台半ばでは上値が重く、ニューヨーク時間に入ってからは米国の利下げ観測の高まり等を背景に再びドル売り・円買い基調が強まり、引けにかけては114円80銭付近の安値圏で推移し取引を終えた。一方、ユーロ・ドルは大幅に上昇し、この日も史上最高値を更新する堅調な展開。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=114円86銭程度での推移となっている。