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速報・市況速報・市況2019年1月15日

☆[概況/前引け] 売り一巡後に切り返し、じり高

前引けの日経平均は20,544.64円の184.94円高、TOPIXは1,541.90ポイントの12.17ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,520、値下がり銘柄数は541。出来高は6億3,531万株、売買代金は1兆1,323億円。
中国の12月の輸出入が減少したため、世界景気の減速懸念から前日の米国株が続落となり、連休明けの東証は反落して始まったが、売り一巡後に持ち直した。東証1部の騰落レシオが先週末で69%台と売られ過ぎを示していたことや、本日の上海株がもみ合いとなり動揺していないことも支援材料となり、日経平均はじり高となった。
任天堂(7974)は、米金融専門誌「バロンズ」が米アップルは任天堂を買うべきという記事を掲載したことが注目され賑わった。
日立(6501)は英原発事業の中断で、オリンパス(7733)は物言う株主を経営陣に迎えることが引き続き注目され、大幅続伸となった。
中国の景気対策期待により、資生堂(4911)コマツ(6301)安川電機(6506)などが高い。
ベイカレント(6532)トレジャーファクトリー(3093)は自社株買いを発表し急騰した。
反面、ソフトバンクグループ(9984)ファーストリテイリング(9983)が売られ、関西電力(9503)など電力ガス株とSFOODS(2292)など食品株が安い。
業種別上昇率上位は精密、その他製品、証券、電機、ガラス土石で、下落は電力ガス、鉱業、食品。

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