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コラム竹中三佳の株Catch one´s eye2015年8月28日

☆竹中三佳の株Catch one’s eye Part.103 セブンプレミアム

夏風邪が驚くほど長引き、いよいよ食事を作っていられない状況に。ネットスーパーの利用も考えたのですが、高熱でもうろうとしている中、パソコンを操作する気になれず、取りあえず冷えピタをおでこに貼ったまま家からすぐのセブンイレブンへ向かいました。

ポカリスエットやウィダーインゼリー、お粥などを買い込み、お弁当のコーナーへ。普段ならおいしそうに映るカレーや担々麺などを見てもさすがに食欲が沸かず、「もう少しあっさりとしたものはないかな…」と見ると、すぐ隣の棚にセブンプレミアム(プライベートブランド)のパウチ惣菜が並んでいました。

「だし香る茶碗蒸し」や「切れてる厚焼き玉子」「うの花」など身体に優しそうなラインアップ、手に取った商品はレンジなどにかけなくてもそのまま食べることができるとの説明に、数種類を購入してみました。

通常のお弁当より賞味期限が長く、内容量もちょうど食べ切りサイズなので、少し調子が良くなると食べる、という使い方をすることができ、味もおいしく、値段も手ごろで、手間もかからないので風邪の終盤には大変お世話になりました。今回のようなケースはもちろん、高齢の方や、おかずにもう一品という時など、さまざまなシーンで利用されているのだろうな、と感じました。

新商品の開発を推進するとともに既存商品のリニューアルを計画的に 実施することで、品質の向上と新しい価値の提案を図り、第1四半期における「セブンプレミアム」の売り上げは2,370億円(前年同期比22・2%増)、年間計画1兆円に対して順調に推移していると発表されたセブンプレミアムシリーズ。今後の商品展開に期待しています。

【編集委員Zのコメント】
セブン&アイホールディングス(3382)の株価は「中国元」の基準値が最初に引き下げられた8月11日の終値5,806円から約10%下げた位置にあります。一時は5,000円割れを見ましたが、意外に戻りは鈍いです。天候要因が気になるところですが、まだリバウンドがありそうです。

[本紙8月31日付1面]

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