最後の夏日が去り、コートを羽織る人やブーツを履く人など、街中のファッションも秋冬本番に突入。私もアウターの衣替えと同時に、インナーウエアの衣替えを行いました。

締め付けや圧迫感がないのにしっかりと胸元をサポートしてくれるので、ユニクロのブラトップ(内側にブラジャーの機能が付いているインナー)を年中愛用している私。春夏はさらりとした質感の「エアリズム」シリーズのブラトップキャミソールを、秋冬になると、暖かい「ヒートテック」シリーズのブラトップTシャツを着用。毎年改良が重ねられる上にカラー展開も異なるので、季節の変わり目ごとに購入しています。

友人にも愛用者が多いのですが、ブラジャーの上からブラトップを着用して大胆なバストメイクをしたり、袖を好みの長さにカットしたりと、発売から9年ともなると皆、シーンや洋服に合わせて工夫を凝らしています。私も、Vネックなど襟ぐりの深い服を着る際、ブラトップが見えてしまうのが嫌で首回りに切り込みを入れて着用しているのですが、できたら商品としてVネックのブラトップが発売されないかなと、期待をしています。

ユニクロを展開するファーストリテイリング(9983)は、前8月期の当期利益が56.3%減の480億円で着地。2度にわたる値上げや、暖冬、円高、中国の景気減速などを受けて、2020年の売上高目標を5兆円から3兆円へと大幅に引き下げました。

ネガティブなニュースが続く中、「アパレル業界で世界ナンバーワン」になるべく今後どのような経営戦略を進めていくのか、Vネックのブラトップ登場の可能性とともに注目しています。

【編集記者Yのコメント】
7月に通期予想を大幅減額したものの、株価は直後に急反発。直近3カ月(3―5月)だけを切り出せば増益に転じていたことが理由で、同社については「軌道修正」後のさらなる業績改善を期待する投資家が多いようです。株価は7月安値2万5,303円から、足元では3万6,000円あたりにまで回復しています。


[本紙10月31日付14面]