“今年は猛暑”、と毎年言われているような気がしますが、それでもこの夏はやはり暑い。TVでも連日猛暑であるとのニュースが流れ、熱中症に気を付けて下さいとの注意喚起が毎日のようになされています。

そんな中、私が気に入っている猛暑対策グッズが、小林製薬の「シャツクール冷感ストロング」。衣類にシュッとスプレーするだけで衣類をひんやりコーディング。猛暑の中で外出しなければいけないときに大変重宝しています。仕組みは、「シャツクール」を吹き付けると薬剤が衣類に付着し、汗をかくたびに冷感成分が汗の水分に溶け出して肌に伝わり、それでひんやり感を感じることができる、ということだそうで、天気予報で猛暑が予想される日には出かける前に洋服にスプレーして外出するようになりました。一度吹き付けると2時間は持続するので、オフィスに付くまでの間は充分効果がありますし、メントールのさわやかな香りがさらに涼しさを増してくれているように感じられます。

ユニークな商品を次々とマーケットに出している小林製薬。第1四半期の決算も営業利益が前年同期比34%増と好調で、猛暑でも暑さに負けない勢いのある会社として注目しています。

【編集委員Zのコメント】
インバウンド(訪日観光客)需要の物色テーマはやや後退し始めていますが、ここまで中国からの訪日客による「爆買い」は今年の流行語大賞の筆頭でしょう。その中国のウェブサイトで紹介された「日本で買わなければならない12の神薬」として「熱さまシート」など小林製薬(4967)の商品は5つもリストアップされていました。株価は1万円大台乗せから一服商状です。ここからの上昇には新規の材料が必要でしょう。


[本紙8月17日付1面]