仕事柄、ホテルや旅館などを利用する機会の多い私。そんな旅先でのひそかな楽しみが、宿泊先に備え付けてあるポストカードや便せんに手紙を書き、近くのポストに投函(とうかん)すること。現地の消印と共に、旅先での思い出を仲の良い友人や家族に送っています。
先日、そんな私からのはがきを受け取った友人から、ピッタリのサービスがあると、セブン―イレブンの「はがきプリント」サービスを教えてもらいました。

以前、シャープ(6753)がコンビニで展開する「マルチコピー機がすごい」とここでも書いたのですが、今回のサービスは、現時点でセブン―イレブンの富士ゼロックス製マルチコピー機のみで行えるそうで、手順はとても簡単。コピー機の画面の指示に従い、メディアを挿入するか、赤外線通信やWi―Fiでデータを送信するだけ。あっという間にお気に入りの画像がはがきになってプリントアウトされます。

価格もモノクロ出力は20円、カラー出力は60円とお財布に優しい設定。旅先でスマートフォン撮影した思い出の写真をその場ではがきにして送る、またひとつ旅の楽しみが増えました。

セブン―イレブンでは昨年4月よりマルチコピー機の全面刷新を開始。Wi―Fi接続機能を搭載したり、写真のより自然な発色・色合いを実現させるべく富士フイルム製の写真専用プリンターを搭載したりと、2000年の設置以来、顧客のニーズの変化に合わせサービスを拡充してきました。今後はどんな便利な機能を搭載して進化していくのか注目しています。

【編集記者Yのコメント】
セブン&アイ・ホールディングス(3382)は4月、セブン―イレブンを立ち上げた鈴木敏文会長の退任に揺れ、4,168円との年初来安値に沈みました。一方で直後に買い戻されるなど、株価の面では底堅さが印象付けられました。同社は内需株であり、足元で大きく上下する為替の変動を受けづらい点も投資家にとっては大きな魅力といえそうです。



[本紙5月16日付1面]